2019 J1 第33節 川崎フロンターレ ー 横浜F・マリノス
2019年J1第33節 川崎フロンターレ ー 横浜F・マリノス
2019年11月30日(土)
等々力陸上競技場 14:04キックオフ
天気:晴
主審:西村 雄一 → 清水 勇人
川崎フロンターレ 1-4 横浜F・マリノス
マリノス得点者:仲川輝人(8分)、エリキ(49分)、エリキ(69分)、遠藤渓太(89分)
警告:扇原貴宏(累積6枚?)
※(?)としているのは1試合に2枚イエローが出て退場になった時の累積警告のカウントの仕方がいまだにわからないからです…(滝汗)
前節の松本山雅戦の勝利により首位に立ったマリノス。残りは2試合。しかし、川崎・FC東京と難敵との対戦となります。
メディアではマリノスが勝って、FC東京が今節で負ければマリノス優勝といろいろ煽ってましたが、そんなのは関係ない。まずは目の前の川崎戦に勝つこと。川崎には何としても勝ちたいのだ!そんな気持ちでスタジアムに向かいました。
選手たちも目の前の試合に集中して勝ちきろうそう思っていたことでしょう。
スタメン
朴
喜田、扇原
マルコス
仲川、エリキ、マテウス
控え:中林、伊藤、高野、広瀬、渡辺、大津、遠藤
前節とまったく変わらぬメンバー。
試合のふわっと振り返り
(試合前日まで)
- 2013年とは違って非常に落ち着いていました。浮かれることもなく、とりあえず目の前の試合で勝てるように応援しよう。チケットが取れなかった人の分までしっかり応援してこようという気持ちが強く、意外と緊張しませんでした。
- 試合前日、ふとtwitterを見ていたときに頭の中で思いついたのでツイートしたのですが、それがこれ。
明日はエリキがキーマンだったりして。なんとなく。
— まちるだ🇫🇷🦈 (@ysmf0m4c) 2019年11月29日
(試合前)
- 前節アルウィンで配られた「すべてはマリノスのために」の紙。それをなぜ持っていたのかわかりませんが、大津さんの奥様である久冨アナウンサーが持っていました。最初はただ掲げるだけだったと思うのですが、ゴール裏からの「オオオオオ、ハーイ」の声に合わせて満面の笑みでゴール裏に向かって掲げてくれて、大津さん素敵な奥様と結婚したなと思ったものです。
- ウォーミングアップ中、選手にチャントやコールをするのですが、この日はなんと一人ひとりにメッセージが書かれた横断幕を全員分用意してチャントやコールをするたびに掲げていました。
- 選手入場後、こころなしか各選手の表情にも緊張感が漂っているように見えました。それにしても、ベンチコートを脱いだ時、あの寒い中全員半袖のユニフォームだったのは驚きました。一人ぐらい長袖のアンダーシャツを着てもおかしくない状況だったのですが。
(前半)
- 川崎は3週間ぶりの試合で、マリノス対策は十分していたのではないかと思います。松本にも川崎の鬼木監督が来ていたとの話もありましたし。
- 川崎は4-2-3-1。とにかくマリノスのCB裏をつくことを狙っていたと思います
- 川崎のキックオフで始まった試合、直後に大島へのプレスでエリキ(?)がファウルを取られる
- そのリスタート後川崎のGKからマリノスのCBとGK間をつくキックが来るがパギさんキャッチ
- 4分47秒:カウンターからのエリキがドリブルで右サイドを上がる→エリキ、クロス入れる→ブロックされるがその跳ね返りが再びエリキの元に→エリキ、ペナルティエリア内でドリブル→マルコスへ→マルコスのシュートはわずかにゴール外(惜しい、でも良い入り!その調子!)
