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サッカー観戦の記録

2019 J1 第9節 横浜F・マリノス ー 鹿島アントラーズ

2019年J1第9節 横浜F・マリノス鹿島アントラーズ
2019年4月28日(日)
日産スタジアム 13:03キックオフ
天気:晴れ
主審:福島 孝一郎

横浜F・マリノス 2-1 鹿島アントラーズ
マリノス得点者:仲川輝人(69分)マルコス・ジュニオール(82分)
警告:マルコス·ジュニオール(累積1枚)

 


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The Classicと銘打たれたオリジナル10、ずっとJ1で過ごしてきた両チームの一戦。お天気にも恵まれ、久しぶりに多くの方がご来場されました。

 

スタメン

広瀬、チアゴ、畠中、和田

喜田

三好、天野

仲川、マルコス、遠藤

 

控え:飯倉、ドゥシャン、松原、ティーラトン、扇原、大津、李

 

和田選手リーグ戦初スタメン!おそらく次節の広島戦は契約の都合出場できないので、スタメン起用してみようというボスの策だったのかなと推測しています。

そして、前節札幌戦ではベンチに入るものの出番がなかった遠藤選手もスタメンとなりました。

何よりも驚いたのが全治3週間と言われていた朴選手が早々と復帰。李選手も腕にギブスを巻きつつも復帰となりました。(ふたりとも復帰が早かったですね)

 

試合の振り返り

  • 第1節は1分、第3節は4分、第7節は8分、第8節は4分と試合開始して早いうちの失点。この日も11分に失点してしまいます。畠中選手からボールを受けた喜田選手。ターンをして持ち上がったところをプレスをかけられボールを奪われてしまい、それからショートカウンターという形から鹿島の左SB安西選手に決められて失点。立ち上がりの失点は課題ですね。しかもこの時に頭をよぎったのは前節の札幌戦。失点し、そこから立て直せないのではないかと不安がよぎります。
  • しかし、がっつり引いて守り、ボールを奪ったらカウンターという形の鹿島相手にフィニッシュこそ決められないものの、ある程度ボールは回せていたせいか、そこまでチームとして凹んでいる感じは見えませんでした。もしかすると、失点のきっかけとなった喜田選手がミスを恐れずその後も堂々とプレーしていたのも要因だったのかもしれませんが。
  • まぁ、とにかく守りが固い鹿島。ピッチの残り3分の1でどう工夫してどうこじ開けるか試行錯誤するも、最後の精度が悪かったりでなかなか決まらない。時間は刻々と過ぎていきます。
  • 前半はボールを持っているというか、持たされているというか。ポゼッション率はかなり高かったと思います。左サイドの連動した攻撃に比べると、右サイドの攻撃が少ないのが気になりました。天野選手の惜しいFKもありましたがこれが決まっていれば…(スパイクが今シーズンからナイキからアディダスに変わったこともありまだ馴染んでいないんですかねぇ)
  • 後半開始早々からゴール前まで迫るも鹿島のGKクォン·スンテ選手に阻まれてしまいます。その後もマリノスは攻めて、攻めて、攻めまくります。相手を動かし続けたためか徐々に鹿島もへばってきましたかね。
  • 69分中央にいた喜田選手から右前方を走る三好選手へ。そして仲川選手とパスが繋がり、ドリブルで縦にではなく中に切り込んでいった仲川選手が思い切り左足を振り抜くとファー側に入りゴール!ようやく鹿島の固い守備をこじ開けることができました。
  • 76分:朴選手のビッグセーブもあり、ピンチを凌ぎます
  • 82分:右サイド広瀬選手がふわっと前方に出したボールは裏抜けしたマルコス選手の元へ。マルコス選手は鹿島の犬飼選手の位置を確認しブロックしながらGKの位置も確認し、ニア側のゴールポストとGKの左脇の間という狭いところを通す見事なシュート!簡単にやっているように見えますが短い時間にたくさんのことを考えこなしている素晴らしいゴールでした。(マンチェスター·シティのアグエロ選手を彷彿とさせるプレーでした)

