【観戦記】2021 J1 第2節 横浜F・マリノス ー サンフレッチェ広島
2021年J1第2節 横浜F・マリノス ー サンフレッチェ広島
2021年3月7日(日)
日産スタジアム 13:03キックオフ
天気:曇
主審:今村 義朗
横浜F・マリノス 3-3 サンフレッチェ広島
マリノス得点者:前田大然(34分)、オナイウ阿道(54分)、前田大然(67分)
警告:チアゴマルティンス(累積1枚)、松原健(累積1枚)、マルコスジュニオール(累積1枚)
3月。しかし真冬の寒さの中で迎えたリーグ戦のホーム開幕戦。
広島には昨年マリノスで活躍したジュニオールサントスがいました。
スタメン
控え:高丘、伊藤、小池、渡辺、水沼、樺山、エウベル
ついに、新加入のエウベルがキャンプ中の負傷から復帰!
どんな選手なのかすごく楽しみです。
そして、ボランチポジションに入ったのは岩田。
川崎戦で和田さんが負傷したとのことでルヴァンに続いてボランチに入ることになりました。
試合の超ざっくり振り返り
この試合も試合を見ながらメモを取っていましたので、そのメモを記しつつ、見直して気づいたことも併せて書きたいと思います。
(前半)
・開始早々大然左足クロス練習しようなと思ったが、見直したらシュートだった
・この試合もマリノスはリスタート早めか?
・マリノスのセットプレーの守備はゾーン
・大然ヘディングシュート
→松原クロス、ニアに入れても良かったのでは?
→見直したらオナイウが相手守備に挟まれて厳しいな
・テル前後運動で裏狙い、オナイウ左右運動がメインで時々裏狙う
・今日は偽SBあり(ただし左サイドのみ。右はそこまで入らない)
・ティーラトンから大然へのパス、今年も合わずか?
→動くであろう大然に合わせてパスを出したいブンちゃん、ボール受けてから走り出したい大然という感じは今年も健在
・08:03大然ナイスプレスバック
・この試合もマリノスは追い込み漁か?
→広島のボールサイド側に集まりプレスをかけて奪うという感じ
・マリノスはイケイケドンドンと攻め急ぐ感はない
・21:49ケニー、パス一発で通そうという意識強すぎかも
・大然1点返す。岩田ナイスアシスト!大然もよく走った&諦めなかった
・やっぱり大然はWGではないか?2トップっぽいほうがやりやすそう。
→WGに入るならできれば、左足のクロスを習得してほしい。
・対角線フィードそういえば無かったような。
・岩田経由でパスを回すのがあまりできなかったと思う
→ジュニさんがついてたからか?
(後半)
・岩田→ナベコ(=渡辺)交代。ナベコがいろんなところに顔を出すことでボールが活性化
・前半と異なりロングボールを使うようになった
・前半タカが前に出て岩田が後ろで守る、後半はタカが後ろで守るっぽい
・アドゴール!ゴール見てない状態から反転してよくシュート打った
→でも、ポストプレーは改善の余地ありそう?
・62分オビ、ビッグセーブ!
・66分ナベコ、ハーフスペース突いてクロスから大然ヘディングゴール!
→こういうハーフスペースの飛び出しがほしかった。
・タカもハーフスペース飛び出したり
→ボランチが前に飛び出すようになると更に良い
・樺山、宏太(=水沼)IN。樺山がトップ下か?
・エウベルもマリノスデビュー
→守備もまじめにやる感じ。
以上こんな感じ。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッションとシュート数)
70%超えとは高いですね。
(AttackMomentum)
後半の中間あたりで広島に攻め込まれるシーンがありましたが、それ以外は基本的にはマリノスが試合の主導権を握っている状態。
それだけにもう少し点を取りたかったな。
(公式記録によるシュート数)
内訳
1本:★畠中、★扇原、★岩田、エウベル
2本:樺山
3本:★オナイウ
4本:★前田
★=スタメン出場した選手
まさに打ち合いといった感じの両チームほぼ同じぐらいのシュート数。
気になるのはマルコス、テル(=仲川)がシュートゼロというのが…。
走行距離とスプリント回数
川崎戦の121.347kmを上回る、129.125キロ。
おそらくかなり走った方に入る試合だったかもしれません。
そういえば、飯倉(現神戸)やパギさん(現鳥栖)がいたころよりかはかなりGKの走行距離が少なくなりましたね。平均的なGKの走行距離といったところでしょうか。
確かに試合中もあまりペナルティエリアから飛び出すということが無くなりましたしね。
そして、相変わらず前田大然のスプリント回数が桁違い。
もちろん守備で戻るときの回数も含まれているのでしょうが、それにしても43回はすごいです。
(その他気になった数字)
※左側がマリノスの数字
・オフサイドが1回:今シーズン少し最終ラインが下がっているせいか、ハイラインからのオフサイドトラップが少ないというか…(まだ2節なのでなんとも言えませんが)
・デュエル勝利数や空中戦勝利数が広島より多い。まだ2試合ですが、今年のCBの2人の集中力はすごいと思います。
・クロス40本も入れて9本成功。もう少しピンポイントで前線の選手に合わせられたり、オナイウや前田が低いクロスにも詰められるようになるとさらに得点のチャンスが増えそうですね
まとめ
・オビがGKの1stチョイスなのはいまだ不明。(良い意味で)
→個人的には守備と、長距離フィードが評価されているのかなと。
・ブンちゃんの逆サイドまで中に入るのはあれで良いのか?