- 5分52秒:マリノスのハイライン裏を突いてくる川崎。放り込んできたパスに飛びこんできた小林のシュートはゴール脇へ(ホッ。危なかった…)
- 6分40秒:偽SBマツケン、真ん中の位置から縦にスルーパス→エリキ、オフサイドのジャッジでノーゴール
- 8分:槙之輔→タカ→ブンちゃんと細かいパスをつなぐ→ブンちゃん、高速ロングパス→マテウスはドリブルで疾走→えぐるようなクロス→ゴール前に詰めていたテルがゴール!お見事!テル、高校までお世話になった古巣相手に喜びはいつもより控えめに。これで得点ランキングはマルコスに並んでトップタイに。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年11月30日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第33節
🆚 川崎Fvs横浜FM
🔢 0-1
⌚️ 8分
⚽️ 仲川 輝人(横浜FM)#Jリーグ#川崎F対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/acuxEmS7VN
- 12分:川崎の車屋が迫ってくるも残念そこはチアゴ!得意のスピードを活かしてあちらのチャンスの芽を封じます。
- 18分43秒:セットプレーの流れから川崎の山村がシュートするもオフサイドの判定。(またしてもホッ。怖い怖い)
- 時計が進むのが遅く感じましたね。もう30分ぐらいたっただろうと思いきや、まだ20分ぐらいだったり
- 22分53秒:タカ、ボールを奪われ取り返そうとしたのか、相手選手2人のユニフォームを同時に引っ張ってしまいイエロー。次節出場停止に…。タカとシャーレを掲げたかったのに。
- 24分48秒:タカ→喜田さん→健さんとパスをつなぐ→健さん、ハーフスペースやや更に内側の位置から右のタッチラインそばのテルへロングフィードを出す→テルは追いつくもボールを収めきれずゴールラインを割ってしまう
- その後徐々に川崎が攻める機会が増えるも、マリノスは攻→守への切り替えの速さや身体を張った守備で凌ぐ。でも結構ヒヤヒヤ。 それでもブンちゃんの守備は安心して見られるようになったなぁと。
- 27分27秒:チアゴ、右サイドからペナルティエリア内までゴリゴリとドリブルで前進。なぜか相手が止められないのは不思議。ここ最近1試合に1回は上がってきますよね。
- 徐々に川崎が主導権を握る流れに。やはり、2連覇王者、そうはうまく行かない
- 42分11秒:ブンちゃん前にいるマテウスにパス→マテウスはドリブルで前進→センターのマルコスにパス→マルコスはエリキにパスしたつもりだったがタイミングが合わず→でも、すぐ後ろに詰めていたテルがシュート→GKにブロックされる(あああ、追加点が遠い!!!)
- 結局0-1のままで前半終了。できれば、もう1点とってほしかったのが本音。でも、後半殴り倒そうじゃないか!
- いつもよりかはボゼッション率としては低かったと思います。
(後半)
- ここでスタジアムでアナウンスが。主審の西村主審が負傷により交代とのこと。サッカーの試合はそれなりの年数見ていますが、実際に見に行った試合で主審が交代なんて初めて体験しました。寒さもあり、筋肉系のトラブルでしょうか。お大事になさってください。
- 49分:マテウスのスローイン→タカ→センターに来た健さんへ→そのまま前にスルーパス→受けたエリキのシュートはゴール!前半にもあったのと同じ形。前半はオフサイドになったけど、後半は見事に決まった!
