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サッカー観戦の記録

2019 J1 第7節 横浜F・マリノス ー 名古屋グランパス

2019年J1第7節 横浜F・マリノス名古屋グランパス
2019年4月13日(土)
日産スタジアム 19:03キックオフ
天気:晴れ
主審:山本 雄大

横浜F・マリノス 1-1 名古屋グランパス
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(20分)
警告:遠藤渓太(累積1枚)、三好康児(累積1枚)

 

 

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水曜日の三ツ沢ほどの寒さではないものの、風が吹き意外と寒かった中での観戦。前節の快勝を良い流れでつなげることができるかという状況で名古屋との一戦を迎えることになりました。

スタメン

松原、チアゴ、畠中、広瀬

喜田

三好、天野

仲川、マルコス、遠藤

 

エジガル選手が全治4週間の肉離れによりマルコス選手がワントップの位置に、普段のマルコス選手の位置に遠藤選手が入りました。遠藤選手はこの試合今年のリーグ戦初スタメンです。

 

試合の振り返り

マリノスのビルドアップ

名古屋はマリノスのビルドアップの際にボールを持つ選手やその近くにいるボールの出し先となりうる選手に前からプレスをかけてくるため、ビルドアップに苦戦していました。近場につなぐだけでなく、もう少し広い視野を持って前方に飛ばすとかの工夫があっても良かったと思いました。

ただ、後半からでしょうか、徐々に1列飛ばしたパスを出したりするようになりましたね。

気になったのは喜田選手がチアゴ選手・畠中選手の間に入ることが多かったり、天野選手がアンカーの位置まで下がってきたり。ただ、後半天野選手はあまり下がってこず、今度はサイドに流れることが多かったんですよねぇ。天野選手はどういう意図でプレーしていたのか…。

マリノスのこの日のセットプレー

普段はFKもCKもマルコス選手が蹴りたがる仕草を見せるも天野選手があまり譲らずに自分で蹴ることが多かったのですが、この試合はあっさりとマルコス選手に譲ったりすることが多く、いつもと違う点が不思議でした。

マリノスの得点シーン

名古屋は前後コンパクトにすることで距離感を保ち、マリノスからボールを奪えばあっという間にゴール前に迫ってくるため、かなり攻め込まれる状況。(この試合ずっとそんな感じでしたが。)

ですが、マルコス選手のゴールシーン。あのときは朴選手が好セーブを見せた直後、畠中選手がボールを受けに下りてきた三好選手にパス→ターンのあとショートドリブル→仲川選手のスピードを落とさせないスピードのあるパス→仲川選手がドリブル→マルコス選手にパス→マルコス選手右足でゴール!一気に相手陣内に攻め込んだ素晴らしい流れでしたね。

交代後の意図は?

遠藤選手に替わって扇原選手が出場。おそらくIHの位置に扇原選手が入り、遠藤選手がいたサイドの位置に三好選手が移ってというポジションだったと思うのですが、イッペイ選手がいたのになぜ扇原選手だったのか、監督の意図はわからず…。個人的には攻め込まれていたこともあって守備強化の意味合いもあったのかなと思いました。

 

首振りは裏切らない!

浦和戦後にNumberに立て続けに喜田選手についての記事が2本出ました。

number.bunshun.jp

number.bunshun.jp

この記事に書かれている通り、喜田選手は1試合に何回首を振るんだと思うほど、何回も首を振っては味方の位置、相手の位置を確認し攻撃や守備に活かしています。この試合でも何度も首を振っては味方の位置を確認していました。攻撃時には59分のGK朴選手からのパスを半身の体勢で受けて三好選手にワンタッチでパスを出したシーンや、68分タッチライン沿いにいる広瀬選手からボールを受けスムーズにターンをして短いドリブルの後仲川選手へのスルーパスを出したシーンはとても素晴らしいものでした。そして、75分の相手選手のクロスをゴールポスト付近でブロックしたシーンも首振りで得た情報と危機察知力によっての好プレーでした。試合を重ねるごとに凄みを増している喜田選手。首振りは裏切らないですね!

 

ナイスセーブ連発!

朴選手がリーグ戦スタメン出場してから3試合。決定機をむかえるシーンが少なく、守備のプレーはどんな感じなのだろうと思っていたのですが、この日は何度も朴選手の好プレーに助けられました。名古屋のジョー選手のシュートを左手1本で阻止したり、セットプレーもしっかりとキャッチしてくれるので、とても頼もしかったです。朴選手のおかげで引き分けで終われたと思います。試合中何度「パギさんサンキュー!」と思ったことか。

試合後、名古屋のジョー選手がこうコメントで述べているほどです。

--ジョー選手にもたくさんチャンスがあったが?
決められなかった悔しさはあります。でも、そんなに慌てた気持ちはないです。なぜかというと、自分がゴールを外したのではなく、GKに止められたという感触だからです。2回チャンスがありましたが、GKはすごく良いセーブをしました。でもチームの勝点1に貢献できて満足しています。

 

この日の推し選手は

私が推している遠藤選手ですが、スタメンで出場し81分までプレー。今シーズンリーグ戦初スタメンとあって、ちょっと力が入りすぎてしまったかなという印象でした。ペナルティエリア内で相手選手を倒してしまいPKを与えてしまったり、相手GKと接触して(このシーンは止まれないと思います)相手GKが交代となったり。ただ、徐々にその力みも取れてきたのか後半は徐々にここ数試合での良いパフォーマンスが見えつつあったのですが…。

エジガル選手が戻ってきたらまたスタメンで出られなくなるかもしれない、山谷選手もベンチ入り、椿選手ももうそろそろ戻ってくることでしょう。おそらく焦りと危機感を感じているのかもしれません。なかなか目に見える形での結果が出ていませんが、いつか今ぶつかっているであろう壁を乗り越えてくれると信じて応援するのみです!

もう少し視野を広く見て味方の位置を確認できると良くなるのかなと思っています。

 

まとめ

残念ながら連勝となりませんでしたが、上位の名古屋相手にドローで終えられたことは昨年より成長したのかもしれませんね。また、あんなに攻め込まれたのに1失点で留めたGKやDF陣は大変頑張ったと思います。松原選手も試合終盤にはだいぶ疲労が見えていたくらいだったので、大変な試合だったことでしょう。

この後リーグ戦は札幌(アウェイ)→鹿島(ホーム)→広島(アウェイ)と続き、まさに正念場と言っても良いかもしれません。勝ち続けられるよう、しっかりと応援しましょう!

 

【この試合の頑張ったで賞】

同点ゴールのマルコス選手と言いたいところですが、朴選手にしたいと思います!

(理由)

もうこれは語らずともではないでしょうか。好セーブ連発。自分の席からはセットプレーの混乱が遠くてなかなか見えないのですが、混乱の中から朴選手がボールをキャッチして出てくる姿を見たときには、とてもかっこよかったです。