2019 J1 第32節 松本山雅FC ー 横浜F・マリノス
2019年J1第32節 松本山雅FC ー 横浜F・マリノス
2019年11月23日(土)
サンプロ アルウィン 14:04キックオフ
天気:曇
主審:荒木 友輔
松本山雅FC 0-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:仲川輝人(2分)
警告:遠藤渓太(累積3枚)
※いつもは前半の円陣を貼っているのですが、この日は後半の円陣を。(前半の円陣は撮影失敗…)
行ってきました!初めてのサンプロアルウィン。駅からシャトルバスに乗るとは知っていたものの、まさかの所要時間30分もかかるとは…(実際は33分かかった)。あずさ1号(あずさの始発)で行っても自由席での観戦となると朝はのんびり松本駅前でお茶でも…なんてそんなゆっくりできる時間はありませんでした。
いざスタジアムに入り、よしスタグル!と買いに向かったものの、すでにどの店も大行列。空いているのはアイスを売っているところだけ。お手洗いも大行列という状況。
結局、スタグルに並んでいたらウォーミングアップに間に合わないということで断念し、たまたま持参していた「ばかうけ」(←お菓子のね。アレ)で空腹を満たしていました。
あと、スタジアムのすぐ近くをFDA(=フジドリームエアラインズ)の飛行機がバンバン飛ぶんですよね。飛行機好きとしてはつい目が行ってしまいました。
という初めてのアルウィン。このスタジアムでは鹿島はドロー、FC東京もスコアレスドローと上位勢も苦しんでいます。マリノスも苦戦を強いられることになるんだろうなと思っていました。さて、どうなる?
スタメン
朴
喜田、扇原
マルコス
仲川、エリキ、マテウス
控え:中林、伊藤、高野、広瀬、渡辺、大津、遠藤
勝っている間はスタメンは変えん!というボスの強い意思を感じます。そして、大地に代わり中林が控えのGKに。ナベコウタ(私は長いので最近はナベコと呼んでる)も怪我から復帰。渓太も怪我で代表辞退したものの、無事に復帰。
エジガルの復帰も期待されましたが、この日はメンバー外となりました。
試合のふわっと振り返り
(試合前)
- 大津さん発案のハッシュタグ「#すべてはマリノスのために」。ウォーミングアップで選手が挨拶に出てきたときに「すべてはマリノスのために」と書かれたプラカードを掲げました。そして、一旦そのプラカードを下げるのですが、ウォーミングアップが終わろうかというころに再び今度は大津チャントを歌いながら掲げると、大津さんもうれしそうにゴール裏を見ていました。
(前半)
- キックオフして早々、公式記録としては2分となっていますが実際には1分25秒ぐらいに
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) November 23, 2019
🏆 明治安田生命J1リーグ 第32節
🆚 松本vs横浜FM
🔢 0-1
⌚️ 2分
⚽️ 仲川 輝人(横浜FM)#Jリーグ#松本対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/LJvi0KgYL5得意のカットインからペナルティエリア内に入る手前からのシュート。テルのテクニックがすばらしいのはもちろん、エリキやマルコスが相手ディフェンダーを惹きつけたからこそスペースができシュートコースがうまれたこと、そしてその前の健さんからのパスも素晴らしい。まるで前節札幌戦のエリキの先制ゴールを思い出しました。11月23日イイ日産の日に23番のテルが決めるなんてやっぱりすごい!
