2019 J1 第11節 セレッソ大阪 ー 横浜F・マリノス
2019年J1第11節 セレッソ大阪 ー 横浜F・マリノス
2019年5月11日(土)
ヤンマースタジアム長居 15:04キックオフ
天気:晴
主審:東城 穣
セレッソ大阪 3-0 横浜F・マリノス
マリノス得点者:
警告:喜田拓也(累積2枚)
スタジアムのある長居駅を出てすぐに思わず口から出た言葉が「暑い」でした。
そのぐらい暑かったです。昨年、アウェイFC東京戦で軽い熱中症になった経験があり、「この暑さはヤバイ。熱中症になるかも」とあの時のことが頭をよぎり慌ててコンビニでミネラル麦茶670ml×2本、キリンソルティライチを1本、サントリー天然水を1本を購入したほどです。
ということで、鹿島戦以来の生観戦。行ってきました。
スタメン
朴
広瀬、チアゴ、畠中、和田
喜田
三好、天野
仲川、マルコス、遠藤
控え:飯倉、ドゥシャン、ティーラトン、扇原、大津、李、エジガル
左ハムストリング肉離れによる全治4週間の離脱からエジガル選手がベンチに復帰!ルヴァンカップ札幌戦でフル出場した松原選手はこの日はメンバー外でした。(ちょっと寂しい)
走る、滑る、見事に転ぶ
どっかのアニメの主題歌のようですが。(若い人にはわかるかな?)昨日は5月上旬だというのに27度という夏日。ウォーミングアップ終了後からピッチには大量の水を撒きました。ウォーミングアップで掴んだ芝の感触がわからなくなるほどではないでしょうか。序盤何人の選手が走って、滑って、転倒していたことか。おそらく滑るピッチを気にしたのでしょう。畠中選手は試合途中でスパイクを履き替えるほどでした。
この日も早い時間に失点
今年のマリノス、とにかく失点が早い。
第1節(ガンバ):1分(3分に追いついて最終的には逆転勝利)
第3節(川崎):4分(24分に追いついて最終的にはドロー)
第7節(名古屋):8分(20分に追いついてその後ドロー)
第8節(札幌):4分(負け)
第9節(鹿島):11分(69分に追いついて最終的には逆転勝利)
第11節(セレッソ):2分(負け)←イマココ
11試合リーグ戦を戦ってそのうちの6試合が試合開始15分以内での失点。そろそろもう早い失点はある程度は仕方ないと戦う選手も見る私達も割り切るしかないのかもしれません。
ただ!そこで切り替えるべきなのに、失点→「早く取り返さないと」と焦る→焦ってミス増える→うまくいかなくてまた焦るという流れでズルズルと行ってしまうと負けてしまうという状況。15分以内で失点しても残り75分あるんですよ。全然取り返せます。焦らず90分のうちで追いついて取り返す!という気概を見せてほしいんです。
連戦のせいなのか、気温差のせいなのか
ルヴァンカップ札幌戦から中2日、札幌は8.5度→昨日の大阪は27度という気温差のせいなのか、はたまたアウェイでの連戦のせいなのか。ルヴァンカップに出ていた両CBに加え、ルヴァンカップに出てなかった選手も体が重そうで。球際で負けてしまったり、攻守の切り替えが遅れたり。とくに守備から攻撃に切り替える時が鈍かったんですよねぇ…。スプリント数も走行距離も前節より少ないですし。パスもズレる、長めのパスを出せばカットされたり。
その他気になる点
「月曜から夜ふかし」の番組風に
- 天野選手、CK・FKなぜか蹴らない問題:マルコス選手が蹴りたがるためなのでしょうか?それとも足の状態が良くない?スパイクの感覚がまだ合わない?昨日の試合ではCKやFKはほとんど蹴らず、マルコス選手に任せる状況。試合前のウォーミングアップ中に鳥かごをやってる時に他の選手と接触し、倒れるというシーンがあったのですがそれも影響していたのか…。そろそろ虹をかけてほしいっ!