→偽サイドバックをやるのは良いのですが、さすがに自分の持ち場を離れて逆サイドまで行くのは大丈夫なのだろうかと思ったりします。
・流れの中では失点しなかった。広島の縦への攻撃についてはチアゴ、槙之輔がよく対応していた
・ペナルティエリア内でのファウルやハンドは気をつけよう!
→さすがにPK2本与えるのはダメ。
・2-0からよくぞ持ち直した!でも、後半の勢いがあれば逆転すらできたかも。
・ただ、押し込んでも残り3分の1のところで、どうゴールさせるかは課題が。
→クロスにあわせるだけでなく、真ん中をうまく使えるようになると良いかなと。
・岩田、負傷とのことだけどどの程度なのか?心配…
・ボス、珍しく試合中ほとんど座っていた気がする
と思ったら、勝利はできずとも試合内容には結構満足している感じでしょうか。
「素晴らしいサッカーができていましたし、試合も支配していました。ただ、あのような形で自分たちが点を与えてしまうとすごく難しい状況になってきますが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。」
この日の推し選手
・最推し:ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
・2推し:テルこと仲川輝人、スタメン出場73分までプレー
・3推し:槙之輔こと畠中槙之輔:スタメンフル出場!
・4推し:喜田さんこと喜田拓也:ケガにより欠場
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は2ゴールを決めた前田大然と言いたいところですが、渡辺皓太選手にしたいと思います!
(理由)
ナベコが投入してから明らかに流れが変わり、前へ後ろへ右へ左へといたるところに顔を出し、大然のゴールをアシストするなど、彼のおかげで同点まで行けたため。
今回の記事を書くにあたって参考にしたサイト
・Jリーグ公式サイト
・Sofascore
・マリノス公式サイト
【観戦記】2021年 ルヴァンカップ グループステージ第1節 ベガルタ仙台
2021年ルヴァンカップ グループステージ第1節 横浜F・マリノス ー ベガルタ仙台
2021年3月3日(水)
ニッパツ三ツ沢球技場 18:03キックオフ
天気:晴
主審:野田 祐樹
横浜F・マリノス 1-0 ベガルタ仙台
マリノス得点者:オナイウ阿道
警告:小池龍太(累積1枚)
今シーズン最初のホームゲーム、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い緊急事態宣言下で迎えたホームゲーム。
キックオフが1時間早まり18時キックオフとなりました。
いやぁ、花粉が飛び始めて春はもうすぐか?と思われますが、まだ夜の三ツ沢はとても寒いです。
スタメン
控え:オビ、實藤、小池、扇原、マルコス、仲川、南
アウェイ川崎戦の後半と同じ感じの並びでしたね。
試合の超ざっくり振り返り
今節も試合を見ながらメモを取ってみたので、メモの内容に補足しながら書いてみます。
(前半)
・追い込み漁みたい
→仙台がボールを持つと一斉にボールサイドに寄るマリノスの選手たち。そんな感じに見えました。
・樺山テクニックうまい
→ドリブル、上手いですね。遠藤渓太とは異なる仕掛け方。どことなく久保建英っぽいというか。
・宏太の声かけ(しゃべって!が多い)
→この試合では出場時間中にピッチでは水沼宏太の声が響いていました。
気になったのは何度も「しゃべって!」という声。
おそらく今シーズンボスは基本的なヒントは教えるから、あとは自分で考えて見てねというやり方をやってるように見えるのですが、それをやるための宏太の要求だったのかなと。
・高野から樺山のフォロー
→守備に関してだと思いますが、高野から何度か樺山に「カバ!」という声がかけられていました。
・右の宏太:ハイボールクロス担当、左の樺山:低いクロス担当
→宏太はオナイウ阿道のゴールのアシストとなった高さのあるクロスを入れることが多く、樺山はドリブルで狭いところを突破していき狭い隙間を低いボールで突く。
そんな感じの役割分担をしていたのかなと。
・筋肉は裏切らない
→高野、岩田の筋肉コンビ。背中に相手選手がいようが筋肉がガードしてボールキープしてたのを見てすごいなと思いました。
・大然のプレスがいい
→前田大然の前からのプレスが効いてましたね
・ポジからネガへの切り替え早い
→攻撃からボールをロスしたときの切り替えが川崎戦より早く感じました。
・プレスは川崎戦よりかかってる
→これは文字通りそのまま。
・樺山ちゃんと主張できる
→高野だったと思うのですが、試合中にこうしてほしいと身振りを交えつつ主張しているのがルーキーとは思えない堂々とした感じでした。
・大然、シュートうまくなろうな
→惜しいシュート外してたのが残念…
・槙人からの対角線フィードいい
→1本ありましたね。あと岩田もやってましたが、こういう対角線フィードが増えると良いなと思いました。
・大然:縦への裏を狙う、アド:衛星のように動きながら裏を狙っていく
→この2人の特徴の違いを個人的にはそう感じた次第です。
(後半)
・追い込み漁ハマらなくなった?