- エリキに近寄るカメラマンの数がすごかった。選手が取り囲まれて怪我したりしないかとドキドキしたけど。その後、エリキがアシストした健さんへの靴磨きパフォーマンス。
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年11月30日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第33節
🆚 川崎Fvs横浜FM
🔢 0-2
⌚️ 49分
⚽️ エリキ(横浜FM)#Jリーグ#川崎F対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/HTcAeI7Pv9
- 川崎もあの手この手でパスを繋いで攻めるもマリノスはなんとかしのぎます
- 53分27秒:マルコス、川崎の家長が蹴ったFKを頭でクリア。その時の頭の当たりどころが悪かったのか倒れ込んでしまいます。頭だけに心配で、スタジアム全体がシーンと静まりかえります。その後一度起き上がりプレーを続けます
- 56分20秒:川崎の攻撃を防いだあといくつかパスを繋がり、エリキが中央を駆け上がるマルコスにパス→マルコスはダッシュで追いつきシュートを打つもDFに阻まれてしまいます。惜しかった…。
- この時のダッシュで頭が揺れたのかマルコスがしんどそうに。交代したほうが良さそうな雰囲気。
- 58分:そんなマルコスに替わって大津さんIN。マルコスはまだやりたそうだったけどもね。ピッチを出た直後倒れ込んでしまったマルコス。(結局その後自力でベンチに戻りベンチで観戦していたけども)
- さぁ、始まりました大津さんの鬼チェイス!迫ってくるだけで迫力満点。相手としては嫌ですよねぇ。疲労が溜まってきているところに猛ダッシュで迫ってくるんですから。本当に頼もしいです。
- 62分8秒:パスを出したあとに後ろから長谷川のキックが膝裏あたりに入ったみたいで倒れ込むテル。その後本人に詰め寄ったときに小突かれてしまい、珍しく怒りをあらわにします。(こんなテル、珍しい)
- 63分38秒:川崎のシュート、槙之輔がブロック。その後もしばらくヒヤリとするシーンがあるもののなんとかしのいだ!いいね、みんな集中してる。
- 川崎も何度か攻めてくるけどもマリノスの守備によって阻まれたり、細かいミスでうまくいかず。この時点でのポゼッション率的には川崎のほうが上だったと思います
- 69分:川崎のパスをテルがカット→健さんにパス→健さんいつもの「テル行って来いパス」→テルクロス入れる→エリキシュート、ゴール!!!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年11月30日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第33節
🆚 川崎Fvs横浜FM
🔢 0-3
⌚️ 69分
⚽️ エリキ(横浜FM)#Jリーグ#川崎F対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/0idAjtU6Bj
- マリノスといえばこれですよ。クロスに対して中の選手はゴールのニアに入る。エリキもすっかりマリノスのやり方に慣れてきましたね。DAZN実況桑原さんの「3点目!進撃のトリコロール!その差を広げるトリコロール!」というコメント最高でしたね。おそらくこの横浜市営地下鉄横浜駅の広告のことに触れたのでしょうか
Before👉After
— 横浜F・マリノス【公式】 (@prompt_fmarinos) 2019年11月23日
「進撃の5連勝、首位奪取。」
順位表の数字部分とコピーを @signsshuさんが手書きで更新🔝✍️✨#fmarinos #すべてはマリノスのために #最高の最終戦 pic.twitter.com/WbwGIvbe5U
- エリキのゴール直後、大津さんが太もものあたりを押さえて倒れ込みます。肉離れか?ここまで献身的に走りに走って貢献してきたのに。急に寒くなってきたので選手もコンディションを保つのが大変ですよね。
- 大津に替わってナベコウタIN。負傷交代で2枠交代枠を使うことになるとは…。
- 72分:パギさんのフィードはマテウスへ→マテウス、ドリブルからのシュートは大きく逸れていく〜
- このあたりからアプリで裏でやってるFC東京ー浦和の試合の状況が気になり始めてきました。FC東京が追いついているよ。浦和頑張れ!
- 74分:川崎左サイドからのクロスをレアンドロ・ダミアンが頭で叩きつけてゴール。ちょっとボールウォッチ気味になってましたかねぇ?
- ナベコウタ、なかなかおもしろいパスの出し方しますよね
- 81分:マテウスに替わって渓太IN。さぁ、まだまだ殴り倒すよ。渓太のスピードについて来られるかな?