- 三好選手、マークがきつくて大変そう問題:天野選手が守備に重心を置いて後ろに下がりすぎる問題もあって三好選手が攻撃のタクトを振っていて負担が大きくなっているわけですが、その三好選手へのマークがきつくてボールを失ったり、うまく収められなかったり、パスミスが多くなってきたり。三好選手、重要なキーマンとして目をつけられて大変だとは思いますが頑張ってほしい。
- 李選手・エジガル選手とFW2人入るもそこまでボールが行かない問題:後半頭から李選手が、66分からエジガル選手が交代出場。エジガル選手が入った時点で3失点している状況だったので得点がほしいという意図なのはわかりますが、その2人にほとんどボールが入らないという残念な状況に…。打開策にはなりませんでした。
- 喜田選手、なぜ右SBをやっていたのか問題:70分広瀬選手に替えて扇原選手が入ったことにより喜田選手は右SBの位置に入ります。しかし、あの交代の意図は何だったのか?少々疑問でした。
この日の推し選手
私が推してる遠藤選手ですが、スタメン出場前半いっぱいで交代…。非常に残念。とっても残念。後半頭に李選手と交代と知った時の私の落胆ぶりときたら半端なかった。かなり凹みました。
DAZNで36分12秒ぐらいのところ。ドリブルでハーフスペースを前進していた時にシュートか、左を並走する和田選手にパスをするかで考えながらペナルティエリア手前まで来たところで、和田選手にパスを出すという選択をした時は「中に切り返してシュート打っても良かったんじゃないの?」とさすがに思いましたが…。
でも43分奥埜選手のクロスにスライディングでブロックに入ったシーンは良かったですよ。(あの時「渓太今の守備よかったよ!」とスタジアムで叫んだら周りの人から注目されてしまいましたが(ーー;))
試合後の本人のコメントによると、
ビルドアップのときのポジショニングなどで自分もハッキリしなかったし、周りの選手ともうまく合わなかった場面がありました。
とのこと。実は広島戦後のコメントでも
個人的にはなかなかボールの受け方も最後まではっきりしなかったし、ポジショニングも少し迷いながらプレーしていました。
とコメントしているんですよね。2試合続けて似たようなコメント。
左SBが広瀬選手だったり、ティーラトン選手だったり、和田選手だったりと試合によって後ろの選手が変わるのでバランスを取るのに苦戦しているのでしょうか。
結果を出したい、でも出せない、焦る。けが人も復帰してきた、余計に焦る。椿選手など若い子たちの突き上げもある。苦しんでるなぁ…とそんな雰囲気が表情を見ていて伝わってきます。(実際は違うかもしれませんが)どうか、乗り越えてほしい。頑張れ!とただただ祈り、願い、応援しています。あぁ、もどかしいっ!毎試合、もう母のような心境で見守ってますよ。
まとめ
昨日はパスがそれる、パスが奪われるなどのミスがチーム全体で多かったです。そしてうまく行かないストレスからファウルが多くなったり。自分たちで試合を難しくしてしまったかなと。
早めに失点すると、試合後のコメントに「早い時間に失点して慌ててしまった」というコメントが選手から出てくることが見られますが、早い失点をしてしまった時こそ冷静になり、基本に立ち返り焦らずにそして相手のことを見ながらゲームを進めてほしいんです。先程も言ったとおり15分以内に失点しても75分あるので十分挽回できますから。
そして、うまくいっていない時こそコミュニケーションを取りすり合わせをしてほしいんです。たとえば、昨日は都倉選手が負傷で座り込んだ時もタッチライン付近で水を飲んでいるだけで会話している様子が見られなかったのは残念でした。話そうと思えばできたとおもうんですよね。
ハーフタイムに入った直後、飯倉選手がダッシュで喜田選手に駆け寄り声をかけに行ったシーンがあったのですが、そういうのがもっと増えるといいなと思います。
【この試合の頑張ったで賞】
惨敗するとなかなか選ぶのが難しいのですが、この試合の頑張ったで賞は朴選手にしたいと思います。
(理由)
- 本当はもっと失点をしていたかもしれません。それでも何度か危ないシーンを阻止してくれたおかげで3失点ですんだと思います。