Addicted to football

サッカー観戦の記録

2019 J1 第20節 ヴィッセル神戸 ー 横浜F・マリノス

2019年J1第20節 ヴィッセル神戸横浜F・マリノス
2019年7月20日(土)
ノエビアスタジアム神戸 18:03キックオフ
天気:曇
主審:今村 義朗


ヴィッセル神戸 0-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(38分)、マルコス・ジュニオール(78分)
警告:チアゴ・マルチンス(退場)

f:id:emdhja6:20190721185151p:plain

f:id:emdhja6:20190721185258p:plain

 

前節浦和戦の試合前に起きた出来事による応援のコアメンバーが不在の中迎えたこの試合。
もしかするといつもと違うゴール裏の雰囲気は敏感な選手なら気づいていたかも???
なぜなら選手のチャントやコールを歌うタイミングがいつもは輪オニのタイミングなのにそれよりも早かったから。
それが影響したかはわからないし、おそらくそんなことは影響していないと思いたい。
でも、明らかにいつもと違っていたのは湿度の高さ。座っているだけでも暑いというのに、ピッチレベルで大型の扇風機が回っているといえどもかなり蒸し暑かったかと。試合中袖をまくったり、ユニフォームの裾をまくっては汗を拭う選手続出!夏モード全開でしたとさ。

 

スタメン


広瀬、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、扇原
マルコス
仲川、エジガル、遠藤

 

控え:飯倉、伊藤、和田、大津、山田、三好、李

 

スタメンは前節の浦和戦と同じメンバー。
控えには先日加入が発表され、試合前日に選手登録が完了したばかりの伊藤選手がメンバー入りしました。

 

試合のふわっと振り返り

(前半)

  • 神戸は4-1-2-3で、ここ数試合はボランチの位置に入ることが多かったらしいイニエスタ選手を1列前に上げた。たぶん。知らんけど。
  • マリノスは毎度おなじみマルコスシステム
  • マリノスはスムーズなビルドアップがなかなかできない。なぜならマリノス自陣でのビルドアップに神戸が前からプレスをかけてきたから。
  • イニエスタ選手も前から猛プレスかける!長続きはしなかったけど(でもビジャ選手はしない)
  • 序盤は神戸ペース、引っ掛けてボールを奪ってサイドチェンジを使ったりしてシュートまで一気に。
  • しかし、マリノスはなんとかこのピンチを凌いで魔の15分は乗り切った。
  • 早く先制して楽に戦いたいと思っていたかはさておき、とにかく攻め急いでしまうマリノス。焦らなくても良いのに…
  • 30分ぐらいまでシュート数ゼロのマリノス
  • 昨年のアウェイ神戸戦でがっちりとイニエスタ選手を抑えた喜田選手はこの試合はちょっと手を焼いてましたね。
  • 扇原選手はまだ復帰2戦目ということもあり、コンディションが上がってきていないのか、こちらはイニエスタ選手を抑えるのに大苦戦。ちょっと後手気味に見えたかな。足先で抑えようとするけど、イニエスタ選手はそんなことでは抑えられるはずもなく。でも、持ち味のロングパスによる展開は効果的だったかと。
  • しかし、いつものようなマリノスらしいテンポのあるサッカーができない中で迎えた38分

    ボールを持って上がってきた神戸のGK前川選手にプレスをかけに行ったエジガル選手。そこから一気にショートカウンターで先制!ここまでよく耐えたし、エジガル選手のプレスもお見事!ありがたや、エジガル様。

(後半)

