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サッカー観戦の記録

2020年 ルヴァンカップ 準決勝 柏レイソル

2020年ルヴァンカップ 準決勝 横浜F・マリノス柏レイソル
2020年10月7日(水)

ニッパツ三ツ沢球技場 19:03キックオフ
天気:雨
主審:家本 政明

 

横浜F・マリノス 0-1 柏レイソル
マリノス得点者:
警告:

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今年は一発勝負となったルヴァンカップ

この試合に勝てば新国立競技場での決勝戦。今年のマリノスにとっては最もタイトルに近い試合です。

 

スタメン

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控え:朴、伊藤、水沼、和田、天野、エジガル、オナイウ

 

ケニー(=松原)・高野が負傷ということで、WBの位置に誰が入るのか、通常のローテーションであれば左に大津さん、右に宏太(=水沼)を起用したはずですが、この試合ではその前の試合の小池&ブンちゃん(=ティーラトン)コンビを連続起用してきました。

 

番記者メルマガには喜田さんが負傷し、この試合に出場できるか微妙とのことでしたが出場できました。

 

ちなみに喜田さんはこのリベロの位置に配置していますが、実際はもう少し前にいてボランチの2人と、槙之輔&チアゴの間ぐらいにいることが多かったと思います。

(フォアリベロって言うらしいよ。最近覚えた)

 

試合の超ざっくり振り返り

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www.youtube.com

 試合後グッタリ疲れて帰宅して風呂に入り、悔しい思いを抱えたまま即寝たので、試合を見直してません。自分の記憶を頼りに書きます。

 

10日前のリーグ戦で対戦し、快勝したマリノス

でも、ルヴァンでは対策してくるよ…と思っていたら。

 

まぁ、柏さん、中央ガッツリ守備固めてきたさ。

こじ開けようと試みるマリノスも大変。真ん中固められるからサイドからね。

でも、そうなったらドリブルで仕掛けてこじ開けられるようなテルも渓太もいないし、クロスばかりになってしまうのですよ。

これがまぁ、タイミングが合わないし、相手GKにキャッチされるし。

そしたら、柏としても守りやすいよね。(これ、神戸戦もそうだったね)

 

しかも、マリノスのWBがエリキにボールを入れるのを見計らったかのように、パスをカット、カット、カット!

とくに、龍太→エリキは何回止められたことか。(カウントしてないけど、そう見えた)

 

あと、エリキと大然がかぶることが多かったかなと。

そのかぶるせいなのか、大然も迷子気味。

マルコスも下がってくることが多かったしね。

 

(大然、龍太とパスのタイミングが合わないことがしばしば…)

 

そんな前半。

 

後半からは何をどうしてそうなったのかわからないけども(←そこが肝心なのに)、アーリークロスが多かった前半と比べたら深くえぐってクロスというのが増えてきた。

 

あと、マルコスも前を向く回数が増えたかな。でも、大然は…依然として迷子気味。

 

タカもハーフスペース(*)頻繁に突っ込んできてはクロス入れてたし。

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(*)ハーフスペース:何度か登場この図。ざっくりいうと上の図の2と4のレーン。

 

でも、得点のにおいはするけども決まらない!

 

同じくクロス一辺倒だった神戸戦と比べたら上手く言えないけど、クロスに行くまでの工程で工夫してこじ開けようとはしていたかなと。主に左サイドはね。(この辺はレビュアーさんに任せます)

 

いやぁ、あとちょっとなんだよ、こじ開けられそうなのに!

 

そんなときに登場。あまじゅん。

(脳内でスター・ウォーズのダースベイダーのテーマが流れたのは内緒だ)

あまじゅんが出てきた時「あ、こりゃ追いつけるかも」と思ったんですよ。

 

狭いところを突っ込んでいくのが大好きあまじゅんですからね。

クロスの入れ方も変わってくるぞ、もしかしたらターンとか使って真ん中からもこじ開けられるかもと思ったわけです。

 

試合後のあまじゅんのコメントにもこうあります。

自分が外から見ていて、クロス、クロスと攻撃が単調になっていました。もうひと手間加えて、ハーフスペースで違いを作ったり、ターンして進入していく工夫をしようと思って入りました。ただ、進入することはできましたが、最後の精度は課題です。ボックス内でもう少し落ち着きを出さないと、あれだけゴール前を固められるとしんどいです。

