2019 J1 第34節 横浜F・マリノス ー FC東京
2019年J1第34節 横浜F・マリノス ー FC東京
2019年12月7日(土)
日産スタジアム 14:03キックオフ
天気:雨のち曇
主審:木村 博之
横浜F・マリノス 3-0 FC東京
マリノス得点者:ティーラトン(26分)、エリキ(44分)、遠藤渓太(77分)
警告:エリキ(累積3枚)、朴一圭(退場)
8月17日以来の日産スタジアムでの試合、そして最終節。さらには4点差以上つけられて負けなければマリノスの優勝が決まるということで迎えたこの試合。
事前にチケットは完売ということでしたが、お天気が悪かったせいもあってかところどころ空席は見られたものの、それでもいつもの倍ぐらいの方がいらしており、注目度の高い試合となりました。
スタメン
朴
喜田、和田
マルコス
仲川、エリキ、マテウス
控え:中林、伊藤、高野、広瀬、渡辺、遠藤、李
前節の警告により出場停止となったタカの代わりに誰が出場するのか?ナベコウタを予想されていた方が多かった中、スタメンで出場したのはわー坊(=和田拓也)でした。
おそらく、ナベコウタをスタメンで起用するとマルコスの交代要員が大津さんが負傷ということもありいないことから、控えにまわることになったのかなと勝手に推測しています。実力は十分あるんですけどもね。
試合のふわっと振り返り
(試合前)
- 久しぶりの日産スタジアムは客席が埋まっているだけでなく、空中にスパイダーカムが設置されていつもとは違う雰囲気でしたね。優勝決定戦だけにDAZNの気合いが感じられました(あのカメラがギュイーンと動く感じ好きです)
(前半)
- キックオフ早々、FC東京のFKを頭でクリアし、倒れ込んだマルコス。前節のことが頭をよぎります。(結局大丈夫だったけど)
- エリキ、いつもなら後半の終盤ぐらいからユニフォームの裾をパンツにINするのに、この日は前半早いうちからINしている状況。気合いの現れか?
- 中盤で行ったり来たりと落ち着かない時間が続き、どちらもなかなか決定機を作れず
- どちらも球際激しく奪い合う
- 17分ぐらいからようやくマリノスが押し込む展開に。
- わー坊(=和田拓也)がまた良いタイミングで良いところにいてくれて、気が利くなぁと
- 槙之輔はこの日はちょっと前がかりな印象
- 22分:マリノス最終ラインの裏側に抜けた永井にパスが繋がり、パギさんと1対1になるも、パギさんブロック!
- その直後のカウンターからテルが独走ドリブルからのミドルシュートは入らず
- わー坊から受けたパスをブンちゃんが打ったシュートは(あちらの選手に当たってコースが変わりループシュートっぽくなったようにも見えるけど)ゴールに吸い込まれていき先制!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年12月7日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 横浜FMvsFC東京
🔢 1-0
⌚️ 26分
⚽️ ティーラトン(横浜FM)#ธีราทร#Jリーグ#横浜FM対FC東京
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- FC東京の中を固める守備をこじ開けるにはミドルシュートが必要なんだろうなと。それなら、ブンちゃんもしくはマテウスのミドルが決まれば…と思っていたのですが、ブンちゃんの悪魔の左足が炸裂っ!!!
- この日は健さん→テルだったり、ブンちゃん→マテウスへの行って来いパスがなかなか出せない。出してもカットされてしまったり。(そんな感じに見えただけで実際はどうだったかはカウントしてないのでわかりませんが)
- 37分:またしても永井が裏に抜け、そこに合わせるようにパスが出され、永井がシュート打つも大きく枠の外へ
- マリノスがそのカウンターで攻め上がるも阻まれて逆カウンター。だが、残念そこはチアゴ!!!さすが頼れるCB!
- アウェイFC東京戦以降リーグ戦では出場していなかったわー坊が本当にイキイキとしていてすばらしい!