→前半はうまくいっていたように見えた追い込み漁。でも、仙台が対策してきたのか、はたまたマリノス選手の疲労によるものなのかはわかりませんが、ハマらなくなってきたように見えました。
・高丘「ともき」と言えず噛む
→後半から高丘が目の前に見えていたので注目していたのですが、岩田のことを呼ぶときに「ともき」と言えず噛んでいたように聞こえた時がありました
・樺山ドリブル、フットサルっぽい
→これも文字通り。足裏を使ってボールをコントロールするところがそんな感じに。
・ナベコイマイチ入りきれず?
→イマイチポジション取りに苦労していた印象です。
・高野WGへ
→小池龍太が左SBとして入ると高野は1列前のWGポジションに。本当は得点差がついていたら高野を1列上げずに南くんを入れていたのかなと思います。
・チアゴ、「集中!」と指示。時々周りとコミュニケーション
→セットプレーのとき、「集中!」と日本語で声かけたり、あとケニー(=松原健)に要求したりなどこまめにコミュニケーションを取っているように見えました。
あと、この日のチアゴは素晴らしかったですね。接戦だったこともあり、守備にとても集中していたように見えました。
・ケニー&テルのコンビはやっぱりすごい
→ケニーから縦にパスが出たとき、ピタッとテルのスピードに合うのがすごいなと。
まとめ
・岩田のアンカー、よかった
初めてのスタメンからのボランチポジションだったらしいですが、そんなことはまったく感じられないほど堂々としていましたね。
あと、タカの対角線フィードという良さと喜田さんの守備力を足して2で割ったような選手だなと思いました。
これで、喜田さんのような縦パスとか入れ始めたらもう万能ですね。
・チアゴ、2019年シーズンのようなパフォーマンスに戻ってきたかも
副キャプテンになったからなのか、周りとのコミュニケーションだったり意識が変わってきたのでしょうか。集中した守備とても良かったです。
・高丘、マリノス移籍後初勝利!
やっとマリノスで勝利できましたね。試合後のホッとしたような笑顔が良かったです。
この日の推し選手
・最推し:ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
・2推し:テルこと仲川輝人、70分より途中出場!
・3推し:槙之輔こと畠中槙之輔:メンバー外
・4推し:喜田さんこと喜田拓也:ケガにより欠場
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は初めてのボランチというチャレンジながらも堂々としたプレーを見せてくれた岩田智輝選手にします。
【観戦記】2021 J1 第1節 川崎フロンターレ ー 横浜F・マリノス
2021年J1第1節 川崎フロンターレ ー 横浜F・マリノス
2021年2月26日(金)
等々力陸上競技場 18:04キックオフ
天気:曇
主審:西村 雄一
川崎フロンターレ 2-0 横浜F・マリノス
マリノス得点者:
警告:天野純(累積1枚)
2021年シーズンが開幕しました。いよいよ始まったなという感じですね。
ただ、まだイマイチ気持ちが盛り上がらないというか…複雑な心境です。
最も近いアウェイゲームでありながら、コロナ禍における緊急事態宣言による観客数5,000人上限+ビジター席の設置無しということで試合も観に行けない(忍者になれば見れたけど…)、キャンプも観に行けず報道だけではチームの完成度もわからない。
そんな状況の中で迎えた開幕戦。新しいユニフォームを着たい、相手は昨年王者川崎ならば声を出して応援したい、本来ならばものすごくワクワクして迎えるわけですが。選手を自宅から応援するのはとてももどかしかったです。
ということで、今年もできる限り書こうと思っているつもりですが、昨年
試合観る→試合見直す→ブログ書く→自分で撮影した写真見直す→写真をアップする
という一連の流れがかなりハードすぎたため、途中でやめる可能性も…。
といった先からこの記事は試合を見直さずに書いておりますので、あらかじめご了承を。
スタメン
控え:高丘、伊藤、高野、松原、水沼、渡辺、前田
エウベル、喜田さん、マルコスがいないというのも大きいですが、驚いたのは
・GKがオビ
→メディアの情報を見聞きした感じでは1stGKは高丘、2ndGKは梶川のような気がしていたのですが、なんとオビが開幕スタメン。
・左WGが高卒ルーキー樺山
→エウベルが負傷ということで、前田大然がこの位置に入ることもあったかと思うのですが、キャンプ中好調だったらしい高卒ルーキー樺山くんを起用。
・右WBに和田さん
→ここはケニー(=松原)や小池が入るのかなと思ったのですが、和田さんが入ったのもポイントでした。
試合の超ざっくり振り返り
この試合、メモを取りながら観戦していたのですが、そのメモの内容をここに記したいと思います。
(前半)
・ボール保持時ティーラトン、和田が中に入る
・守備時は5バックか?いや4バック
・天野が右サイドにも顔を出すようになった。いつも左ばかりなのに
・オビの起用は昨年の川崎戦のPerformanceによるものか?
