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サッカー観戦の記録

2019 J1 第18節 横浜F・マリノス ー 大分トリニータ

2019年J1第18節 横浜F・マリノス大分トリニータ
2019年7月6日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場 19:03キックオフ
天気:曇
主審:家本 政明


横浜F・マリノス 1-0 大分トリニータ
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(74分)
警告:喜田拓也(累積3枚)

 

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※人を避けながら撮影したら曲がった…

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試合前日の夜遅くに天野選手がベルギーのロケレンに期限付き移籍することが発表され、「もうすぐ28歳になるし海外に行くなら今がラストチャンスだよなぁ。その点は理解はできるし、応援してあげたい。」
でも、「マリノスは今優勝を目指している最中に移籍するのかぁ。今最高のチームになってきているというのに残念だな」という脳内で天使と悪魔が格闘している状態でスタジアムに向かったんですよ。

 

はい。3月に対戦したときには完&敗だった大分戦。

さてはて、マリノスはどれだけ成長したのか。

 

スタメン


広瀬、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、天野
マルコス
仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、栗原、和田、大津、山田、三好、李

 

移籍が決まった選手は試合に出られなかったり、せいぜい途中交代もしくは途中出場というのがよくあるパターンではあるのですがこの日はスタメン。
ボス的には出さざるを得なかったというところなのでしょうか。

 

また今回は右SBが和田選手ではなく、広瀬選手が。
和田選手の連戦起用を心配してなのか、はたまた和田選手の守備強度より広瀬選手の守備強度の方が大分戦には必要との判断だったのでしょうか。

 

試合のふわっと振り返り

(前半)

  • 喜田キャプテン、コイントスに負けたのかエンド交換してスタート
  • マリノスは毎度のマルコスシステム
  • 大分は3-5-2だったかなと。
  • 前半の3分の2ぐらいは大分にほぼ何もやらせないほど。しかしシュートが決まらない。
  • マリノスは前から猛プレス、阻まれても即セカンドボールを拾い、奪われても即奪い返す
  • 一方大分は前からはさほどプレスをかけてこない。
  • マリノスはショートパスだけでなく、時折ロングパスを使ってDFラインの裏を狙う

(後半)

  • 前半の3分の2を過ぎたあたりから大分がボールを持つ時間が徐々に増えてきたが、後半からは3-4-2-1に変えてきた大分(たぶん)
  • 何人コケた?と思うほどピッチに足を取られることがしばしばあるものの、マリノスが支配していたかな
  • 前半からそうだったけど、この日の朴選手は前に飛び出してくること多し。その姿はマンチェスター・シティのエデルソンを彷彿とさせるものが。(勝手に「パギルソン」と呼んでた)
  • 62分に三好選手投入を決断するボス。交代したのはマルコス選手。(ちょっと予想外。交代するのは天野選手かと思ってたよ)
  • この交代によりマルコスシステム終了。天野選手&三好選手がIHに
  • ゴールに迫るもなかなか決められずウズウズし始めた頃

  • 広瀬選手がペナルティエリア内に侵入し、横にいるエジガル選手にパス。エジガル選手の3度に渡るシュート、執念のゴールが決まったー!
  • その後は1点を追う大分の勢いもあり、マリノスも攻撃の姿勢を崩せない
  • 85:47 大分セットプレーからのカウンターで遠藤選手からボールを受けた三好選手、派手に転ぶ
  • しかし、前半から前からのプレスで飛ばしすぎてないか?と思われていたエジガル選手に疲労の色が。「ボス、こんなときは大津を!!!」と思っていたら86分にエジガル選手に替わって大津選手がイン。
  • エジガル選手、足がつりましたかね。担架で運ばれていきました。
  • この試合冒頭から気迫がいつも以上にすごかった喜田選手。毎試合縦横無尽に走り守備に攻撃にと貢献している喜田選手がこの日は珍しく足を伸ばしたりしている。一瞬ハムストリングやったか?と思うシーンもあったがそれは違った模様。だいぶ疲れてたんだね。

ということで、なんとかエジガル選手の1ゴールを守り抜き勝利!連敗しない!

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手ですが、この日もスタメンフル出場!

前半は大分の松本選手(元マリノス所属)とバチバチやってましたね。

この日もノーゴール、ノーアシストでしたが、果敢に攻めていました。

(以下数字はDAZNの時間)

44:42 ティーラトン選手からペナルティエリア内でボールを受け、ターン後大分の選手と並走し競り合いながら前進し、ゴールラインを割るかと思われたが、ライン手前で切り替えしてシュート打つも外れたり

52:47 大分の選手が滑った瞬間にボールを奪って、天野選手にパス、その後左サイドでボールを要求して待っていたら、天野選手からボールが来た。ドリブルで前進し、シュートに向けて右に切り替えしたところでブロックされてしまったり

あと一歩というシーンがいくつか。

どうやったら今シーズン1stゴールが決まるの?まずはご祈願か?それともお百度参りか?

毎試合そろそろか?そろそろか?と思うんですが、入らないんです。神様はどこまで苦しめるのでしょうか。こんなに成長を続けているというのに。

 

まとめ

終わってみれば1-0の辛勝。シーズンダブルは阻止!アウェイで対戦した時は「ザ・完敗」だったのを思えば、成長したなぁ。

そして何よりもイッペイ選手や天野選手を勝って、笑顔で送り出せたのはよかった!

さぁ、これからは1試合1試合がとても大事な試合。次は浦和戦。

天野選手が移籍し、扇原選手がまだ負傷から復帰していない中、喜田選手と相棒を組むのは誰になるのか?山田選手か?はたまた、和田選手を使ってみるか?それとも大津選手を起用するか?マルコスシステムに続く新しいシステムが誕生するのか?

ところで、喜田選手、この試合で累積警告3枚というだいぶ危ない状況になっています。そのへんも頭に入れつつ戦う必要がありそうです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞はティーラトン選手にしたいと思います!

(理由)

  • アシスト等の数字的結果はなかったものの、3月にアウェイで大分と対戦したときとはまるで違うプレー。遠藤選手や天野選手とのコンビネーションも素晴らしかったなぁ。

 

最後に…

イッペイ、大宮で頑張ってね!J1昇格に貢献してまた会いましょう!美しいお顔立ち、昨年の宮崎キャンプでお見かけした時、吸い込まれそうでした。

 

そして、あまじゅん。

大学卒業後マリノスに加入して数年、試合にも出られず正直「そろそろレンタルか、完全移籍かな」と思ったこともある。

でも、努力し続けてようやく試合に出られるようになった。

そして、主力として試合に出るようになった。日本代表にも選ばれた。

今年になって背番号10番をつけ、キャプテンをつとめるようになった。

あんなヒョロヒョロと頼りなさげな体格も、ガッシリしてきてたくましい、そして頼もしい背中になった。ともに苦しい思いをしてきた喜田さんとともにチームを背負う立場になった。

あまじゅんがマリノスが大好きなことをみんな知ってます。だからこそとても悩んだことでしょう。

今回の選択は間違いではなかったと思えるような活躍をして、そしていつかまたマリノスに戻ってくる日を待ってるよ。

ウォーミングアップのときのあまじゅんチャントで泣きそうになったのはここだけの話。

 

あ!挨拶で自分でも言ってたけど、「海外向きじゃない性格」という点、一番心配してます。言葉を覚えて、言葉ができなくてもチームメイトとコミュニケーションをとって、マリノスに帰ってくる頃にはみんなと目を見て話せるようになるといいね(笑)

時々マリノスのことを気にかけてくれるとうれしいです。そして、喜田さんにも連絡してあげてね。頑張れ!