- このあとも札幌戦と同じ流れになるのか?と思ったら、そうはうまくいかない。なぜなら松本は5バック。まぁ、ゴール前は固い。とにかく固い。
- それでも健さんからの「テル行って来いパス」が繰り出され、なんとか裏を狙ったり、左サイドはマテウスのゴリゴリドリブルで突破を試みる。17分の健さんからの微妙にカーブをかけてテルに出されたロングスルーパスは本当に素晴らしかった。
- 松本左サイドから右へのサイドチェンジ。あちらの3番にボールが渡り前進。パギさんが飛び出したら3番と交錯。しばらく痛そうにしてる。なんとか起き上がりプレー続行できたものの、あのシーンはイエローカードが出ても良かったかなと個人的には思う
- なんとか5バックをあの手この手でこじ開けようとするマリノス、それをやらせまいとする松本。ミドルシュートもっと打てばよいのに…でも打たない
- 40分ぐらいタカ(だったと思う)からパスを受けたマテウス。ボールを浮かして相手を交わしドリブルでペナルティエリアに進入するも相手DFに阻まれる。うーん、惜しい。
- 結局そのまま0-1で前半終了。
- しかしまぁ、前半を見ただけでもマリノスの即時奪回は素晴らしかったなと。少し前のマリノスなら相手がボールを持っていてもちょっと距離を詰めて寄せるぐらいの守備のイメージが個人的には強いけど、今は予め予測してうまく身体を入れたり、デュエルで負けなくなった。海外サッカーを見ているかのような迫力。何よりマルコスやマテウスが守備をサボらずしっかり戻ってくる。良いチームになったなぁと。
- 体感的にもボール支配率高いだろうなぁと思ったら、DAZNによる前半のスタッツ。ボール支配率75%ってなんやねんって感じ。でも、もっと殴り倒せたはず。惜しいシーンいくつかあったしね。
(後半)
- さぁ、後半。早いうちに追加点がほしいところ。
- 松本は何か仕掛けてくるかな?と思ったけど前半とあまり変わってない印象。5バックでゴール前を固める
- この試合、コーナーキックはショートコーナー少なめ。何か意図があったのでしょうか。ここ数試合はショートコーナーが多かった印象です。
- マテウスが相手のボールカットから一気にドリブルでボールを運びシュートを打つもGKに阻まれたり、健さんがペナルティアーク付近からシュートを打つも枠から外れたり。
- 54分:喜田さん左サイドでブンちゃんからハンミカラダノムキでボールを受けながらのターンからドリブルで前進。打ったシュートはふかしてしまった…。喜田さんのゴールはいつ決まるのか。でもチャレンジ大事!きっと残り2試合の大事なところで決まるはず。
- 前半と比べると攻める回数が増える松本。
- 56分:松本のCK。一旦チアゴとパギさんでクリア、その後再度ヘディングで詰められるも間一髪のところで槙之輔が頭でクリア!お見事。(実は代表で4失点したことでメンタル面を心配していたけど全然大丈夫そうだった。集中してる)
- 58分:テルがドリブルでカットインするもブロックされる。そこからカウンターを狙う松本に対し喜田さんが立ちはだかる。
- その後タカのミドルシュートがあったけどクロスバーに。バーに当たって落ちたボールはゴールラインを割っていないとの判定。見ようによってはゴールにも見えなくもない。
- 66分:マテウスに代わって渓太を投入。今日はボス動くのが早めかな。左サイドの攻撃が攻めてはいるものの、右サイドに比べると今ひとつだったからかな。
- 松本はそれに対抗するためか、謎の選手イズマを投入。イズマ、デカい。どうやら移籍してきて初出場だったらしい
- 渓太投入直後にブンちゃんから渓太にスルーパスが出るもオフサイドの判定
- マリノスの左サイドからの攻撃のチャンスが増えてきた。解説の岩政さんも左サイドが活性化してきたとお褒めの言葉が
- 松本も何度かセットプレーでゴールを狙うもうまくいかず
- セットプレーの流れからマリノスの両SBが入れ替わる事態に。右にブンちゃん、左に健さん。でも、ちょっとワクワクした。
- 1試合に1度はある(と思う)チアゴが前に上がってきたぁぁ!!!でもシュート打たず…(打ってもよいのよ)
- その後ファウルでテルが倒される。相手の足裏がふくらはぎに入ったようにDAZNで見た感じではそう見えました。
- その後テルの様子がなんとなーくおかしい。さっきのファウルで痛めたか?交代したほうが良いのでは…
- ようやくベンチも気づいたのかテルに代わって大津さんIN。
- 大津さんが入ったことで3トップが左からエリキ、大津、遠藤の並びに
- エリキのシュートはGKに止められるし
- 大津さーん、頼もしい仕上げっぷり。いや、チェイス。攻撃でも守備でも効果的。相手からしたら、全力ですごい勢いで迫ってくるのはかなりの脅威だと思う。
- マルコスの疲労を考えてか?2点目を取るべく流れを変えたかったのか?マルコスに代わってナベコIN。おかえりナベコ!