→(試合後考えてみたら)今になって考えると、たぶん川崎に押し込まれることを想定して、その状況を打破するにはオビのハーフウェイラインを越えるキック力で形勢逆転させたかった(=ラインを上げたかった)のかもしれません
・WBはこれまで以上に中に入るのかも?(扇原の位置あたりに)
・プレスが弱い(取り切れない)
・WGにボールが入らない(とくにテルに)
・リスタートは早めかも
・ティーラトン、まだコンディション上がりきってないか?
・オビのナイスセーブで凌ぐ前半
・マリノス左サイド崩されすぎ。
・樺山、攻撃で仕掛けるのは良いが守備はまだまだ課題が。
・ティーラトン、ボール保持時だけでなく、守備のときも中に入っている気がする。なぜ?
・川崎のプレス早め
・マリノス、ポジション取り、パス出し時に迷いが…
・後ろが重い
前半総括:オビと樺山がよかった。以上。
(後半)
・交代:樺山→大然、扇原→宏太
→樺山良かったのに…
・マリノス4バックに変更
・オビから良いフィードが出る
・ボールが回るようになった
・ピッチ上の声が聞こえるようになった(宏太か?)
・大然のプレスが良い
・飲水タイムまでには1点返したい
→実際は無理だった…
・偽SBやらなくなった
・交代:ティーラトン→高野、岩田→松原
・この交代は2トップに精度の良いクロスを入れるための交代か?
・そういえば、今年はショートコーナーやらないのか?
・今年もセットプレーからの得点は期待できそうにない
・サイドチェンジ少なめ
・交代:和田→渡辺
・この交代は和田の疲労によるものだと思う
・クロスがなかなか入れさせてもらえない
・決定機決めないと!
・後半のほうがボール回ってた
・大然の取り切る守備が良い
後半総括:決定機決めないと!大然良かった。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッションとシュート数)
左から試合全体→前半→後半の記録です。
各項目の左側が川崎の数字、右側がマリノスの数字
試合全体で見るとマリノスのほうがボールポゼッションとしては良かったんですね。
そんな感じには見えませんでしたが…。
それにしても前半と後半でこんなにも変わるのかというほどの正反対になってますよね。
(AttackMomentum)
左半分(=前半)と右半分(=後半)でこんなにくっきりと変わるものかと。
後半ぐらいの攻勢が前半にもできていたら…
(公式記録によるシュート数)
内訳
・★仲川:3本
・★オナイウ:2本
・★畠中、★天野、★和田、水沼、渡辺:1本
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数
無駄走りをしないという川崎もマリノスとほぼ変わらないほど走ってますね。
前田大然は後半のみの出場にも関わらず、90分出場しているオナイウ以上スプリントし、仲川並みのスプリント回数。どれだけ速いんだ…。
※参考:2019年、2020年の平均走行距離
改めてこう見てみると川崎がいかに走らずともポゼッションサッカーをしているかという感じですね。
川崎は走らずともポゼッションできる、マリノスは走ってポゼッションする。
この違いは…???
(その他気になった数字)
左から試合全体→前半→後半の記録です。
各項目の左側が川崎の数字、右側がマリノスの数字
気になったのは
・ゴールキーパーのセーブ数:オビは前半で5本、後半で1本止めていること
→本当に助かりました
・パス成功率はとくに大きな差はない
・ロングパスは川崎のほうが頻度も精度もよい
→マリノスも頻度と精度を上げるとサイドからのクロス以外の攻撃パターンができそうな気がするのですが…。
・クロスの精度:川崎がマリノスのクロスに対してしっかり読んでましたからね…
まとめ
・前半、新しいやり方で探り探りやっている上に川崎のプレス圧力がすごくてビビりすぎたかなと…
・後半のシステム変更は慣れている4バックで自信を持ってやれば川崎相手であろうとしっかりできるんだよとボスは伝えたかったのかもしれません。
[ アンジェ ポステコグルー監督 ]
良いゲームではありませんでした。自分たちのサッカーがまったくできない試合でした。--後半、改善した要因はどのようにお考えでしょうか。
メンタル的に前半は決してやってはいけない内容でした。強い気持ちを持ってプレーしないといけません。良い日ではありませんでしたし、あのようなパフォーマンスは見たくありません。修正したいと思います。
・次節は相手がどうであろうと、日和らず、自分たちのサッカーを貫いてほしいなと思います。うまく行かずとも、前後半の飲水タイムぐらいまでには修正できると良いなと。
・まだまだ1試合終わったばかり。立て直そう!
この日の推し選手
・最推し:ケニーこと松原健、73分より途中出場!
・2推し:テルこと仲川輝人、スタメンフル出場!
・3推し:槙之輔こと畠中槙之輔:スタメンフル出場!
