Addicted to football

サッカー観戦の記録

2019 J1 第28節 ジュビロ磐田 ー 横浜F・マリノス

2019年J1第28節 ジュビロ磐田横浜F・マリノス
2019年10月5日(土)
ヤマハスタジアム 14:04キックオフ
天気:晴
主審:東城 穣


ジュビロ磐田 0-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:オウンゴール(30分)、仲川輝人(87分)
警告:仲川輝人(累積3枚)、松原健(累積2枚)、エリキ(累積2枚)

 

f:id:emdhja6:20191006150220p:plain

f:id:emdhja6:20191006150350p:plain

 

10月になりました。しかし、そうは思えないほど連日暑い日が続く中でのデーゲーム開催。プレーする選手にとっては地獄のような暑さだったと思いますし、観戦する私達も大変厳しい環境の中での観戦となりました。

ヤマハスタジアム、ゴール裏にいると最前列じゃない限り手前のゴールは見えないし、狭くて窮屈で肩がこるし、スタグルはビジター側にはあまり無いし…とそんなスタジアムです。(スタジアムで食べたのは小さな牛丼のみ。)

ということで、磐田行ってきました。なんとか今回は熱中症にならずに帰ってこられましたが。

ということで、この試合の振り返りを〜♫

 

スタメン

松原、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、扇原

マルコス

仲川、エリキ、マテウス

 

控え:杉本、伊藤、高野、広瀬、渡辺、大津、遠藤

 

前節出場停止だった喜田さん、ブンちゃんがスタメンに復帰!

そして陸斗、おかえり!意外と復帰が早かった。安心しました。

(ところで陸斗、髪型をますますあまじゅんに寄せてる?)

 

テルが久しぶりに右WGの位置に入ります。

 

試合のふわっと振り返り

(前半)

コイントスで喜田さんは負けたのかピッチエンド交代することに。

マリノスのキックオフからスタート。

 

キックオフ早々マルコス倒されFKのチャンス。キッカーはマテウス、マルコスが準備。さぁどっちが蹴る?マルコスが蹴ったが入らず!これまでキッカーを務めていたブンチャンは控えめにさがってしまう…

 

1stシュートはマテウス。しかし、GKにキャッチされる

そのリスタートからの磐田のシュートは枠をかすめるも入らず。(結構危なかった…)

 

ケニー(マツケン)が逆サイドまで戻ってきて守備をカバーするシーンが2回ぐらいありましたかね。

 

その後も行ったり来たりの展開。本当に相手は最下位なのか?と思うほど五分の戦いが続きます。

 

11分11秒:マルコスがペナルティエリア真ん中正面の位置で倒されFKのチャンス。またしてもブンチャンは控えめに下がっていき、マルコスとマテウスが準備。マテウスがFKを蹴るも壁に当たる。

 

14分43秒:ルキアンとマツケンの競り合いでファウルとなりFKのチャンスを与えるもパギさんナイスブロック!!!

 

25分頃でしょうかジュビロルキアン選手が傷めている最中。選手たちはその間水分補給する。しかしその間、ボスは何やら激おこ。何に怒っていたのか?結局わからぬまま流れでそのまま飲水タイムに。

 

この暑さで飲水タイムが無いのはキツイだろうなぁ…と思っていたのですが、試合中マリノスのベンチ裏で主務の慎くんがドリンクボトルに水を詰めているのが私の席からは見えたので「飲水タイム」あるんだろうなぁと実は思ってました。

 

その飲水タイムが功を奏したのか、

 オウンゴールで先制!

といってもですね、ヤマハスタジアムのゴール裏上段から見ているとよくわからないんですよ。ゴールしたのを認識するまでに時差があるんです。テルがシュート打ったところまでは見えましたけどもね。

 

ここ数試合テルはセンターでの起用でしたけど、やっぱりサイドの方が合ってそうですよね。

 

先制してからはマリノスが主導権を握る展開。さらに追加点を!と思ったものです。

 

そういえば、ヤマハスタジアム、一見芝のコンディションが良さそうだなと思ったのですが、磐田自陣のコーナーフラッグ付近で芝がめくれたのに気づいてから、結構ボコボコしていることに気づきました。

 

結局前半0-1のまま終了。

 

(後半)

アダイウトン選手が交代で入ってくる前になんとか追加点を入れたいところ。

 

開始早々磐田の山本康裕選手がスルスルっと抜けてきたところをパギさんペナルティエリア内でブロック。ゴールキックの判定。ブロックの仕方や選手が倒れたのを見たときはPKの判定になるのではないかとちょっとヒヤリとしましたけど。

 

51分:ケニー(マツケン)からのロングフィードに裏抜けしたテル。テルはハイボールクロス入れるも中の選手とは合わず。

 

後半は前半と比べてパススピード上がったかな?という印象。ボスに「テンポをあげよう」とか言われたかな?

