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サッカー観戦の記録

2019 J1 第22節 鹿島アントラーズ ー 横浜F・マリノス

2019年J1第22節 鹿島アントラーズ横浜F・マリノス
2019年8月10日(土)
カシマサッカースタジアム 18:33キックオフ
天気:晴
主審:小屋 幸栄


鹿島アントラーズ 2-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:仲川輝人(68分)
警告:扇原貴宏(退場)

 

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うだるような暑さが続いている中、迎えた鹿島戦。勝てば4位との勝ち点差が広がる重要な試合。

ただ、自分にとってはまさに鬼門の鹿島。なぜなら過去行った遠征では必ず帰りは頭痛だったり腹痛だったりで体調が悪くなるのです。それでも今年のマリノスはできるかぎり現地で応援したいということで、体調面を心配しながらも行ってきました。

 

スタメン

広瀬、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、扇原

マルコス

仲川、大津、遠藤

 

控え:杉本、ドゥシャン、伊藤、松原、中川、渡辺、三好

 

試合2日前に加入が決まった渡辺選手がいきなりのメンバー入り。そして、松原選手もリーグ戦ではかなり久しぶりのメンバー入りとなりました。

 

ちなみに前節の控え選手は

杉本、ドゥシャン、和田、山田、中川、三好、泉澤

だったのに対して今節の控えメンバーはDF率が高いこと。これはどんな意味があったのでしょうか。

 

試合のふわっと振り返り

(前半)

  • キックオフ早々ティーラトン選手がペナルティエリアのあたりでおそらく斜め前方にいた遠藤選手めがけてパスを出そうとしたのが相手選手にカットというかブロックされてしまい、そのままゴール。試合開始15秒ぐらいの出来事だったと思います。まぁ、ティーラトン選手の前に朴選手がティーラトン選手に出したパスも若干中途半端だったのも気になりましたが。
  • その後立て直しをはかりますが、開始早々の失点は思った以上にメンタルに来たようで、立て直すのにかなり時間がかかっていたようにも見えました。
  • マリノスがボールを持てば鹿島はコンパクトな陣形を保ちつつ、プレスが早はやかったかと。とくにマルコス選手へのマークはきつかったですね。
  • プレスがはやいのでその焦りからなのか、喜田選手から遠藤選手に出したパスがタイミングが合わず繋がらなかったりなど、意思疎通が合わないシーンがちらほら。
  • 朴選手は大分戦あたりから積極的に前に飛び出てきて相手を阻止するやり方に変えてきてますが、そのプレーが仇となったと言いましょうか鹿島の伊藤選手を止めようと前に飛び出したのですが、カットするつもりだったのか、クリアするつもりだったのか曖昧な感じだったのでファウルに。幸いカードをもらうようなことにはなりませんでしたが。これも試合開始早々の失点の影響によるものでしょうか。
  • 前節あまり使えていなかったこの位置(下の図)も左サイドは扇原選手やティーラトン選手が入り、右サイドは広瀬選手や喜田選手が入ったりして使えていたかな。(たぶん)

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  • 20分扇原選手から仲川選手に対角線パスから、仲川選手の内側を走り抜けた広瀬選手にパスが渡り、左サイドから真ん中にダイアゴナルラン(斜めに走ること)してきた遠藤選手に向けてクロスを入れたり。鹿島のプレスに苦戦しながらも時折良い攻撃が見られるようになったのですが、まぁ決まらない。でも、この扇原選手の対角線パス、素晴らしいのでぜひ出場停止が明けて出場した際には続けてくださいね。
  • あとは扇原選手、喜田選手が中途半端なバックパスだったりでピンチになりかけたのをチアゴ選手がスピードを活かしてカバーするたびに「おい、コラ!しっかりやってくれ」と言わんばかりに強く訴えていたのは印象的でした
  • 34分広瀬選手がペナルティエリア外から狭いところを通して真ん中にいる仲川選手が裏に抜けてくるだろうと予想して出したパス。残念ながら繋がりませんでしたが、こういうのがもっとあってもよかったかもしれませんね。(そんな狭いところを通すんだと驚いたものです)

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  • 42分遠藤選手がバックパスだったのか、繋ごうとしたのかわかりませんがペナルティエリア外から中途半端なパスがピンチの起点となり土居選手にシュートを打たれましたが朴選手がナイスセーブ!(本当に助かりました。朴選手ありがとう!)
  • 大津選手はダイナミックな走りが持ち味で、サイドに流れてくることが多いのですが、(それで遠藤選手が出したいところとカブってしまうこともありますが)この試合はさほどサイドまで流れてこず、ペナルティエリア幅で動いていたようにも思いました。たぶんね…
  • こうしてこのまま前半終了

(後半)