(襟足が短すぎてサザエさんのワカメちゃんかと思ったことはヒミツ)
・4推し:喜田さんこと喜田拓也:ケガにより欠場
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は何度もあったピンチをブロックして止めたオビパウエルオビンナ選手にします。
彼の好セーブが無ければもっと残念な試合になっていたかもしれません。
今回の記事を書くにあたって参考にしたサイト
・Sofascore
・Jリーグ公式サイト
・Jリーグ公式サイト(2019年平均走行距離)
・Jリーグ公式サイト(2020年平均走行距離)
2020 J1 第34節 横浜FC ー 横浜F・マリノス
2020年J1第34節 横浜FC ー 横浜F・マリノス
2020年12月19日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場 14:03キックオフ
天気:曇のち晴
主審:佐藤 隆治
横浜FC 3-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:オナイウ阿道(22分)
警告:伊藤槙人(累積6枚)、喜田拓也(累積5枚)
ACLが終わり、いよいよ最終節となりました。
最終節が横浜ダービー。なんという展開…。日程くん恐るべし。
スタメン
控え:中林、實藤、小池、渡辺、和田、大津、松田
外国籍選手が全員一時帰国したため、全員日本人メンバーで挑むことになりました。
梶川、久しぶりのスタメンでしたね。
試合の超ざっくり振り返り
立ち上がりから入りが悪いなぁという感じだったと思います。
案の定早くに失点、その数分後にまた失点と流れが悪い。
オナイウのゴールで1点差に詰めてからは追いつけるか?と思うも、最後のフィニッシュが…。
後半になってマリノスは攻勢を強めるもゴールが遠い…。
しまいには3点目を決められてしまい、最終節は3-1という残念な結果で終わってしまいました。
気になったポイント
今回の気になったポイントはこちら
・最初の交代が水沼宏太→小池だったのはなぜ?
(なお、以下試合を見直さずに書いております。悔しくて見直したくない…)
正直、この試合チャンスは右サイドからのほうがより作れていたように思いましたし、大然(=前田)はせっかくのチャンスでトラップミスしてしまったりと。
宏太のほうがパフォーマンス良く見えましたし、ハーフタイムの時点で大然交代もありうるのでは…?と個人的には思っていました。
大然→小池と交代して、高野を1列前のWGに上げてもよいのではと思っていたほど。
でも、ボスは宏太→小池と交代し、小池をWGとして起用したのです。
この部分だけがどうも理由が個人的にはわからず、気になりました。
考えられるとしたら、
(仮説)
1,大然のスピードを利用したかった
2,宏太のほうが疲れているように見えた
このぐらいでしょうか。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッション)
※(右側がマリノスの数字)ポゼッション的にはもちろんマリノスのほうが高め。
(AttackMomentum)
公的的な時間帯ももちろんマリノスのほうが多いです。
(シュート数内訳)
公式記録によると23本も打っているのに…。なぜ入らない!
内訳
・小池:3本
・★松原:2本
・★畠中:2本
・★天野:4本
・★扇原:2本
・大津:1本
・★喜田:1本
・★水沼:1本
・★前田:1本
・★オナイウ:6本
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数
プレーエリア
ペナルティエリア付近でのプレー数も50回なのに…。ゴールが遠い。
その他の数字
まとめ
・ダービーで負けたのはすごく悔しい!
・1点入れた時点でこれで追いつけるかも?と期待したのに…
・シュート23本も打っているのに、ゴールしたのは1点。決定力に課題。
これに対してボスのコメント
質問:フィニッシュの精度が課題として残ったと思うのですが、来季に向けてどう改善していくか?
「先ほども言ったのですけれど、チャンスはたくさんつくっていたと思います。その中でポストに4回当たってしまったり、GKの素晴らしいセーブがありました。決定機の場面で、もうちょっと成長しなければいけない部分は集中力だったりだと思います。
サッカーの崩しの部分では、今日も相手よりもチャンスをつくっていました。最後は個のところだと思います。しっかり決め切れる選手が来年はいてくれると思います。この部分の質を高めなければいけないと思います」
ん?これはもしかして決めきれる選手を期待して良いのでしょうか?
でも、ボスも決定力についての成長は課題と感じているようですね。
・来シーズンは守備ももう少し改善したいですね
この日の推し選手
ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
1本惜しいシュートありましたが、決めきってほしかったですね。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は唯一のゴールを決めたオナイウ阿道選手にします。
最後に
このコロナ禍の状況で無事に全試合消化できたことはまずは良かったとは思います。
ただ、残念ながら過密スケジュールも影響してかタイトルゼロで終了。
来年は今年の悔しさを糧にしてタイトル目指して頑張って欲しいですし、そうなれるよう自分も応援していきたいと思いました。
タイトルの常連クラブとなれるように!
選手・監督・コーチ・スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
まずはゆっくり休んで来シーズン頑張りましょう!
【テレビ観戦記】2020ACL ラウンド16 横浜F・マリノス - 水原三星
2020ACL ラウンド16 横浜F・マリノス - 水原三星
2020年12月7日(月)
Khalifa International Stadium 23:00キックオフ
天気:晴
主審:ディラン ペレラ
横浜F・マリノス 2-3 水原三星
マリノス得点者:エリキ(20分)、オナイウ阿道(91分)
警告:扇原貴宏、喜田拓也、仲川輝人
スタメン
控え:高丘、小池、和田、水沼、渡辺、天野、松田、前田、オナイウ
グループリーグ最終戦とは全員スタメンが変更となりました。
試合を見ての感想
ハイライト|AFCチャンピオンズリーグ ラウンド16|vs水原三星
※今回は感想だけとさせてください。
悔しいですね。今年唯一のタイトル獲得のチャンスだったACL。
そう簡単には行かないとはわかってはいましたが、でもマリノスがACL優勝を目指している以上信じて応援していました。
というか、実際優勝できるかは別として結構良いところまでは行けるのではないかとは思っていました。
クラブ初のグループリーグを突破し、よしこれから!