 

磐田にも何度か攻め込まれるシーンがありつつも最終ラインがしっかりと踏ん張ります。

 

63分:マテウスに替わって渓太がイン。(ボス、交代早め)マテウス、なんとなくあまり攻撃で関与できてないかなぁという感じには見受けられましたけど。だからだったのかな?

喜田、扇原

マルコス

仲川、エリキ、遠藤

こんな配置に。

 

渓太がピッチに入って直後、磐田の攻撃からのカウンターでドリブルで前進しているときに今野選手に倒されてしまいます。もちろん今野選手にはイエローカードが。渓太も怒ってましたけどもね。その後のFKからの攻撃は得点には結びつかず…。

 

その直後、磐田がボールをキープしているところをインターセプトして前進からのシュートまで持っていったキャプテン喜田さん。決まっていれば最高でしたけど、惜しかったなぁ。

 

追加点を入れたいマリノス、同点に持ち込みたい磐田…膠着状態が続きます。

 

その後再び飲水タイムが。磐田側ゴール裏からは「ここから始まる磐田の反撃」のチャントが。いや、そうはさせまいとこちらは思っていましたがね。

 

あぁあぁ…もどかしいし、ドキドキするしぃぃぃいっ。

マルコスはファウルを受け倒されたのをきっかけに足がつってしまったらしく、それを伸ばしてあげる喜田さん。

 

この間に磐田はいよいよ大久保選手を投入。こりゃ、ますます気を引き締めていかないと。

 

73分:マルコスが得たマリノスFKのチャンス!キッカーはブンちゃん。前半はFK蹴るチャンスはなかったけど、マテウスが交代してチャンスが。このキックは惜しくも八田選手に阻まれてしまいます。

 

そんな足がつってしまったマルコスに替えてナベコウタ(ナベコ)を投入。

喜田、扇原

渡辺

仲川、エリキ、遠藤

ナベコはそのままマルコスがいた位置に。

 

その投入直後、ちょっとどの選手が出したのかはわかりませんでしたし、DAZNで見てもわからないのですが、ロングスルーパスが。それは裏に抜けたエリキにつながる。逆サイドには渓太が並走。エリキは逆サイドの渓太にパス。渓太押し込もうとしてる…よし、得点のチャンス!

 

小川大貴選手、渓太、八田選手と挟まれるような状態。ボールは八田選手がギリギリゴールラインを割らないところでブロック。しかし、そのときに「ゴツン!」いや「ゴーン!」と鈍い音が聞こえました。

後ろからきた小川選手ともつれて、バランスを崩した渓太は左肩→首筋→左側頭部をゴールポストに激突し強打。ゴール裏から見ている時、最初は足でも怪我したかなと思いましたが、ドクターは明らかに足の治療はしていない。頭か、出血か?重苦しい空気がスタジアムに流れます。

 

DAZNで見直してみると比較的早いうちに自力で起き上がってるんですね。ただ、左肩を押さえて呼吸が苦しそうにしてたようです。

 

マリノス、磐田両方のゴール裏含めてみんなが渓太の状況を心配そうに見つめます。ボスもコーチも、ベンチにいる控え選手もみんな渓太のことを心配していました。

渓太が立ち上がるまでとても長い時間に感じました。どうか、どうか無事であってほしい!祈る思いで私はピッチを見ていました。(もう半分泣いてたけど)

 

立ち上がったあとも呼吸が苦しそうな表情。顔色も悪そう。その時の私は鎖骨などが折れて肺気胸にでもなったか?それともあまりの衝撃のショックで過呼吸的な感じになったのか?いろんなことが頭をよぎりました。

トボトボと自力でベンチまで歩いてきたものの足取りは重く…。ただずっと肩をおさえて歩いていました。ベンチまでようやく戻ってくると大津さんが「大丈夫か?」と心配そうに声をかけるも、渓太は手で「頭と肩が…」というジェスチャーを返すのがやっとの状況。そのままベンチ裏の控室に入っていきました。

 

ようやく試合再開。

その後の84分交代で入ったばかりの渓太に替わり、投入されたのは高野くん。

投入直後、ブンちゃんが「どっちが前に行くんだ?」という確認をしていましたが。

松原、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、扇原

渡辺

仲川、エリキ、高野

これで交代枠すべてを使い切りました。

 

さぁ、スクランブル出場となった高野くん。しかもWGの位置。どんなプレーをしてくれるのか気になるも。内心は渓太のことが心配で時折どこか少しうわの空状態。

 

磐田はアダイウトン選手を投入してた。これは怖い!

 

その後

テルがゴール!

高野くんが逆サイドのテルにサイドチェンジのクロス。テルがクロスなのかシュートなのかというボールがそのままゴールへ。

ごめんよ、テル。この瞬間渓太のことが気になっててゴールの瞬間見逃したよ。気づいたときにはゴールセレブレーションやってた。

 

渓太の治療が長いことかかったためアディショナルタイムは7分。マリノスはクリーンシートで終えたいところ。

タカも足がつり、伸ばすも再びつってしまうのを繰り返している。がんばれ、タカ!あともうちょっと!