- 前半、追加点が入らずこのまま終わることになるのだろうかと思い始めた頃、パギさんスタートからいくつかパスを繋いでいき、徐々に前へジワリジワリと進んでいきマルコスからエリキへ。エリキは相手からのプレッシャーにも負けず左足を振り切ってゴール!(ここまで何本パス繋がったんだ?)この追加点は大きい!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年12月7日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 横浜FMvsFC東京
🔢 2-0
⌚️ 44分
⚽️ エリキ(横浜FM)#Jリーグ#横浜FM対FC東京
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXLYeZ pic.twitter.com/EQ9anD5E93
- 優勝を確信したのかマリノスゴール裏からは「この街にシャーレを」のチャントが
- このまま2-0で前半終了。先制してからは主導権を握れていたと思うし、あちらはマリノスからボールを奪えない。優勝というプレッシャーには負けず、マリノスのアタッキングフットボールを自信をもってプレーできていたと思います。でも、もっと殴り倒せたはず。
(ハーフタイム)
- FC東京側ゴール裏から「あと6点、あと6点!」のコールが。いやいやいや、そうは言いますけどもね、そんなあなたたちにはこの言葉を送りたいと思ったよね。
【15年ぶりの優勝へ】#FC東京 にもわずかに優勝の可能性が残る #J1 最終節
— NHKサッカー (@NHK_soccer) 2019年12月5日
「4-0で勝とうなんてそんな奇跡みたいなこと絶対に起こさせない」と #マリノス の #遠藤渓太 選手
横浜F・マリノス×FC東京
NHK総合 7日(土) 午後1:50
見どころは
↓https://t.co/d7i4NzpCsL#fmarinos #Jリーグ pic.twitter.com/6th1riN0szこの渓太のなかなか強気な発言を拝借して 「 #6-2で勝とうなんてそんな奇跡みたいなこと絶対に起こさせない 」(あえてのハッシュタグ化。とくに深い意味はないけど)
(後半)
- よし、後半早いうちに追加点を決めて、試合を決定づけよう!
- なんと、FC東京は後半頭から2名を交代。東選手が交代となるとは意外でした。
- エリキ、もうすでにシャツIN(はやっ)やっぱりエリキのシャツINは彼のやる気スイッチなのかもしれません
- しばらく出場していなかったわー坊の試合勘だったり、ゲーム体力が気になるところ
- 後半もリズムよくボールが動きます。
- 後半始まって序盤、健さんがパギさんにバックパスをしたところを狙われ永井がシュート打つもパギさんナイスブロック!ヒヤリとしました。ゴールが決まっていたらリズムに乗りかねないですからね
- その数分後にわー坊がボールを奪われカウンターとなるも、健さんがノーファウルでカバー。
- その後もカウンター(だったかな)に対し、パギさんが勇気をもって前に飛び出して防いだものの、その後アフタータックルをくらい両チーム一触即発状態。テルが怒りをあらわにしてたほど。パギさん、怪我しなくてよかった…
- テルは二度追い、三度追いを繰り返し、守備でも貢献。絶対に相手に点は取らせない!そんな意思を感じるようでした
- ブンちゃんが再びミドルシュートは枠の外
- わー坊はタカのようなロングフィードは無いものの、細かいポジション調整で攻撃をフォロー
- 前半には数的には少ないように感じたSBからのパスもどんどん出始めます。
- しかしまぁ、よくリズムよくボールが回るなぁと。
- またしても永井がドリブルで突っ込んでくるも残念そこはチアゴ!
- あまりにマリノスがリズムよくボールを回すせいなのか、それとも疲労により足が止まってきているものなのかFC東京も徐々にスペースが空いてきましたよ
- マリノス最初の交代はマテウス→渓太(いつもより早めの交代かな)
- その直後、槙之輔からのパスがカットされて、高萩から永井へ。永井がドリブルでペナルティエリア内ちょい手前の位置でシュートモーションに入ったところでパギさんと接触。パギさんにはイエローカードが。FC東京側は猛抗議。すると、主審は副審に確認しに行き、その結果パギさんには一発レッドカードに判定が覆ります。なぜ一発レッドになったのか、よくわかりませんでしたが。
- さて、GK一発退場に伴い、GK不在でプレー続行はリスクが高いのでマルコスを下げて中林を投入します。あと30分ほど10人でプレーをすることに。マリノスは耐えられるのか?
- 中林、FC東京の直接FKといういきなりピンチの状況からスタート。しかし幸いなことにFKは枠の外へ
- その後ピンチが再び訪れるものの、健さん&チアゴが対応
- マルコスがいなくなってからのマリノスの前線はこんな感じ?
喜田、和田
仲川、エリキ、遠藤
- マリノス、10人でプレーしているんですが、全然一人足りないことを感じさせない堂々としたプレーが続きます
- そういえば、わー坊は喜田さん同様、首振り系男子ですね。よく首振ります。周りが見えてる。
- FC東京が攻め込む時間が続くシーンもありましたが、集中した守備で最後はオフサイドでプレーが切れます。
- そのリスタート、ブンちゃんが縦にスーッと渓太にパス。渓太は一人交わし、一気にペナルティエリアへ。カットインしてみたものの縦に方向を変えて前進。打ったシュートはお見事ゴーーーーーーーール!
