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サッカー観戦の記録

2019年 ルヴァンカップ グループステージ 第2節 湘南ベルマーレ

2019年ルヴァンカップ グループステージ第2節 湘南ベルマーレ横浜F・マリノス
2019年3月13日(水)
Shonan BMW スタジアム平塚 19:03キックオフ
天気:晴れ
主審:東城穣

湘南ベルマーレ 2-0 横浜F・マリノス
マリノス得点者:
警告:遠藤渓太(累積1枚)


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昨日昼間は暖かかったのに、夜になって凍えるほどの寒さの中観戦してきました。昨年のルヴァンカップ決勝の相手、湘南ベルマーレ。メンバーこそ変わってはおりますが、湘南には勝ちたいと思っていた選手もいたことでしょう。

 

普段ならDAZNなりスカパーで試合を見直してからブログを書くのですが、この試合については見直す時間が無かったので、スタジアムで見たまま感じたまま書いてみようと思います。

 

スタメンは


山田、栗原、ドゥシャン、イッペイ
扇原
大津、三好
遠藤、李、山谷

 

山谷選手プロデビューとなりました!山谷選手がドリブルが得意というのは知っておりましたが、レフティーだということは昨日の朝知りました。
また控えにはユース所属で二種登録の池田航選手とブランウンノア賢信選手がメンバー入り。けが人がいたり、リーグ戦メンバーを休ませるためにやってきたメンバー入りだったのでしょうが、良い経験になったのではないでしょうか。

 

本来のポジションとは異なるメンバー

イッペイ選手、山田選手の両SB。本来ならばイッペイ選手はWG(ウイング)のポジション、山田選手はIH(インサイドハーフ)のポジションですがこの試合ではサイドバックを務めることに。湘南の選手たちがボールを持つと逆サイドのマリノスサイドバック裏にボールを入れてくるので、とくにこの二人には負担も大きく、難しかったことと思います。
ですが、松原選手・高野選手の負傷、ティーラトン選手への負荷を考えるとしばらくはサイドバックでの起用が増えるかもしれないので、頑張ってほしいです。

 

この試合で気になった点

この試合でいくつか気になる点がありました。
1,ボールを受けるためのポジションチェンジが少ない
ある選手がボールを持った時に、ここにもパスを出せるよ!といった選択肢を与える動き出しが少なかったと思います。そのため、スムーズにパスが繋がらないといったことになりました。

 

2,ボールを受けてもなかなか前を向けない
カラダノムキが悪いのかわかりませんが、ボールを受けてもなかなか前を向けないシーンがありましたね。

 

3,パスが微妙にズレる
ちょっとずつズレるので、次のパスを出すためのテンポが乱れるというか…。ポゼッションサッカーでパスがうまく繋がらないのは致命傷になりかねません。

 

4,扇原選手にピッタリと指宿選手が張り付くことでGKの朴選手からのビルドアップが困難に
この試合、湘南の指宿選手が扇原選手にピタッと張り付いていたため、GK朴選手からのボールの出し先を封じ込まれてしまいました。残念ながら私はそのシーンを見逃してしまったのですが、出し先に困った朴選手が大津選手を呼び、そこに速いライナー性のボールを出したというシーンがあったそうです。

 

5,CBからの縦へのパスが難しい。
守備に関しては信頼のおける両CB。ただビルドアップのための縦へのパスというのが課題。それでも何度か試みる姿があり、ドゥシャン選手は徐々に相手選手からのプレッシャーがかかる中でもパスが出せるようになってきたりしていましたよ。

 

6,守備への切り替えが遅い
相手選手にボールを奪われたタイミングですぐに切り替えられるとベストなのですが、切り替えが遅くスルスルっと運ばれるというのは気になりました。
ですが、そこは今後につなげる課題ということで。

 

違いを見せる二人の選手

72分には次のリーグ戦に向けてでしょうか三好選手に替わって喜田選手が、82分には山谷選手に替わって畠中選手が入ったのですが、この二人の選手は入ってすぐに「すごい!」と驚きを感じました。
喜田選手はボールを受けたらターンをして前を向くのがなめらかだったり、畠中選手はあんなに両CBが苦戦していた縦へのパスをいとも簡単にスーッと出したり。ただただ関心しました。

 

この日の推し選手は

私が推してる遠藤選手と山田選手ですが、
·遠藤選手:
前半終了間際のシュート、ポストに阻まれてしまいましたが惜しかったですね。後半もオーバーヘッドでのシュートを試みましたが相手選手にぶつかり失敗。それでイエローカードをもらってしまいましたが。
ボールを受けるための動き出し、ボールを持ってからの判断と課題はありますがこれは伸びしろです!まだまだ伸びます。

 

·山田選手:
この日も不慣れな右サイドバックでプレー。守備に追われることが多く大変だったと思います。ただ、試合終盤に前掛かりになったあたりから持ち味を出し始めて来ていたので、やはりIHの方が適正なのかもしれませんね。

 

まとめ

前半は慎重に入りすぎたのかなと思います。後半のようなアグレッシブさが前半から出せると良いのですが。あと、選手みんながうまく自分の持ち味を発揮できるようにすり合わせをしてほしいなと思いました。

喜田選手の昨日の試合後のコメントで

「今日は湘南が前からくるのがある程度わかっていた。それに対して、もう少し多くの引き出しをもっていなければいけないと思う。試合が始まってからアタフタするのではなく、同じやり方で崩せなかったとき、2個め、3個めの武器はもっておくべきだと思います」 

と話していましたが、まさにこれ。試合前のすり合わせ、試合中のすり合わせとしていれば持ち味を発揮してもう少しできていたかもしれません。自主的にこれが全員でできると良いですね。
これも伸びしろです!!!

 

この試合のがんばったで賞

山谷選手です!

 

(理由)
この日はプロデビューということで緊張するかな?と思いましたが、意外と堂々としていて、得意とするドリブルでの突破を見せるなどとても良かったと思います。
時折、相手選手のデュエルに負けて飛ばされかけてるシーンがありましたが、今後慣れてくればと思うと期待大です!楽しみですね。