- 試合終盤、テルは左ふくらはぎつったか、伸ばす仕草をしてる。頑張れテル!もう交代枠は使ってしまって交代できないよ。
- 83分20秒:槙之輔、ダミアンをペナルティエリアのギリギリ外でひっかけてしまいファウル。ギリ外で助かりましたよ。
- 89分:最終ラインでキープするのをエリキがかっさらい(=ラグビー的にはジャッカル?)、ドリブル→GKと1vs1に。→自分でも決められたのに、真ん中に詰める渓太にパス→渓太は押し込むだけ!でもそこにいたのは偉い!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年11月30日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第33節
🆚 川崎Fvs横浜FM
🔢 1-4
⌚️ 89分
⚽️ 遠藤 渓太(横浜FM)#Jリーグ#川崎F対横浜FM
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/1ZM9hl78Il
- この時の実況桑原さんのコメント「ハットトリックより、For the teamを選択エリキ!これが今季のF・マリノス」がしびれますね。
- 渓太がゴールを決めたあと、タッチラインのところでテルが水を飲んでいたのですが、そこにマルコスが近づいてきて声をかけていました。うん、頭の方は大丈夫そうかな。
- ベンチ裏ではこの試合でメンバー外になったメンバーがFC東京ー浦和を1台のスマホを囲んでチェックしながら、目の前の試合を見守ります。
- 時を同じくしてFC東京ー浦和の試合が気になり自分もチェックするも試合は動いていない。頼みますよ、浦和さーん!
- そして、試合は1ー4で終了!
- FC東京ー浦和の試合は1-1で終了。この日は優勝ならず。浦和め…得意のチームだったんじゃないのかい?
この日の推し選手
私が応援している渓太、81分から途中出場。本当はマルコスや大津さんの怪我がなければもう少し早くに出場できたのかもしれませんが。
それでも、短い時間ながらも1ゴールという結果を残せました!エリキ、本当にありがとう!エリキ、あの場面は自分でシュートを打っても入ったはずです。それにも関わらず、より確実性のある渓太にパスを出してくれたこと、そして渓太もエリキについてあの場所につめていたこと。良かったよ!
(おかげさまで、今回渓太の会(またの名を「遠藤渓太保護者会」)恒例記念撮影も撮ることができました!)
まとめ
🎦 ハイライト動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年11月30日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第33節
🆚 川崎Fvs横浜FM
🔢 1-4#Jリーグ#川崎F対横浜FM
その他の動画はこちら👇 https://t.co/CfyiYDvsJ6 pic.twitter.com/MLSLhnVBWR
点差こそ3点差つけて勝利することができましたが、試合の主導権を握れていたかというと微妙だったかもしれません。ただ、タイトル争い中。内容より、勝利のほうが大事!同じポゼッションスタイルの川崎に勝てたことは成長ですかね。
そうだ!試合前日に予想していたエリキがキーマンになるという予想、当たりましたね。
しかし、この試合のビジター側ゴール裏、例年のビジターエリアの半分程度の面積しかなかったかと思います。私はビジター指定席から見ていたのですが、半分程度の面積だったにも関わらず、ここに来られなかった人の分まで応援する!という意識が強かったのか、それともららぽーとやHUB、そしてスタジアム外で応援している人の気持ちが乗り移ったのか、ゴール裏のチャントの音量・音圧は全然落ちず、すごい迫力だったと思います。
さぁ、いよいよ次節最終決戦です。メディアはマリノス優勝に王手なんて煽ってますが、優勝のことは意識せずにとにかく「目の前の試合に勝つこと」だけを意識して挑んでほしいです。
問題はタカの出場停止、大津さんの負傷のことを考慮すると次節のスタメンはどうなる?個人的にはこんなスタメンも良いかなと思っています。
①タカの位置にナベコウタを入れる。
→おそらくこれが最も予想されると思いますが、マルコスが後半疲れて交代することを考えた時、普段は大津さんを投入しますが負傷で出られなさそうということを考えると、ナベコウタはベンチにいて、後半マルコスの位置に投入したほうが良いのかなと思ったりします。
となると、どうするボランチ問題。
②陸斗をボランチの位置に起用
このあたりかなと思っています。個人的には②推しですかね。独特のパスセンス、守備強度を考えると陸斗をボランチで使ってみると面白いかなと想像してます。
さて、次節も総力戦。そして、久しぶりの日産スタジアム。そして、最終節!勝ちましょう!
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞はエリキ選手にしたいと思います!
(理由)
- 2ゴール1アシスト文句なしでしょう
- 前からの猛プレスあれをやられたら、相手のGKやDF陣は焦りますよ