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年12月7日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 横浜FMvsFC東京
🔢 3-0
⌚️ 77分
⚽️ 遠藤 渓太(横浜FM)#Jリーグ#横浜FM対FC東京
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- ゴール裏に駆け寄った渓太に集まるカメラマンの大群。渓太どこ行った状態
- 渓太よくやったぞ!!!私、完全に涙目
- よっしゃー!これでトドメだ!!!!!ゴール裏からは「俺達が横浜 もう誰にも止められない」のチャントが
- その後のエリキのシュートはGK林がブロックし、わずかにゴールポスト外へ
- 時間が進むのが遅く感じるよぉ。早く終わってくれぇ。
- わー坊、ちょっと疲労の色が見えてきたか?
- チアゴ、球際負けない!身体をうまく入れて相手にボールを触らせない
- ゴール裏から「どんなときでも 俺たちがそばにいる」のチャントが。さぁ、あとちょっと頑張れ!
- FC東京のCK、田川(だったかな)のシュートは中林がブロック!
- あああ、3点差あるといえどもドキドキが高まってくる
- スタメンで出ている選手はかなり疲れているだろうに、それでも献身的にダッシュを繰り返し、相手にプレスをかけに行く(これだけで泣きそう)
- マリノス最後の交代はわー坊→ナベコウタ
- ベンチにいる控えのメンバーも、この日メンバー外だったメンバーもベンチ近くでソワソワし始める
- アディショナルタイムは6分。長い…
- 6分の表示が出るとともに、スマホのタイマーをセット。
- ここまで来たら無失点で終えたい。「無失点で終わるよ!!!!」と思わず叫ぶ
- 控えのメンバー、メンバー外だったメンバーがチャントに合わせて飛び跳ねる
- 耐えろ、耐えろ、そのときは近づいてきている。頑張れ!
- FC東京のCKをキャッチした中林はエリキに向かってスロー。エリキ、一気にドリブルで加速!よく走るなぁ。なんだこのすさまじい体力は。結局中にいたテルとは合わなかったけど
- ゴール裏からは「We are Marinos」のチャントが。
- サポーターを煽るエリキ
- ピリピリしたピッチ内とは違って、お祭りムードのベンチ周辺
- 主審が時計を見て、試合終了の笛が鳴る!!!!!!!!!!!!
- 歓喜の輪がピッチ内のあちらこちらに。優勝だよ。これが優勝なんだ
- 叫んだよ、大声で。ただただ「ヤッター!」としか言えなかったけど
この日の推し選手
私が応援している渓太、61分から途中出場。1ゴールという結果を残しました!
みんなで、全員で、明日へ。
— アディダス フットボール (@adidasFTB_jp) 2019年12月6日
目指す目標はただ1つ、15年ぶりの頂点。@prompt_fmarinos https://t.co/3LVByEihne#fmarinos #jleague #Jリーグ #すべてはマリノスのために pic.twitter.com/TrBsB7UPB9
この動画の中で「俺がゴール決めて勝ちます!」と言ってみたり、先程も触れたNHKでの「4-0で…」発言だったりと、強気発言をすることで自分を奮い立たせていたのかもしれません。
これで川崎戦に続いてのゴール。今シーズン通算7ゴール。もし、このままあと数試合まだ試合が続くのであれば渓太もゴール量産体制に入って、2桁ゴール行っていたかもしれませんね。よく頑張りました。
まとめ
🎦 ハイライト動画
— Jリーグ (@J_League) 2019年12月7日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第34節
🆚 横浜FMvsFC東京
🔢 3-0#Jリーグ#横浜FM対FC東京
その他の動画はこちら👇 https://t.co/CfyiYDdRkw pic.twitter.com/HD9IEXA8HQ
- ボスの優勝インタビューで「We are Champion!」と。「ボス!」と叫ぶ自分
- その後のキャプテン喜田さんのインタビューで声に詰まった途端、こちらまで胸にグッとくるものがありました。
- 喜田さんのインタビューが続く中、ユルネバが響くFC東京ゴール裏。(あの、ここはマリノスのホーム日産スタジアムなのですが?)
- その後の渓太のヒーローインタビュー。こころなしか、涙ぐんでいましたかね?
15年ぶりの優勝。私にとっては初めてスタジアムで生で立ち会った優勝が決まる瞬間。
ようやく最高の景色を見ることができました。ありがとう、2019年のマリノス。
喜田さんがトロフィーを受け取り、シャーレを受け取り、そのシャーレを掲げた瞬間。優勝ってこんな良いものなんだなと。
優勝してみての感想はまた改めて…今日はここまで。
【この試合の頑張ったで賞】
優勝したので全員!と言いたいところですが、この試合の頑張ったで賞なので、この試合に限ったことを言えば和田選手にしたいと思います!
(理由)
- 久しぶりの実戦でのプレーであることを感じさせない落ち着いたプレー
- リズムよくパスが回るように細かく位置を調整し、ボランチでも全然できるんじゃん!と思わせてくれるそんな堂々としたプレーでした。