出典:【公式】横浜FMvs柏の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2020年10月7日):Jリーグ.jp

 

ただ、あまじゅんは左利き。どうしても左側に寄りたがる。

同じ役割をする選手が右サイドにもいれば…。

この時点ではマルコスもいたけど、マルコスも左に寄ることが多かったかな(たぶん)

※後半自分の席からだと、ゴチャっとしていて見づらい場面がいくつかあるんですよ。

 

この試合疑問だったのは交代で入ったオナイウは一体どんな役目だったのか。

クロス対応要員だったのか、果たして…最後までよくわからなかったです。

 

(一瞬、Manchester Cityのデ・ブライネや、シティからレアル・ソシエダに移籍してしまったシルバがいれば…と思ってしまった自分の脳みそ。二人がいれば強固なブロックをこじ開けられたかもしれないのに)

 

結局、シュート20本も打ったのにことごとくブロックされてしまいゴールならず。

 

ルヴァンカップ決勝の舞台に立つことは叶いませんでした。悔しい…!

 

ルヴァンカップは詳細なスタッツが公表されないので数値的な振り返りはしません

 

まとめ

・柏の意図は大谷選手のコメントにある通り

リーグ戦で近いときにマリノスとは対戦していて、彼らのテンポの速いサッカーや技術、クオリティーの高さを十分に体感していた部分はあるので、リーグ戦の反省からあんまりボールにガンガンと食いつくよりは、しっかり[5-4]のブロックを作りながら、前線の選手にはスピードがあるのでそこを消すようなイメージを持ってゲームに入った。それはリーグ戦を近い時期にやったことが生きた部分はあったと思う。

出典:【公式】横浜FMvs柏の試合結果・データ(JリーグYBCルヴァンカップ:2020年10月7日):Jリーグ.jp

→やはり、前回対戦を踏まえて前からプレスをかけていかず、どっしり構えるようにすると大きく方針転換してきましたね。

・神戸戦よりかはクロスを入れるまでの過程に工夫が見られるもまだまだ改善の余地あり。

・今後もフォアリベロを続けていくのかも。現在新たなチャレンジ中のご様子

なぜならあまじゅんのコメントに

(新しい形にトライしていますが、チームの進歩については?)このシステムというのは、その時々で3バックにしたり4バックにしたりと選手主導で状況判断できるようになっています。3バックのときよりもこのシステムの方が、相手陣内で長くサッカーができていると感じています。よりF・マリノスらしいスタイルがここ3試合ぐらいできていると自分自身感じていて、非常に手ごたえを感じています

そして喜田さんも

(新しいトライをしている自分たちのサッカーについての手応えは?)自分たちがやりたいことを出せる時間とか回数というものも、手応えはあります。ただ、それをいかに結果に結びつけていくかというところは、まだ上げていく必要があると思います。

出典:2020 ルヴァンカップ 準決勝 vs柏レイソル | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト

→状況を見て選手主導で4バックだったり3バックだったりと流動的に対応できるようにしている途中のようで、手応えは掴みつつあるようですね。

・マルコス、怪我でしょうか交代したあと試合後の挨拶にも出てこなかったので心配です。

・エリキ、いつも笑顔のエリキがあそこまで悔しそうにしていたこと、きっと残りのリーグ戦やACLでその悔しさを発揮してくれるはず。

・さて、大分戦はWBはどうするの?そして、もしマルコスが欠場となったら???

 

この日の推し選手

ケニーこと松原健、この試合も怪我によりメンバー外。

重傷なのか、軽傷なのかがわからないので、日々モヤモヤしています。

そして、テルの具合もどうなのか…。

 

【この試合の頑張ったで賞】

難しい…。そりゃ、相手チームも含めればキム・スンギュ選手なのですが、この試合の頑張ったで賞は扇原貴宏選手にしたいと思います!

(理由)

試合序盤から前へ前への意識が強く、豊富な運動量でマリノスの攻撃を支えていました。ただ、結果につながらなかったのが残念…。