というはずだったのにラウンド16で敗退…。すごく、すごく悔しいです。
昨夜試合後呆然としてしまい、悔しさが収まらず気持ちをうまく切り替えられず悶々とした状態で時間が刻々と過ぎていき、しばらく眠ることができなかったほど。
無理やり寝てみたものの、起きても結果は変わらないし、悔しさが収まるどころかますます増してきて、むしろイライラするほどでした。
(正直、このブログを書いている今も悔しいし、唯一日本のチームで残っている神戸に「あとは託した。頑張って!」とはまだ思えない状況です)
正直、この試合勝てたと思うんですよ。前半を見ていたら。
データで見ても攻撃的な時間帯もそれなりにありましたし。
先制ゴールは「これぞマリノスらしい」といったゴールで、出だしとしてはいいぞ!と気分が良かったのですが。
ただ、いかんせんその後シュートが決まらない…。
前半に惜しいシーン、ほぼ押し込むだけという場面で外してしまったり。
決めるときに決めないとこうなってしまうんだなぁ…というそんな結末で終わってしまいました。
いろいろ気になる点はありました。
試合とは直接関係ないですけどユニフォーム。なぜパンツが2nd用のものだったのかがずっと疑問だったことはさておき、
全員グループリーグ最終戦には出てなかったはずなのに、後半途中から足が止まり始めるし、おそらくピッチコンディションが悪くボールが走らないために強めに蹴ったりだとか、攻め急いだりしたためなのか、こんなに動けないマリノスを見たのは久々のような気がしました。
サイドバックとWGの距離も遠かったり。プレスはハマらないし。
ボスはなぜか交代が遅かったり…。
たらればかもしれませんが、もう少し交代が早かったら交代で入った選手が試合の流れを掴み、もう少し早く得点することができたんじゃないか…とも思ったりもします。
でも、水原の3点目のゴールについてはオビを攻めることはできません。
とにかく、ゴールを決められるときに決めないと…ですかね。
一発勝負では結果ですからねぇ。
22連戦が終わって疲れも癒えきってないであろう状況でカタールに行き、中2日で試合。やはりハードだったのでしょうか。
一発勝負、しかもACLという舞台で味わった悔しさはACLでしか返せないですよね?
来年は残念ながらACL出場権が無いので出場できませんが、来シーズンはリーグ優勝してまたACLの舞台に立ち、今回の悔しさを晴らして、さらなる上のステージに立てるよう応援するしか無いんだなと思いました。
ACLに出場する常連チームになってほしい、そしていずれはACLで優勝できるチームになってほしい、そう強く思う大会でした。
まだまだマリノスは成長しなくてはいけないんですね。強くならないとですね。
そのまだ道半ばということですね。
選手やスタッフの皆さんのほうがもっと悔しい思いをしていることでしょう。
とにかく、今後もっとマリノスが強くなれるよう、自分はこれからも応援していきたいと思います。
選手、スタッフのみなさん、コロナ禍の状況でホテルに籠もりきりで気分転換も思うようにできず、大変だったと思います。
本当にお疲れさまでした。
アジアの舞台で戦うマリノスの選手たちを見ていて本当に楽しかったです。
ただ、現地で声を出して応援できないもどかしさはありました。
またこのACLという舞台に立ち、次の機会ではさらなる上のステージに行けることを願っています。
まずは選手・スタッフのみなさん気をつけて帰国してください。最終節、勝ちましょう!
この日の推し選手
ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
後半、だいぶ疲れているなぁ…という感じでした。
テルもスタメンフル出場でした。
テルはきっと悔しい思いをしていると思います。リーグ戦は負傷で出場できないことが多く、ようやく回復しACLで結果を出すつもりだったでしょうからね。
【この試合の頑張ったで賞】
勝っても負けても決めるという自分ルールがあるので、この試合の頑張ったで賞はオナイウ阿道選手にしたいと思います。意地のゴールはかっこよかったです。
今回の記事を書くにあたって参考にしたサイト
・マリノス公式サイト
・Sofascore
・AFC公式サイト
【テレビ観戦記】2020ACL グループステージ第6節 シドニーFC - 横浜F・マリノス
2020ACL グループステージ第6節 シドニーFC-横浜F・マリノス
2020年12月4日(金)
Al Janoub Stadium 19:00キックオフ
天気:晴
主審:サウード アルアドバ
シドニーFC 1-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:實藤友紀(18分)
警告:實藤友紀(累積2枚→次戦出場停止)、伊藤槙人(累積2枚→次戦出場停止)
スタメン
控え:中林、チアゴ、高野、松原、ティーラトン、喜田、エリキ、仲川、松田、マルコス
前節の全北現代戦とスタメンを全員総入れ替えしました。
試合の超ざっくり振り返り
両チーム中2日で迎えたこの試合、マリノスは前節と11人全員スタメンを入れ替えてターンオーバー。といっても、誰が出ても主力なんですけどもね。
高丘がスタメンということで、今度こそ勝たせてあげたいと思いこの試合を見ていました。
前節同様ピッチコンディションのせいかボールが走らないように見える中、11人が入れ替わろうともマリノスのアタッキングフットボールを貫く。
惜しいシュートが何度もありつつも決めきれず…。
しかし、先制したのはマリノス。CKをダイレクトでボレーシュートを決めた實藤。
その後も惜しいシーンが続くも決まらない。
その数分後、ナベコ(=渡辺)が球際の競り合いで負けてしまい、シドニー側にボールが渡りスルーパスが出される。
それに抜け出したトレント ブハジアーに左足で流し込まれ、同点に。
後半も何度か決定機をマリノスは作るも決まらず。両チーム疲労の色がだいぶ見えてきてはいたものの、一進一退の状況が続くが両チームとも決められず。
結局そのまま1-1で試合終了。
マリノスはグループステージを首位で突破を決めました!
