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サッカー観戦の記録

2019 J1 第16節 横浜F・マリノス ー 松本山雅FC

2019年J1第16節 横浜F・マリノス松本山雅FC
2019年6月23日(土)
日産スタジアム 18:03キックオフ
天気:曇
主審:木村 博之


横浜F・マリノス 1-0 松本山雅FC
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(80分)
警告:和田拓也(累積1枚)

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約1ヶ月ぶりのホームゲームなんですね。雨が降ったりやんだりと不安定な中行われたこの試合。前節の悔しい敗戦から何を学んだのか注目される一戦となりました。

 

スタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田

山田、天野

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、広瀬、栗原、中川、大津、李、山谷

 

前節相手選手との頭部の接触により途中交代となったチアゴ選手、出場が危ぶまれていましたが無事に出場。

そして、マルコス選手が出場停止により、山田選手が出場しました。

 

試合の振り返り

  • マリノスはここ数試合のマルコスシステムではなく、開幕当初の1アンカー2IH(インサイドハーフ)からスタート
  • 松本は3-5-2で、2人のFWがマリノスのCBのビルドアップに対してプレスを掛けてくる感じ。でも、11番の永井選手は速いスピードでプレスをかけてくるものの、もうひとりのFW(誰だっけ?)はプレスはかけてくるけど、そこまでガッツリかけては来なかったかと。
  • マリノス、後半からはトップ下に山田選手が入るマルコスシステムに。
  • マルコスシステムに戻したのはこんな理由から
  • 「監督に怒られて(苦笑)。『お前、もっとボールに絡め!』『ボランチに入れ!!』と。前半は少し前目な位置で、相手のギャップのところに残って縦パスを引き出そうとしましたけれど、相手も元気だったこともあり上手く行きませんでした。後半は指示を出されたので、しっかりと後ろからビルドアップを助けながらゲームコントロールする役割に重点を置き、そうすることで勝利に持ち込めました」((中略))「相手が3ボランチ気味で来て、前半は俺と(山田)康太のシャドーで並んでいても上手くボールが回らず、俺とキー坊(喜田)が横並びになることで、3ボランチを引き出してギャップを突くことができました」(引用元:サカノワ
  • ボールポゼッション率としては70%(データ元:DAZNの配信)と高いものの、裏を狙う動きが少なくパスを回して攻めあぐねるという状況かなぁと。
  • でも、松本が攻める時はなぜかスルスルっと抜かれて大ピンチになることしばしば。
  • スプリント回数も直近5試合の中では少なめ(神戸戦:245回、磐田戦:176回、湘南戦:171回、清水戦:191回、松本戦:176回)
  • 後半は左サイドからの攻撃多めに
  • 後半は65分ぐらいまでシュートなしの状況

 

ゴールシーン

 64分に山田選手と交代で入った大津選手。とにかくとにかく走る、走る!ボランチと前線をつなぐべくとにかく走る。その努力は報われます。

畠中選手→遠藤選手受ける→遠藤選手左足でスルーパス→大津選手、相手のプレッシャーにも負けずに倒れながらも折り返す→そのボールはエジガル選手に→エジガル選手がクルッとターンしてシュート→ゴール!

この試合でずっと足りないなと思っていた裏を狙う動きを体現してくれたすばらしいアシストでした。あれ、でもこれ結局いつものマリノスの得点パターンかな?

 

試合のハイライト

  • 右SBの和田選手、攻撃のとき内側に入ってくるのは構わないのですが、ちょっとではなくほぼ逆サイド近くまで来るので、右サイドの本来いるべきポジションに誰もいなく結構ヒヤヒヤすることが。左SBのティーラトン選手も同様。
  • 10分48秒:山田選手のシュートはポストに直撃。ポストがあと1センチ細ければ…。
  • 17分19秒:マリノスFKのシーン。壁側に立つ遠藤選手に対して指示を出す天野選手。すると、遠藤選手は「気をつけ!」のポーズをするかのようにピシッと立ち壁の隙間を埋める。残念ながらそこまで調整したのにFKはポストにあたり残念ながら入らず。
  • 27分29秒:松本の3番の選手が遠藤選手に対して足を引っ掛けて倒れた遠藤選手。ほどけたスパイクの紐を直していると松本の3番の選手が遠藤選手の頭を小突く。(推しの頭を小突くなんて…)この試合で遠藤選手vs松本の3番のバチバチが何度かありましたが。
  • 実況の倉敷さんエジガル選手のことを「マルコス・ジュニオ」と言うこと数回
  • 35分35秒:遠藤選手が左ハーフスペースでためてためて前にパスを出したところに仲川選手へ。そのボールを仲川選手が折り返したのを和田選手がシュート!清水戦に続く、「なぜそこにいる!?」案件
  • マリノス先制ゴール後から清水戦の逆転負けを繰り返さぬよう時間を進めるプレーを覚えた!無理せず回したり、行けそうだなという時だけ狙いに行ったり、コーナーフラッグ付近で時間を稼いだり。
  • 92分28秒:天野選手自ら得たFKのチャンス。壁に指示を与えたりしていたのに、突然口元に手を当て、まるで「静かにして!」というような仕草。FKに集中したいから静かにしてだったのか、はたまた何かの合図だったのか…???
  • 93分54秒:ショートコーナーから天野選手がゴールライン沿いをスルスルスルっとドリブルで前進

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手と山田選手ですが、遠藤選手はスタメンフル出場!

山田選手はスタメン出場61分までプレー。

  • 遠藤選手は2本惜しいシュートがありましたが、エジガル選手の先制ゴールの起点となったりもしました。大津選手に出したパスは遠藤選手なんですよ!!!でも、前節ぐらいから遠藤選手がドリブルしている時の相手選手のマークがきつくなってきたような気がするような…。
  • 山田選手はポストに当たる惜しいシュートがありましたね。今シーズンリーグ戦初スタメンでしたが良かったと思いますよ。ただ、U-20ワールドカップで見せてくれたガツガツとした迫力のあるプレーをもっと見せてくれてもよかったかなと思いました。

 

まとめ

終わってみれば1-0の辛勝。相手のシュートミスが多かったのも助かりましたね。でも、マルコス選手が出場停止でも、三好選手がいなくても勝てたこと。マリノス対策をしてきた松本に対して我慢して我慢して得た勝利は大きな収穫になったと思います。

この試合を終えて暫定2位となったマリノス。しかし、ここで油断せず一つ一つ勝利を積み重ねていきましょう!次は現在首位を走るFC東京戦。絶対に負けられない試合です!

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は大津選手にしたいと思います!

(理由)

  • これは文句なしでしょう!あのアシスト。
  • 試合の出場時間は昨年より減っていると思います。ただ、それでも腐らずに準備し続けていたことを讃えたいと思います。
  • もちろんスタメンで出たいという気持ちはあるけど、監督を信じているし、こうやってチャンスも与えてくれる。そういった中で自分たちが結果を出してチームを高めていくのが大事だと思うし、誰が出ても強いマリノスでいなきゃいけないと思う。そういった意味で、出られなくても日頃から良い準備をし続けることがチームを押し上げる、チームのレベルを高める意味ですごく大事になってくる。優勝するチームは全員がプレーできる良いチームだと思うし、そういうチームを目指している。(引用元:Jリーグ公式サイト) 

    この言葉聞いたらますます応援したくなりますよね。 

 

おまけ

この試合のDAZNの解説は中田浩二さん。「そうですね」が多くて、実況の倉敷さんと雑談することしばし。やっぱり、解説は柱谷幸一さんが個人的には好みです!