  • 後半頭からは交代もありうるのかなと思いましたが、交代無しでスタート。でも、右WGの位置に大津選手、トップの位置に仲川選手がいました。この意図は何だったのか?仲川選手の裏抜けに期待したのでしょうか。
  • 開始早々にFKのチャンスを得た鹿島。ブエノ選手のヘディングはサイドネット。その後のカウンターからティーラトン選手からのクロスに大津選手が飛び込むも合わなかったり。(大津選手に合わせるのは難しいですね。)
  • 鹿島は相変わらずプレスをかけてきてマリノスは大苦戦。押される時間も多く、FKやCK何度あったでしょうか。よく耐えたものです。
  • 54分鹿島のCKから土居選手に決められたかと思いきや、その前の伊藤選手がオフサイドポジションということだったらしくゴールならず。(肝を冷やしましたけどもね。オフサイドでよかった。副審ありがとう!まだマリノスには運がある!と思ったものです。)
  • その後大津選手に代わって三好選手がイン。マルコス選手をトップの位置に変えました。するとだいぶマリノスの攻撃に脅威が増してきます。
  • 追いついてくれと祈るような気持ちで見守っていた頃の68分。遠藤選手の倒れ込みながらのシュートがブエノ選手に当たったボールを仲川選手がヘディングで押し込みシュート!お見事ゴール!

  • ここからもう1本ゴール決めて逆転だ!行ける!とマリノスゴール裏の応援のボルテージが上がってきた!そして、マリノスも勢いが増してきた!
  • しかし77分。扇原選手がこの日2枚目の警告を受け退場に。そこからゲームプランが…
  • 82分:マルコス選手に代わって槙人選手がイン。これは3バックか?いや、5バックか?練習でもやっていないフォーメーションは扇原選手が退場になったことによりボスが急遽編み出した作戦だったのかもしれません。(自分は3バックにして、より攻撃的にすることでもう1点を狙っていくと思っていましたが。)しかし、これが守備のマークが曖昧になってしまったようです。
  • 87分:鹿島の上田選手に決められてしまう
  • 90分:ティーラトン選手に代わって中川選手がイン。もうこの時点で意図がよくわからず。とにかく攻めろーーーー!ってことだったのでしょうか。もう知らん。
  • このまま試合終了…初の連敗

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手、スタメンフル出場

クロスは引っかかるし、ドリブルも引っかかるし。ただ、普段はサイドに張っていることが多いのに、いつのまにか斜めに入ることで中央にいることがあるのですが、こういうシーンが増えるといいなと思います。しかしまぁ、前半にミスから朴選手の好セーブで防げたわけですが、あのプレーはダメですよ。

あと気になるのが。他の選手に対してはより確実なプレーを選択してパスだ、クロスだ、ドリブルだとするのですが、三好選手が入ると三好選手に急に強気なパスを出したりするように見えるのですが気のせいでしょうか。まぁ、阿吽の呼吸でこのぐらいなら三好選手がなんとかしてくれると思って出しているのかもしれません。

そろそろゴール決めないとですよ!

 

まとめ

やはり、鹿島に勝つのは難しいものです。何としても勝たなくてはならなかったのに。試合開始早々の失点、扇原選手の退場。すべて想定外だったと思います。試合を難しくしてしまいましたね。

でも、まだまだここから!ヨコハマエクスプレスの喜田選手のこの言葉を読んだら、信じるしかないですからね。

 さて、問題は次節。チアゴ選手が出場停止から復帰したかと思いきや、今度は次節扇原選手が出場停止。最近攻略されつつあるマルコスシステム続投なのか。続投するなら扇原選手の位置には誰が?山田選手なのか?

それともの以下のような逆三角形にするのか?

遠藤、マルコス、仲川

三好、渡辺(or 中川)

喜田

 

またも難敵のセレッソ戦。セレッソ戦を最後に最終節のFC東京戦まで日産スタジアムでのプレーはラグビーワールドカップのため開催できません。優勝戦線に食い下がるためにもたくさんの方が足を運び、ホームの圧倒的な雰囲気を作りたいものです。

しかしなぁ、鹿島遠征、今回は健康体で帰ってこれたのに…負けたことが悔しい。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は負け試合なので非常に難しいのですが広瀬選手にしたいと思います。(今節ももはや強引な選択)

(理由)

  • もちろん、ゴールを決めた仲川選手もお見事なのですが、テル使い(仲川選手を行ってこーいと走らせるパスを出す選手を勝手に魔法使いならぬ「テル使い」と読んでます)としてパスを出すんですが、そのパス読まれてるよ?というのを出したかと思いきや、先程も挙げた34分のそんなところパス通すの?というプレーだったりと見れば見るほど面白い選手です。あまりにパスコースの選択が読めないので、他の選手もついていけてないことがありますが…。他の選手とは違うものが見えているのでしょうか?守備も頑張ってましたし。今シーズンの中でかなり良いパフォーマンスだったと思いますよ。それだけに勝てなかったのが残念…