気になったポイント
正直、この試合も個人的には「なぜ?」と思うことが少なかったので難しいのですが、ACL公式サイトのスタッツを見てシュートの内訳をまとめてみたいと思います。
ていうか、AFC公式サイトのスタッツをいじるのが面白かったのでいじってみたかっただけですが。
ゴール(以降図内の番号は背番号です)
オンターゲット(枠内)
オフターゲット(枠外)
ブロックされたシュート
まとめて見てみると
シュート17本打って枠内が3本だったとは…。
こうしてシュートコースが見れるのもACL公式サイトのすごいところです。
改めて見ると、WGの大然と宏太、トップのオナイウのシュートが少ないのが気になりますね。
そして、中盤のあまじゅんが最多、次は大津さんとナベコでしょうか。
今後勝ち上がっていくためにはシュートの精度は上げていきたいところですね。
まとめ
・11人入れ替えてもマリノスのアタッキングフットボールは貫くよ。決勝トーナメントでも変わらないよ!
(ボスのコメントより)
質問:ラウンド16に向けて、戦い方のアプローチを変えることはありますか?
「アプローチの部分に関しては、いつも通り自分たちは変わりません。まずは信じてやっているサッカーをすることです。グループステージはこのサッカーをやろう、決勝トーナメントへ進んだら(サッカーを)変えていこうなど、いろいろ変えてしまうとブレてしまって、何を求めているかわからなくなります。やはり自分たちはボールを握り、そして試合の中で支配してやっていくことが大事なのです。それをやっていくことで、ダイナミックさを見せられると思います。
毎試合、自分たちにとっては重要な試合になります。その中でも、この大会ではいろいろな選手たちが良い経験ができると思いますし、質の高いチームと対戦できます。その中でF・マリノスのサッカーをしっかり出してやっていればと思います」
・セットプレーからのゴールが決まった!サネのゴールはDFとは思えない素晴らしいゴール。今後もセットプレーからのゴールが増えてくれることを希望。
・怪我の程度が心配されたけどフルタイムプレーできた小池。ひと安心。
・シュート精度はもっと上げたい!とくにWGとトップの選手はもっと積極的になっても良いかと。
・和田さん、ボランチであってもサイドバックであろうと本当に器用な選手です。
(なんとなく、あまじゅんも和田さんがいるとやりやすそうな感じ)
・高丘また初勝利を逃す…。そろそろ勝たせてあげたい。
・實藤と槙人が次出場停止なのはちょっとつらい…。
・宏太、大津さんがキャプテンマークを巻くのは新鮮だった!
・そして、この試合では宏太や喜田さん、高丘の声が響いてましたね。
・次の決勝トーナメントからスタジアムが変わるようです。ピッチコンディションはどんな感じなのだろうか
・さぁ、次からが1戦必勝。必ず勝とう!
この日の推し選手
ケニーこと松原健、メンバー入りするも出番なし!
次の推しのテルもメンバー入りするも出番はありませんでした。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞はこの方しかおりませぬ。1ゴールを決めた實藤友紀選手です!
今回の記事を書くにあたっての出典
・マリノス公式サイト
・Sofascore
・AFC公式サイト
【テレビ観戦記】2020ACL グループステージ第5節 横浜F・マリノス - 全北現代
2020ACL グループステージ第5節 横浜F・マリノス - 全北現代
2020年12月1日(火)
Al Janoub Stadium 19:01キックオフ
天気:晴
主審:ナワフ シュクララ
横浜F・マリノス 4-1 全北現代
マリノス得点者:ティーラトン(17分)、マルコスジュニオール(51分)、仲川輝人(71分)、オウンゴール(83分)
警告:水沼宏太(累積1枚)
スタメン
控え:高丘、伊藤、實藤、小池、和田、水沼、渡辺、天野、前田、オナイウ
前節と6人スタメンを変えてきました。
試合の超ざっくり振り返り
ハイライト|AFCチャンピオンズリーグ グループステージ第5節|vs全北現代モータース
引き分け以上でクラブ史上初の決勝トーナメント進出が決まるというもとで迎えたこの試合。
WGに高野を起用という面がありましたが、基本的にはいつものマリノスといった感じでしょうか。
前半動きが重そうな全北を尻目に序盤から速い攻撃で攻め続けるマリノス。
でも、何度もゴール前に迫るもゴールがなかなか決まらない。
そんな試合の口火を切ったのは17分のティーラトンのゴラッソ。全北のGKが一歩も動けないという素晴らしいゴールでした。
その後も攻め続けるも決定力に欠け、前半は1-0で終了。
後半になり選手を交代してテコ入れを図る全北。それでもマリノスペースであることは変わらず。マルコスのゴールも決まり、かめはめ波パフォーマンスもかっこよく決まった!