 

疑問に感じたいくつかのジャッジ

  • 49分:マリノス和田選手のクロスのブロックに入った永木選手の左肘に当たるも主審はスルー。これは避けられないものと判断したのでしょうか。
  • 51分:仲川選手がペナルティエリア内で倒されたシーンはファウルをもらいに行ったと思われたのかPKにはならず。でも、ボールじゃなくて足に行っているように見えるのですが。しかも、この時主審はペナルティースポット(で当ってましたっけ?)のあたりを指さしたんですよね。でも、ゴールキックからスタート。紛らわしい…。DAZNで見直したら実況も思わず「PK!」と叫んでしまうほど。
  • 70分:鹿島の選手の胸だか肩だか腕だかに当たってマリノスの選手はアピールしましたがこちらもハンドなしの判定。肩に当たったという判定だったのでしょうか。DAZNで見てもまた微妙なんですよね。腕にも当たってるようにも見えますが。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手ですがこの日はスタメンフル出場!

序盤からこの試合にかける意気込みがプレーに現れていたと思います。ただ、永木選手相手に仕掛けて突破するというのは苦戦してましたね。あと、畠中選手からロングフィードが来たりするのですがトラップでうまく収めきれなかったり。それでも幅を取り、縦に中にと何度も仕掛けチームの勝利のためにやり続けていたのはとても頑張っていたと思います。継続しつづければ、いずれ目に見える結果となることでしょう。

 

その他とまとめ

  • この日のマリノスコーナーキックでは電車ごっこと言わんばかりに1列に並びます。ゴールに対して垂直に。しかも並び順は必ず前から遠藤選手→畠中選手→広瀬選手→チアゴ選手と並ぶんです。これにはどのような意図があったのか最後までわかりませんでした。(でもちょっとかわいかった)
  • 71分のハンド疑惑のあと猛烈にアピールする他の選手に「切り替えろ!」という雰囲気で呼びかけ、コーナーキックの位置につくとき天野選手はゴール裏を煽ります。あの時それをすぐに察知したゴール裏。応援のボルテージは一気に高まります。必ず勝つぞ!と選手サポーターが一致団結した瞬間に感じました。(そのコーナーキックは得点にはなりませんでしたが)
  • 79分チアゴ選手からドゥシャン選手に交代。前節札幌戦で痛めた足首がさらに悪化したのかなと心配していたのですが、どうやら試合2日前から体調が悪く点滴をしながらの調整だったとか。それでもあれだけのパフォーマンスだったのですからすごいですね。次節は大丈夫でしょうか…?
  • 試合終了間際ボールキープする天野選手の背後から覆いかぶさるように迫るレアンドロ選手に天野選手はイラッとしたのをきっかけにゴタゴタがあったのですが、天野選手が真っ先に冷静になったのかゴタゴタの脇で水を飲んでいたシーンは思わずクスッとしてしまいました。

こうしていろいろありましたが、見事逆転勝利に終わり、平成最後の試合を終えたのでした。朴選手は試合前のコメントで勝ってトリパラを回したいと言っていたので念願叶ってよかったですね。

和田選手のMOM表彰での声高インタビューもインパクトとしては強烈でしたが。

久しぶりに日産スタジアムでみんなの笑顔が見れたことは最高に嬉しかったです。

しかーし!令和元年最初の試合広島戦、ここで勝たなきゃ鹿島戦の勝利も霞んでしまいます。広島にも勝って連勝していきましょう。

(なお広島戦はDAZN観戦になります)

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞はマルコス選手にします!

(理由)

  • 逆転ゴールを決めたこと
  • 逆転ゴールだけでなく足がつって交代となるまで自分の役割をしっかりとこなし、58分ぐらいにDAZNで映っていますがチームを鼓舞して戦ったこと、どれも素晴らしかったと思います。