  • 後半も決定機を作ったのは神戸。ビジャ選手にも打たれるシーンもあったが朴選手のセーブにより失点は免れる。助かったー!
  • ようやく決定機を作ったマリノスだったが、エジガル選手が芝に足を引っ掛けるような形になり足首をひねった模様。エース、チーム得点王のエジガル選手の負傷交代という展開に。「どうか、軽傷であってほしい!」
  • エジガル選手に替わって投入されたのは三好選手。マルコス選手はいつものエジガル選手の位置に。
  • しかし、その直後チアゴ選手が神戸の古橋選手の足をひっかけて止めたことによる決定機阻止の判定からレッドカード一発退場…(涙)正直スタジアムで見た時は「決定機阻止かな???でも、よくわからん」と思いつつも、「ちょっと厳しくないかなぁ今村主審!」と思ったわけで。でも、DAZNで見たらボールではなく足に行ってたので仕方ない納得。このままマリノスはどうなってしまうのか。アウェイ清水戦でのマルコス選手退場後の流れが頭をよぎったわけで…。
  • アウェイ清水戦ではCBの控え選手がいなかったため、和田選手が急遽CBのポジションに入ることになったけど、この日は加入間もない伊藤選手が控えにいたことにより、伊藤選手マリノスデビュー!J1初デビュー戦がいきなりビジャ選手やイニエスタ選手という世界最高峰の選手と対峙することに。ここからの自分のテンションがおかしい。「槙人頑張れ!超頑張れ!」とか、「槙人ーーー!」と叫び続けた。いつもは「渓太ぁぁぁぁあああ」とか「三好ぃぃぃぃぃいいいいいい」とかしか言ってないけど、この日の後半は「槙人ぉぉおぉおおおおお」と叫び続けた記憶しかない。
  • 伊藤選手投入直後迎えた神戸のFKのタイミング。キッカーにはイニエスタ選手、ビジャ選手、そして初瀬選手がいたと思うけど、「神戸さん、イニエスタに蹴らせるんでしょ?」と思ったら案の定。しかし、そのFKは朴選手がブローッック!すばらしい、すばらしいよ朴選手。ありがとう、朴選手。
  • 正直エースもいない、CB退場という状況で守りをがっちりと固めるかと思いきや、清水戦の反省を踏まえてラインは少々低めにしつつも、ボールを無理に追わないようにしてましたね。反省をしっかりと別の試合に活かせるのは成長の証。でも、むしろ10人になってからのほうが本来のマリノスらしさが出てきたような?
  • すると仲川選手がドリブルでペナルティエリアに侵入。それを神戸のGK前川選手が前に飛び出てブロックを試みるが仲川選手が倒されてPKの判定。やっとですよ、ファウル取ってもらえた!主審がこのようなシーンで仲川選手が倒されたのは度々あったのになかなかファウルを取ってもらえなかったのに。よしよし、PK決めてとどめを刺そう!
  • イエーーーイ!これで少しは楽になったぞ。目の前にはマルコス選手がパフォーマンスする気満々で自分の目の前にやってきたんですよ。「今日はどんなパフォーマンスだ?」と期待してたら、遠藤選手、三好選手、仲川選手と4人で気円斬!ちょっとグダグダだったけどもね。

  • このPK前後あたりからこの日の蒸し暑さが体に堪えてきているのか、試合中に足を伸ばす選手が数人、攣った選手は認識した限りでは仲川選手、マルコス選手、ティーラトン選手。遠藤選手も膝に手を当ててみたり。
  • そんな足が攣ってしまって伸ばしても回復しない仲川選手に替わって大津選手投入。そりゃもう前から相手選手を猛追。心強い!
  • マルコス選手も足が攣って一旦担架で運ばれるもすぐに戻ってきて、前からの猛プレス。ありがたい!
  • 今日デビューの伊藤槙人選手、神戸のセットプレーの時に他の選手の立ち位置について指示を出したり、ウェリントン選手との競り合いにも勝ったりととてもJ1デビュー戦とは思えないほど頼もしいプレー。
  • アディショナルタイム7分というふざけた感じになりましたが、無失点勝利!5月31日の湘南戦以来のアウェイ勝利で終わりましたとさ。
  • しかし、このスタジアムのピッチ、水を撒いたわけでもないのによく滑るよねぇ。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手、スタメンフル出場

2戦連続ゴールが期待されましたが、この試合のとくに前半はいつもの彼らしいドリブルでの仕掛けなどあまり見られなかったです。西選手相手に苦戦してましたね。個人的には西選手とコーナーフラッグ付近でバチバチやってたのは面白かったですけど。あ、アディショナルタイムに惜しいシュートがありましたが。まぁ、次のゴールは次節に期待!

 

まとめ

マリノスのサッカーで圧倒するというのはできなかったと思います。ですが、アウェイの地、蒸し暑さ、エジガル選手の負傷、チアゴ選手の退場といろんな状況が重なっていたのにもかかわらず、勝てたこと、そして無失点で終えられたことは大きい!

しかも、マルコス選手がPKを蹴る前、喜田選手をはじめとして守備の選手たちがピッチ上でどう対応するかで話し合っているのを見た時は成長したなぁと。

さて、問題は次節です。チアゴ選手はおそらく1試合の出場停止(来週のシティ戦で帳消しにしてくれないか?無理を承知で言ってるが)、エジガル選手も負傷でおそらく出場は厳しいでしょう。さて、ボスはどうするのか?マルコス選手がトップに入り、三好選手がトップ下に入るマルコスシステム、いや三好システムになるのか?

伊藤選手は次節フルタイムでプレーすることになると思うのでいろいろ楽しみです。

 

その前に来週はプレミアリーグ王者のマンチェスター・シティとの対戦。今のマリノスがどこまでやれるのか?こちらも楽しみです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は朴選手仲川選手にしたいと思います!

(理由)

  • 朴選手はチアゴ選手退場直後にイニエスタ選手のFKを止めたこと。これで追いつかれていたら流れが変わっていたかもしれないと思うと、あのビッグセーブは大きかったです
  • 仲川選手は2得点とも絡んだ形になるのですばらしい!

その他

今回の遠征で立ち寄ったお店