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サッカー観戦の記録

2018年シーズン開幕! 第1節 セレッソ大阪戦

もう書くことは無いだろうと思っていたブログですが、
このところの文章力低下を懸念し書いてみようと思った次第です。


惜しくも1−1のドローで終わってしまいました。
個人的にはあと少し耐えられれば勝てたかも?と思っています。


2018年シーズン開幕!
となりましてウキウキ気分なんですが、ホームゲームはリーグ戦の第3節鳥栖戦まで無い!
新しい監督を迎えての試合を早く見たいのに3節まで我慢は耐えられず、
大阪まで日帰りで行ってきましたよ。


セレッソとの昨年の戦績はというと、
ルヴァンカップ グループステージBグループ 第1節 3/15(水) C大阪 2-0 横浜FM
・J1 第5節 4/01(土) C大阪 2-0 横浜FM
・J1 第32節 11/18(土) 横浜FM 1-4 C大阪
天皇杯 決勝 1/1(月)C大阪 2-1 横浜FM
と4戦全敗…(涙)
すっかり苦手な相手になってしまいました。


でも、監督も代わり、戦術も変われば何か起こるかも!
という希望を抱きつつスタジアムに向かいました。

その前週に行われたFC東京とのプレシーズンマッチでの様子を見ていたら
新しい戦術での完成度はおそらくまだまだ完璧とは言えず、
下手すると大失点もありえるかもなという正直不安もありました。


いざキックオフ。
プレシーズンマッチではまだ自信なさげにも見えたプレーも
1週間でこんなにも変わるのか!と思うほど。
セレッソに絶対に勝つんだという気持ちが溢れ出ていました。
(いや、見ている位置がプレシーズンマッチではバックスタンド側から
セレッソ戦はゴール裏からと見ている景色が違うせいも大いにあるかもしれませんが。)


確かに今までのマリノスの戦い方とは違います。
戦術面に関してはまったくわからない素人目でも見ていて気づいたのは、
・GKの位置が高め。かつ、キャッチに頼らず足元をつかったプレーが多いこと
・ディフェンスラインが(たぶん)過去最高に高め。センターラインのあたりにいることが多かったかも。
・両SBがサイドライン沿いではなく、中に入っていくことが多い
(山中選手が横幅ど真ん中にいることがあったぐらいですから。)
・判断が早くなったのかパス回しがスムーズに
セカンドボールがたくさん拾えるようになった
セレッソが次々とオフサイドになる

 


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↑これマリノスコーナーキックの時です。飯倉の位置高くないですか?


同じシティ・フットボール・グループのマンチェスター・シティが採用している
戦術を踏襲しているらしいです。

2011年ぐらいからマンチェスター・シティの試合をテレビ等で見始めましたが
戦術語れるほどではないので、どうやらそうらしいというということだけは
理解しました。


ちなみに天野選手がマンチェスター・シティでいうところのダビド・シルバ選手を
プレーモデルにするようにと言われているようですが、

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参考:横浜FM天野純が追いかける中村俊輔の背中。下部組織出身のMFが「勝利を喜べない」理由
https://www.footballchannel.jp/2017/04/10/post206090/

常に変化「求められる選手に」 横浜M・天野純(下)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26302430Q8A130C1US0000/
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ちなみにもし他の選手をシティの選手に置き換えるならこんな感じなのだろうか…
と妄想してみました。まったく自信ありませんが。
(あくまでポジション的に似ているというだけで、プレーモデルになっているかはわかりませんが…)


・飯倉→エデルソン
・松原→ウォーカー
・中澤→ストーンズ?いや、ボンバーはボンバーだと思う
・ミロシュ→オタメンディ
・山中→デルフ
・喜田→フェルナンジーニョ
・中町→うーん、誰?
・天野→(シルバ+デ・ブライネ)÷2
・遠藤→スターリング?ザネ?
・ユン→スターリング?ザネ?
・ウーゴ→アグエロ
(敬称略)

という妄想から、試合中松原選手に
「あなたはマリノスカイル・ウォーカーになるのよ」
と思いながら見てましたけどもね。


話を試合の話に戻ると、前半は見慣れないプレーの連続で
ヒヤヒヤ、ドキドキしながらも、こんな動きするんだと観察したり。
目に見えてわかるほど新しいチャレンジに取り組んでて。

事前に予習していたポジショナルプレーというのはまだ理解しきれていませんが、
サイドバックというのはこういうものなのかというのを実感できました。

中澤選手なんて、普段ならもっと下がった位置でプレーしたいと思いますが
それをぐっとこらえて新しい戦術に取り組もうとする姿勢、尊敬しています。

山中選手のゴールはその新しいチャレンジの成果が早くも実を結んだ
と言っても過言ではないかもしれません。

 

普段試合を見ていて、試合中のコミュニケーションをあまりしないのかなと
思っていました。(見落としているだけかもしれませんがね。)
こういうボールがほしい、こういうふうに守ろうといった
試合中の修正をするためのコミュニケーションです。

それが、ユン選手が昨日の前半(←たしか)で天野選手からのパスが合わなかったとき、
両手を広げてピッチをなぞるように「こういうコースでボールがほしかったんだ」
と訴えていたシーンを目にしました。
その後、天野選手に親指を立てて合図を送っていたので、
「でも、今の良かったよ」と勝手に解釈していますが、
こういうシーンがどんどん増えるといいなと思ったものです。


後半になると見慣れたのか、そういうものだと受け入れたのか
ドキドキ感より新しいことにチャレンジして頑張っているという
ワクワク感が高まってきて、見ていてとても楽しかったです。

でも、この戦術きっと頭も体も疲れると思うんですよね。
まだ体に染み込むほど慣れていないせいもあるんでしょうが。
疲れが見え始めた頃からセレッソが攻め込む時間が増えてきた印象でした。

そして、86分に追いつかれてしまい、ドローで試合終了。

戦術に慣れ、ゲーム体力もついてきた頃には!と想像すると楽しいですよね。

最初にも触れましたが昨年全敗の相手にアウェイでドローで
終えられたことはとてもポジティブに考えています。
すごいよ!

 


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2018年1月17日に始動してから1ヶ月ちょっと。
まだ1ヶ月なんですよ。
それなのにこんなにワクワクするプレーの連続なのかと
思えるほどの変貌ぶり。

こんな変化の過程を今後見ていくことができるのかと思うと
楽しみでしかありません。

引き分けの試合を早く見直したいなんて思ったのは今まで無かったかも。

まだ第1節が終わったばかりですが、次の試合が楽しみで仕方ありません。

あ。最後に。
マリノスのサッカー、マンチェスター・シティのサッカーを理解したい
という方におすすめなのが「月刊フットボリスタ第54号」
https://www.footballista.jp/magazine/42074
今後おそらく何度か耳にすることになるであろう用語の解説が満載なので
一読をおすすめします。(私もこれで予習しました。)