しかし、パギさんはそんな走れない状況のタカにパスを出してましたけど(笑)

 

走れなくなってしまったタカは前に残り、ナベコウタが後ろに下がり乗り切ります。

 

磐田も粘りますが、マリノスDF陣とにかく耐える。

 

そして、試合終了の笛が鳴る!!!!!

 

クリーンシートで勝ったー!(でも、渓太のことが気になる…)

 

試合後、この試合当日に28歳の誕生日を迎えたタカのためにゴール裏からは「Happy Birthday!」の歌の合唱。タカも嬉しそうでした。

 

この日の推し選手

私が応援している渓太、63分から交代出場。

マテウスとの違いを見せていました。

私が見ている限りではマテウスは後ろにいるブンちゃんの位置を気にすることが少ない印象。(違ってるかもしれないので自信が無いですが)しかし、渓太はブンちゃんや他の選手とのバランスを取っていたりと頑張っているようでした。

あの負傷となったカウンターももしかしたら決まっていたかもしれません。

 

試合後スタジアムを出たらスタジアム玄関のところに1台の救急車が止まっていて、まさにスタジアムから出ようとしているところでした。もしかしたら渓太が乗っていたのかもしれません。(それとも熱中症で倒れた観客か?いずれにしてもみんな無事であってほしいと祈る思いで救急車を見送りました)

 

試合後の報道で

www.sponichi.co.jp

試合後は磐田市内の病院で診察を受けて軽度の肺挫傷と診断を受けたもようで、6日から始まるU―22日本代表のブラジル遠征も辞退する可能性が高くなった。

軽度の肺挫傷ってどういうこと???と検索して調べましたけどもね。

 

その後本人が以下のようなツイートを。

本人から軽傷と聞いて正直ホッとしました。命に関わるかもととてもとても心配していたので。

残念ながらこのブログを書いている今日、U-22代表のブラジル遠征辞退のリリースが出ました。

www.f-marinos.com

U-22日本代表 ブラジル遠征(10/6-16@ブラジル)のメンバーに選出されていた遠藤渓太選手が、怪我のため参加を辞退することとなりましたのでお知らせいたします。

この代表遠征にはみよっし(三好)、ナベコと選ばれていたので渓太も楽しみにしていたはずです。本人は悔しい思いをしているかもしれません。でも、軽傷といえども地球の裏側のブラジルまで行くのはさすがに負担が大きいです。まずは治療に専念し、治ったらまたアピールして代表に選ばれるように頑張ってほしいです。まだチャンスはあるし。

そして、マリノスにとっても大事な存在。まだ正式な怪我の状況についてのリリースは出ていませんが、軽傷であってほしいです。渓太、無理せずしっかり治してね。

 

まとめ

とまぁ、前半戦で戦ったときとはまったく違ったチームとなっていた磐田。点差こそ2点差となりましたが、結構接戦だったと思います。もし先制されていたらどうなっていたことか…。いずれにしても勝ってよかった。

 

ボスのテル右WGでの久しぶりの起用は成功だったかもしれませんね。

www.f-marinos.com

質問:仲川選手をセンターではなく右で起用しました。その理由を教えてください。
「今日のこのアウェイのジュビロのホームスタジアムは観客席が近く見えます。タイトに感じられるスタジアムです。
そこで自分は、今日に関しては、いつもセンターで使っている仲川とサイドバックの松原との関係性を組んだ方が面白くいくのではないかと考えました。
そしてエリキは、サイドでもセンターでもできる選手です。エリキが、非常に機能した部分もありました。
仲川に関しても、サイドから2点に絡みました。自分たちの前線の選手たちは、本当に流動的にできる選手たちがそろっていると思います」

昨年培ったケニー(マツケン)とテルの相性を考えての右WGでの起用だったんですね。

 

この日首位FC東京サガン鳥栖に敗戦し、首位との勝ち点差は1点。いよいよ迫ってきました。しかし、今はひとつひとつの試合を勝利し、積み重ねていけばきっと良い結果が見えてくるはずです。とにかく、目の前の試合に集中!

さて、代表ウィークに入り、次節は2週間後の19日に久しぶりのホームゲーム湘南戦。湘南は現在、監督のパワハラ問題でいろいろあるようですが、油断せずマリノスは勝つのみです。

渓太の復帰がいつになるかわかりませんが、もし次節が厳しい場合は左WGはおそらくマテウスを起用するでしょうが、控えは高野くんか?はたまた泉澤を使ってみるか?もしくは大津さん?それとも山谷くん?

誰が出てきても遜色なく戦えるマリノスを信じるのみです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は仲川選手にします!

 

(理由)

オウンゴールとなったシュート、そして1ゴール。実質2ゴールに貢献。

やはりケニー(マツケン)とのコンビネーションは最高でした。