その直後、チアゴのペナルティエリア内でのハンドの判定によりPKを与えてしまう。オビが止めてくれることを期待しましたが、さすがに3戦連続とは行かず。
その後全北はさらに選手を交代することで勢いを引き寄せようとするも、マリノスは3点目テルのゴールが決まる。
このゴールのシーンで相手選手のスパイク裏が足に接触し痛めたテル。
3点目が決まったことでテルを含めて一気に前線の選手を交代。
でも、誰が出ても極端にサッカーの質が落ちないマリノスのサッカー。
オナイウのジャンピングボレーシュートがオウンゴールを誘い4点目。
結局4-1の快勝で終了。見事クラブ史上初のACLグループステージ突破を決めたのでした。
気になったポイント
正直、この試合は戦術的にも交代選手的にも個人的には「なぜ?」と思うことが少なく難しいのですが、きっと細かいレビューについてはマリサポのレビュー書き手の皆さんが書いてくださると思うのでそちらに期待!
ただ、試合を見ていて気になったのは若干パスのテンポが遅いというあくまで私感ではありますがそんな印象を感じました。ボールがイマイチ走らないというか。
ということはさておき、強いてあげるならこれでしょうか。
・なぜ、ボスはオビをスタメンで起用し続けるのか。
正直、試合を見ていて足元に関してはまだ見ていてドキドキすることもありますが、リーグ戦で2試合、ACLでは3試合連続でオビを起用。
ACLアウェイでの全北現代戦、ホームでのシドニーFC戦で起用した梶川がいるのにも関わらずオビを使い続けています。
梶川は現在通常通りの練習メニューをこなしているのはクラブのSNSなどを通じてわかりますし、控えにも入ったりするのですが、なぜなのでしょうか。
もちろんオビの成長という面をボスが評価しているのは当然のことながら。
(仮説)
1,オビの身長の高さ
マリノスGK陣の身長は
梶川:185センチ
オビ:193センチ
高丘:181センチ
中林:182センチ
ということでオビが一番高いというのはみなさんご存知かと思います。
おそらく、上海上港、全北現代と体格の良い選手が揃うためセットプレーなどの守備面でオビの高さが必要と考えているのではないでしょうか
2,オビの代表経験
オビは年代別の代表で2018年のアジア競技大会、2019年のユニバーシアード、トゥーロン国際などと国際経験があるという点もACLという大きな大会では重要であると評価しているのではないでしょうか。
決勝トーナメント以降もオビを起用し続けるのかはわかりませんが、オビにとっても大きな経験になりますし、自信にも繋がるそんな大会になるかもしれません。
別件ですが、リーグ戦では何度も起用し続けているナベコ(=渡辺)をあまり起用しないのも個人的には気になっていますが、この点についてはおそらく球際の面を気にしているのではないかなと思っています。
本当はこの試合でまとめてゴソっと交代したときに出場するかと思ったのですが、ボスはナベコではなく和田さんを入れましたからね。
まとめ
・ブンちゃん&高野のコンビネーションが良い!そして、高野のクロスが昨年の得意の低いグラウンダーのクロスを入れられる点が素晴らしいですね。
・今後も高野のWG起用はありうるかも。
(ティーラトンとの連係については?)いいパスが出てくるとわかっているし、お互いに良い感覚が共有できていると思っています。もっと試合を重ねればそのあたりがより磨かれていくと思う。
・そろそろJリーグとACLでのジャッジの違いにアジャストしよう。
・ペナルティエリアでの守備では手を後ろに。
・余計なカードはもらわないように要注意!
・マリノスらしいサッカーだったね。
・若干マルコスの調子が本調子ではなさそうな気もするが、この試合でのゴールをきっかけに上向いてくれることを期待
・怪我をしたのではと思われた小池、あまじゅんともにベンチ入りしたのでおそらく大丈夫そう
・一方おそらく大丈夫だと思われるが、テルがゴールしたときに痛めた脛は大丈夫だろうか
・さぁ、次節シドニー戦も勝利してグループステージを首位通過しよう!
この日の推し選手
ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
一度相手選手と接触したシーンで、相手選手がケニーに突っ込んできたのにケニーのファウルと判断されてFKを与えてしまった謎ジャッジがありましたが…。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞はもちろんこの方。先制ゴールを決めたティーラトン選手にしたいと思います!
ブンちゃんの先制ゴールのおかげで波に乗れたかもしれません。もしあのゴールが決まらなかったら、惜しいシーンはたくさんあったのに…と最悪な結果にもなり得たわけで。
いやぁ、あのゴールはよくあの角度から入ったなと言う驚き。素晴らしかったです。
今回の記事を書くにあたっての出典
・マリノス公式サイト
・Sofascore
・AFC公式サイト