2019 J1 第5節 横浜F・マリノス ー サガン鳥栖
2019年J1第5節 横浜F・マリノス ー サガン鳥栖
2019年3月29日(金)
日産スタジアム 19:33キックオフ
天気:曇り
主審:村上 伸次
横浜F・マリノス 0-0 サガン鳥栖
マリノス得点者:
警告:仲川輝人(累積2枚)
代表ウィークによる約2週間の中断期間を終えて再開したリーグ戦。
金曜日夜開催となりましたが花冷えのせいかとても寒かったです。
スタメンは
朴
松原、チアゴ、畠中、広瀬
喜田
三好、天野
仲川、エジガル、マルコス
昨シーズンフルタイム出場を達成した飯倉選手、控えにはいるので怪我ではないのでしょうが、競争力を高めるためでしょうか。この試合は朴選手が移籍加入後リーグ戦初スタメンとなりました。
そして、代表戦で帰国したばかりと思われるティーラトン選手のコンディションを考慮してか、左SBに広瀬選手が入り、右SBには腸腰筋肉離れから復帰した松原選手が入りました。
松原選手、おかえりなさい。
最終ラインのビルドアップ
喜田選手を鳥栖の豊田選手と金崎選手が挟むような形でポジション取りをするため最終ラインからの特に畠中選手からの喜田選手へのパスは出しづらそうに見えました。
また、左SBの広瀬選手が1列前の内側に入ることが多く、最終ラインのビルドアップは左は畠中選手から、右は松原選手からスタートしていたと思います。
広瀬選手の動きは追うのがなかなか大変で、スペースを見つけてはときに逆サイドの方まで行ってることがあり、試合中「どこ行った?」と何度探したことか(笑)ただ、あのポジション取りはあれで良いのでしょうか?
中へ、中へ
この試合では鳥栖が中を封じてるのに、マリノスの攻撃は中に集まりがちでもっとピッチを広く使ってパスを回せば良いのになぁ…と。
特に前半は外側にいる仲川選手を活かしきれてないかなと思ったほどです。
気になった選手
- 天野選手:同じIH(インサイドハーフ)の三好選手は常に前へ前へという意識が強いため、そのバランスを取ろうとしてか守備に意識が向いているかなという印象です。三好選手が交代で下がってから裏への抜け出しが見えたりしたので、後ろ重心なのかなぁと。でも、個人的には三好選手がピッチにいる時も裏への抜け出しをもっとやった方が良いのではと思っています。あと、足首のコンディションが万全ではなさそうに見えるのですが気のせいでしょうか。
- 朴選手:リーグ戦初スタメンでしたが、54分にセンターサークル付近にいる三好選手めがけて投げて出したシーン。視野が広いなぁと思いました。カウンターのチャンスにもなり得たのでとても良かったと思います。
この日の推し選手は
私が推してる遠藤選手ですが、仲川選手のアクシデントにより63分より途中出場。ボールを持ちながら次の出し先に困っている時がありましたが、72分の三好選手からボールを受けてマルコス選手に出した相手の2選手の間を通すパスや、73分のマルコス選手とのパス交換でペナルティエリア角付近に侵入しシュート打ったシーン、シュートは残念ながら相手選手に阻まれましたが良いシーンがいくつかありましたよ。
ただ、「Don't think, Feel」と某映画の有名なセリフのようですが、それを意識するとさらに良いかもしれません。
まとめ
残念ながら勝ち点2を失ってしまう形になりましたが、開幕してから初のクリーンシート。不慣れな左でプレーしていた広瀬選手もスライディングで危なくなりかけたシーンを阻止したり、畠中選手も代表で大きな刺激を受けたのか守備はもちろん、攻撃の起点という面でもさらなる成長を意識しているようにも見え、頼もしくありました。ものすごいスピードで成長していこうとする姿を見守ることができるのはサポーター冥利につきますね。
あと裏に抜けるシーンが増えるとさらに攻撃に厚みが増すのかなとかも感じました。
さて次節は飯倉選手なのか、はたまた朴選手なのか。そしてSBのポジション争いはどうなるのでしょうか。
仲川選手、とても苦しそうな表情をして交代となりましたが、とても心配です。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞はチアゴ選手です!
22分の一瞬遅れたのにも関わらず走力で金崎選手を抜いて止めたシーン、あれがこの試合のハイライトだったと思います。