- 結局、追加点が入りそうにして入らず0-1のままで終了
- 安堵の笑みを浮かべる選手たち。この瞬間が最高よね
(終了後)
- マリノスでかつてプレーしていたユ・サンチョルさん。現在韓国の仁川ユナイテッドの監督をつとめてるそうですが、その方が膵臓がんであることが公表されたことを受け、彼を応援するユ・サンチョルコールが。この試合では彼への「‘할 수 있다’ 유상철형!!('ハルスイッタ' ユ・サンチョルヒョンと読みます)」という横断幕も出ていました。「できる!ユ・サンチョル兄さん!」という意味です。
この日の推し選手
私が応援している渓太、66分から途中出場。
投入直後にオフサイドの判定になったプレーを始めとして、マテウスとは違って相手SBの裏を狙おうとしていた渓太。それまで右サイドの攻撃に頼りがちだったけど、渓太投入で左サイドも活性化していきました。(DAZNで解説を担当された岩政さんも褒めてたしね)
だがしかーし!
- 70分:シュート空振り
- 75分:シュートはGKがブロック
- 83分:松本のセットプレーからのカウンターでドリブル独走。その後大津さんにパス。その大津さんからの折返しのクロスに対して空振り
バースデーゴール決められず…。OH…(´・ω・`)
スタジアムで「渓太ぁぁぁぁあああああ!」と何度叫んだことか…
まとめ
🎦 ハイライト動画
— Jリーグ (@J_League) November 23, 2019
🏆 明治安田生命J1リーグ 第32節
🆚 松本vs横浜FM
🔢 0-1#Jリーグ#松本対横浜FM
その他の動画はこちら👇 https://t.co/CfyiYDdRkw pic.twitter.com/ahTplmLHZy
結局、試合開始早々のテルのゴールのみ。松本の守備は固かった。アルウィンの雰囲気がそうさせたのか松本が攻めてくるシーンが何度か後半はありましたが、なんとかしのぎきりました。
裏では首位FC東京が湘南とドロー、3位鹿島が広島とドロー。それを受けマリノスは首位に立つことができました。
しかし、まだ2試合残っています。ここで首位になっても浮かれず、いつもどおりのマリノスのサッカーで戦い抜いてほしい。
目標であったACLの出場権はこの試合の勝利により決まりました。第一目標達成。
残りの目標であるリーグタイトル。しっかりと達成できるように全力で、みんなで後押ししましょう。変なプレッシャーはかけずにね。いつもどおりに。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞候補はゴールを決めたテル、クリーンシートで抑えたDF陣など色々迷いましたが、扇原選手にしたいと思います!
(理由)
- 献身的なプレスバック
- 攻撃の際にもいてほしいところにいてくれる
- そして何より感動したのがボディフェントだけで相手のマークを外したシーン。思わず口から「何だあれ!すげー」と出てしまったほど
- タカは今年すごくターンがスムーズになったのは成長なのですが、ここ数試合はさらに凄みが増して代表に呼ばれてもおかしくないプレーをしていると思いますよ。とにかくすごい!
その他
今回の遠征で唯一現地のグルメとして食べたのがお蕎麦。
立ち食いそばのお店ではありますが、駅近ですぐに食べられました。おいしかったですよ。(ばかうけしか食べてなかったせいもあるかもしれないけど)
初めてのアルウィンは駅から遠くて日帰りでは何もできないというのが反省点。行きはシャトルバスで33分、帰りは駅まで50分。帰りのシャトルバスも乗り込むまでに1時間近く待ってましたし。とにかく時間がかかって何もできませんでした。