2020 J1 第31節 横浜F・マリノス ー 鹿島アントラーズ
2020年J1第31節 横浜F・マリノス ー 鹿島アントラーズ
2020年11月3日(火)
日産スタジアム 13:03キックオフ
天気:曇
主審:山本 雄大
横浜F・マリノス 2-3 鹿島アントラーズ
マリノス得点者:水沼宏太(17分)、エリキ(27分)
警告:扇原貴宏(累積2枚)、エリキ(累積1枚)、伊藤槙人(累積5枚)
" The Classic "と銘打ち、久しぶりに2万人を超える観客が見守る中行われました。
やっと2万人入れるまでになったかと思うと同時にリスクも高まるのでドキドキするのも本音。
久しぶりにキッチンカー「フレーミングノラ」さんのガパオライスも食べられたので良かったです。
スタメン
控え:オビ、實藤、和田、天野、前田、松田、オナイウ
今節、槙之輔が出場停止によりその位置に入ったのは槙人(=伊藤)
控えには先日栃木SCから戻ってきたオビ、そして負傷から復帰したサネ(=實藤)が入りました。
試合の超ざっくり振り返り
正直、この試合はとても悔しい!
DAZNで試合を見直したくもないほど。ということで、この記事は試合を見直さずにスタジアムで見たままで書いています。ご了承ください。
流れよく前半2点取ったまでは良かったのに…前半飲水タイムあたりからですかね。徐々に鹿島が攻める時間が長くなってきました。そして何度もマリノスのサイドバック裏を対角線フィードで狙われていたと思います。
後半になると、ますます前からプレスをかけてくる鹿島。
それに慌てたのかビルドアップが上手く行かない。そして攻め急ぐ。
攻め急いだためか、ボールロストしたりが多い。
結局、悔しい逆転負けとなってしまいました。
気になったポイント
今回の気になったポイントはこちら
・交代が普段より遅かった&交代の意図
ボスは70分前後から交代することが多いのですが、この試合では81分まで引っ張る展開。
しかも身体が重そうに見えた(?)タカではなく、喜田さんを交代させたわけです。
どうしてだろうと思いました。
【交代の意図について】
ボスは、
・ジュニサン→オナイウ
・水沼→前田
・喜田→天野
という交代をしています。
・ジュニサン→オナイウ
・水沼→前田
ここに関しては同じポジションの選手の入れ替えなので、疲労面とフレッシュな選手によるプレス強度を高めてボールを奪い前進しようとしていたのではないでしょうか。
・喜田→天野
この交代について、まずはこの日の2人を比較をしてみます


※画像をタップすれば拡大できます
プレー時間が90分と81分で異なりますが、喜田さんの方がデュエル面、インターセプト数などが多く、タカはポゼッションロストが多いですね。
この時間帯は鹿島が攻める展開の時間。であれば、守備的には喜田さんを残すべきだったのかもしれません。でも、ボスはタカの方を残したわけです。
しかも、マリノスは攻めなくてはならないと考えると、ボールを繋げる和田さんの投入でも良かったはずですが、ボスはあまじゅんを選択。
なぜでしょう?
(仮説)
1,和田さんではなくあまじゅんを選んだのは、あまじゅんの前への推進力と、シュートへの積極的な姿勢を利用したかったのではないか?
2,大然を左WGに入れたい、であれば左サイドのビルドアップを上手く回そうとするならばタカを残した方が良いとボスは判断したのではないか?
思いつく感じではこんな感じでしょうか?
【交代が遅かったのは?】
(仮説)
1,中5日だったこともあり、長めに引っ張っても行けると判断した?
2,ACLも考えると、今日のスタメンメンバーでなんとか苦しい局面を変えてほしいというボスのメッセージだったのでは?
と素人ながらに思いました。みなさんはどう思われましたか?
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッション)
※左側がマリノスの数字です
ボールポゼッションはほぼ五分。
(AttackMomentum)


マリノスはほぼ後半攻撃できず。試合全般を通して鹿島が主導権を握る展開に。
(シュート数内訳)
シュート11本…
内訳
・★小池:1本
・★扇原:1本
・★マルコス:2本
・★エリキ:3本
・★水沼:1本
・★ジュニオールサントス:3本
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数


高丘の走行距離が広島戦より下回る5.318キロ。
マリノスのGK陣は6キロ、7キロ走るのが多かったことを考えると少ないですよね。
プレーエリア
改めて数字で見てもアタッキングサードまでなかなかボールが運べていないですね。
その他気になった数字
※左側がマリノスの数字です
マリノスの方がボールロストしている印象が強かったのですが、意外と鹿島のほうが多かったんですね。
そして球際負けてるし…。
まとめ
・3点目が取れていれば…決めるべきときに決められないとこうなるよね。
・後半はほぼコントロールできず。
ボスもこんなコメントを
質問:後半、鹿島がスタートから圧力を掛けてきて、それに対してF・マリノスがボールを支配する時間を取り戻すことができませんでした。それは、どういうところに原因があったのでしょうか?
「今おっしゃったように、後半なかなか自分たちがコントロールできず、相手が勢いに乗って来ました。その原因ですが、まずは自分たちのサッカーができていなかったことです。
相手のプレッシャーというのは、今日の鹿島だけではありません。他のチームもプレッシャーを掛けてきます。その中で自分たちのサッカーができなければ、やはり難しいゲームになります。そして、ああいう個のミスであったり、個のハードワークが出なかったりとか、1対1のデュエルの場面で強さが欠けてしまうと、ああいう形になってしまいます。仮に、自分たちが少ないチャンスを生かして勝ったとしても、自分たちのサッカーができていなかったという大きな問題は残ったでしょう。
鹿島がしっかりと強くプレッシャーを掛けるなど、彼らは勝ちに値するプレーをした、それだけだと思います」
・ちょっと後半は攻め急ぎ感があったかな
・ボールロストも多かったね
・宏太、日産スタジアムで初ゴール!またしても宏太のゴールは勝利に繋がらず…
・高丘、好セーブもあったのに報われず…
・でも、その高丘がピンポイントで味方に合わせられるフィードができるということに気づけたのはこの試合での収穫
・梶川、ナベコ(=渡辺)、元気だろうか…今日はとくにナベコがいてほしかったと思いました
この日の推し選手
ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
残念ながら2失点目に関与する形になってしまいました…。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は小池龍太選手にしようと思います。
(理由)
・先制ゴールのアシストとなったクロスがとても素晴らしかったので
今回の記事を書くにあたっての出典
・マリノス公式サイト
・Jリーグ公式サイト
・Sofascore
・スパイア