【観戦記】2021年 ルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦 コンサドーレ札幌と天皇杯2回戦
2021年ルヴァンカップ プレーオフステージ 第2戦 横浜F・マリノス ー コンサドーレ札幌
2021年6月14日(日)
ニッパツ三ツ沢球技場 17:03キックオフ
天気:曇
主審:家本 政明
横浜F・マリノス 1-3 コンサドーレ札幌
マリノス得点者:水沼宏太(61分)
警告:
この1週間、本当にいろんなことがありました。
正直、この記事も書くのをやめようかと迷ったほどです。
でも、やっぱり振り返ることにしました。
スタメン
控え:梶川、實藤、和田、扇原、水沼、樺山、レオセアラ
スタメン発表時にはメンバー入りしていたティーラトン、ウォーミングアップを普通にこなしていたように見えたのですが、アップ中に痛めてしまったのか選手入場してきた時に健さん(=松原)が登場してきて自分の席の周りでは一瞬ザワザワとしたほどでした。
そして、前田大然は前日U-24の試合に出たばかり、オナイウはまだ代表活動中で不在の状況。それに加えて水曜日に天皇杯で足が吊りながらも120分戦ったレオセアラを休ませるためかゼロトップでこの試合は挑むことになりました。
感想
(前半)
・7分に畠中がオウンゴールしてしまい先制されるもまだ試合序盤ということもあり立て直せるだろうと思った
・マリノス、守備でプレスを掛けに行っても上手くボールが奪えない。ハマってないという印象
・飲水タイム、監督代行の松永さんから何か指示が出るかと思いきや、選手たちの輪の外側に立ち何も声を掛けない。むしろ輪の中心で声を出していたのはハッチンソンヘッドコーチ。(おそらく実質監督なのだと思います。試合中もハッチンソンヘッドコーチはずっと立ってウロウロしてましたし、時折声を出してましたから。でも通訳のユッチさんは訳さずベンチに座ったまま)
・ここまででゼロトップが上手く機能しているようには見えなかった。
・でも、札幌が圧倒しているかというとそうは見えない不思議…
・前半はこのまま0-1で終了。シュート何本打っただろうか。
(後半)
・後半は交代無しでスタート
・ハーフタイムで少々修正したのかテンポが良くなったような???
・テルの惜しいシュートがあるも菅野に止められる…
・51分に札幌のCKからのこぼれ球(のはず)を菅がどかーんとミドルシュート一発決まって0-2。この時点でマリノスは3点取らないと勝ち上がれない状況。
・後半のベンチ。松永さんは時折立って見守るも、ハッチンソンコーチが右往左往している状況は続く。
・その後ハッチンソンコーチが松永さんに進言しているように見えた。
・ベンチが慌ただしくなる。一気に3枚替え。レオセアラ、水沼、扇原を投入。(疲労の色が見える選手を交代したように感じた)
・水沼宏太のヘディングでのゴールが決まり、勢いづいたかに見えた
・しかし、時間はただただ過ぎるばかり。シュートを打っても枠の外か、菅野に止められる。
・岩田に替えて樺山投入し、より攻撃的にする
・しかし、札幌のスローインの流れから87分に失点。苦しい…
・結局、1-3で試合終了。ルヴァンカップ敗退。
(試合全般を通して気になったこと)
・試合を通してビルドアップに苦しんでいるように見えたが、とくに両SBはボールの出し先に迷いながらプレーしているように見えた。小池にイキイキとした感じがない。
・エウベルはサイドに張らず、内側に入ってきてしまうし…
・畠中も札幌のマンツーマンディフェンスによってかボールを持っている時に慌てていたような印象
・暫定監督ということだが、実質はハッチンソンコーチが指揮を取るのか?たまたまこの試合だけだったのかは様子見。
・オナイウもしくは大然がいれば…と思った試合だった。
(大然はスタンドで観戦していたので、ピッチに降りてきてくれないか?と思ったほど)
この日の推し選手
・最推し:ケニーこと松原健:スタメンフル出場
・2推し:テルこと仲川輝人:スタメン出場55分までプレー
・3推し:槙之輔こと畠中槙之輔:スタメンフル出場
・4推し:喜田さんこと喜田拓也:メンバー外
【この試合の頑張ったで賞】
負けても選出するのがマイルール。この試合のがんばったで賞はピッチに入ってからも入る前からも声を出しリーダーシップを取っていた水沼宏太選手にしたいと思います。この試合唯一のゴールも決めましたしね。
天皇杯 第2回戦の話
※この試合の翌日にボスの退任が発表され、寂しさのあまりブログを書くのをやめようかと思いましたが、見たこと感じたことは簡単であろうとも記録に残そうと思い書くことにしました。
2021年天皇杯 2回戦 横浜F・マリノス ー HONDA FC
2021年6月9日(水)
ニッパツ三ツ沢球技場 18:00キックオフ
天気:晴
主審:大坪 博和
横浜F・マリノス 2-2(PK 3-5) HONDA FC
マリノス得点者:エウベル(67分)、レオセアラ(102分)
警告:
(感想)
・試合序盤からボスがイライラしてベンチから声を出す。とくにチアゴは何度呼ばれていたことか
・何かピッチ内の雰囲気がいつもと違ったように思えた(おそらく試合前にボスの退任の話が出たのかもしれない)
・勝たなきゃ、失点してはならないという思いが自然とそうさせたのかいつもよりラインが低い。(それでチアゴにラインを上げろと何度もボスは言っていたのかもしれない)
・前半はとくに慎重になりすぎていたと思う。
・ボスはチャレンジしないととくにイラツイているようだった。
→たとえば、樺山がドリブルで仕掛けて失敗してもそれは怒らなかったが、消極的になりバックパスを選択するとボスが苛立っていたようだった。
・後半から徐々にいつものようなサッカーに戻りつつあるようには見えたが…
・シュートを打てども入らない。
・延長終了間際にPK戦に備えてGKの交代。梶川にとってはすごく悔しい思いだったに違いない。でも、その後シゲさんが声をかけてフォローしているようだったが。
・結局PK戦の末敗退…すべては前半の入りの悪さが影響したのか???
・ボスの最終戦は敗戦で終了。
Thank you, BOSS!
ボスからはたくさんのことを学んだと思います。
・選手、監督、コーチ、スタッフ、会社のみなさん、サポーター、スポンサーのみなさんとのファミリーというつながりの大事さ
・お互いを信じるということ(選手同士、選手と監督、選手とコーチなど)
・勇気を持ってチャレンジすること
などなど…
でも、ボスが指揮を執る最後の試合でこのような結果に終わってしまったことは非常に残念でした。
しかし、ボスがいなくなってもマリノスはまだ続くのです。
サポーターとして応援している以上、これからもマリノスを支え、応援していきたいと思いました。