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サッカー観戦の記録

2019 J1 第16節 横浜F・マリノス ー 松本山雅FC

2019年J1第16節 横浜F・マリノス松本山雅FC
2019年6月23日(土)
日産スタジアム 18:03キックオフ
天気:曇
主審:木村 博之


横浜F・マリノス 1-0 松本山雅FC
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(80分)
警告:和田拓也(累積1枚)

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約1ヶ月ぶりのホームゲームなんですね。雨が降ったりやんだりと不安定な中行われたこの試合。前節の悔しい敗戦から何を学んだのか注目される一戦となりました。

 

スタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田

山田、天野

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、広瀬、栗原、中川、大津、李、山谷

 

前節相手選手との頭部の接触により途中交代となったチアゴ選手、出場が危ぶまれていましたが無事に出場。

そして、マルコス選手が出場停止により、山田選手が出場しました。

 

試合の振り返り

  • マリノスはここ数試合のマルコスシステムではなく、開幕当初の1アンカー2IH(インサイドハーフ)からスタート
  • 松本は3-5-2で、2人のFWがマリノスのCBのビルドアップに対してプレスを掛けてくる感じ。でも、11番の永井選手は速いスピードでプレスをかけてくるものの、もうひとりのFW(誰だっけ?)はプレスはかけてくるけど、そこまでガッツリかけては来なかったかと。
  • マリノス、後半からはトップ下に山田選手が入るマルコスシステムに。
  • マルコスシステムに戻したのはこんな理由から
  • 「監督に怒られて(苦笑)。『お前、もっとボールに絡め!』『ボランチに入れ!!』と。前半は少し前目な位置で、相手のギャップのところに残って縦パスを引き出そうとしましたけれど、相手も元気だったこともあり上手く行きませんでした。後半は指示を出されたので、しっかりと後ろからビルドアップを助けながらゲームコントロールする役割に重点を置き、そうすることで勝利に持ち込めました」((中略))「相手が3ボランチ気味で来て、前半は俺と(山田)康太のシャドーで並んでいても上手くボールが回らず、俺とキー坊(喜田)が横並びになることで、3ボランチを引き出してギャップを突くことができました」(引用元:サカノワ
  • ボールポゼッション率としては70%(データ元:DAZNの配信)と高いものの、裏を狙う動きが少なくパスを回して攻めあぐねるという状況かなぁと。
  • でも、松本が攻める時はなぜかスルスルっと抜かれて大ピンチになることしばしば。
  • スプリント回数も直近5試合の中では少なめ(神戸戦:245回、磐田戦:176回、湘南戦:171回、清水戦:191回、松本戦:176回)
  • 後半は左サイドからの攻撃多めに
  • 後半は65分ぐらいまでシュートなしの状況

 

ゴールシーン

 64分に山田選手と交代で入った大津選手。とにかくとにかく走る、走る!ボランチと前線をつなぐべくとにかく走る。その努力は報われます。

畠中選手→遠藤選手受ける→遠藤選手左足でスルーパス→大津選手、相手のプレッシャーにも負けずに倒れながらも折り返す→そのボールはエジガル選手に→エジガル選手がクルッとターンしてシュート→ゴール!

この試合でずっと足りないなと思っていた裏を狙う動きを体現してくれたすばらしいアシストでした。あれ、でもこれ結局いつものマリノスの得点パターンかな?

 

試合のハイライト

  • 右SBの和田選手、攻撃のとき内側に入ってくるのは構わないのですが、ちょっとではなくほぼ逆サイド近くまで来るので、右サイドの本来いるべきポジションに誰もいなく結構ヒヤヒヤすることが。左SBのティーラトン選手も同様。
  • 10分48秒:山田選手のシュートはポストに直撃。ポストがあと1センチ細ければ…。
  • 17分19秒:マリノスFKのシーン。壁側に立つ遠藤選手に対して指示を出す天野選手。すると、遠藤選手は「気をつけ!」のポーズをするかのようにピシッと立ち壁の隙間を埋める。残念ながらそこまで調整したのにFKはポストにあたり残念ながら入らず。
  • 27分29秒:松本の3番の選手が遠藤選手に対して足を引っ掛けて倒れた遠藤選手。ほどけたスパイクの紐を直していると松本の3番の選手が遠藤選手の頭を小突く。(推しの頭を小突くなんて…)この試合で遠藤選手vs松本の3番のバチバチが何度かありましたが。
  • 実況の倉敷さんエジガル選手のことを「マルコス・ジュニオ」と言うこと数回
  • 35分35秒:遠藤選手が左ハーフスペースでためてためて前にパスを出したところに仲川選手へ。そのボールを仲川選手が折り返したのを和田選手がシュート!清水戦に続く、「なぜそこにいる!?」案件
  • マリノス先制ゴール後から清水戦の逆転負けを繰り返さぬよう時間を進めるプレーを覚えた!無理せず回したり、行けそうだなという時だけ狙いに行ったり、コーナーフラッグ付近で時間を稼いだり。
  • 92分28秒:天野選手自ら得たFKのチャンス。壁に指示を与えたりしていたのに、突然口元に手を当て、まるで「静かにして!」というような仕草。FKに集中したいから静かにしてだったのか、はたまた何かの合図だったのか…???
  • 93分54秒:ショートコーナーから天野選手がゴールライン沿いをスルスルスルっとドリブルで前進

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手と山田選手ですが、遠藤選手はスタメンフル出場!

山田選手はスタメン出場61分までプレー。

  • 遠藤選手は2本惜しいシュートがありましたが、エジガル選手の先制ゴールの起点となったりもしました。大津選手に出したパスは遠藤選手なんですよ!!!でも、前節ぐらいから遠藤選手がドリブルしている時の相手選手のマークがきつくなってきたような気がするような…。
  • 山田選手はポストに当たる惜しいシュートがありましたね。今シーズンリーグ戦初スタメンでしたが良かったと思いますよ。ただ、U-20ワールドカップで見せてくれたガツガツとした迫力のあるプレーをもっと見せてくれてもよかったかなと思いました。

 

まとめ

終わってみれば1-0の辛勝。相手のシュートミスが多かったのも助かりましたね。でも、マルコス選手が出場停止でも、三好選手がいなくても勝てたこと。マリノス対策をしてきた松本に対して我慢して我慢して得た勝利は大きな収穫になったと思います。

この試合を終えて暫定2位となったマリノス。しかし、ここで油断せず一つ一つ勝利を積み重ねていきましょう!次は現在首位を走るFC東京戦。絶対に負けられない試合です!

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は大津選手にしたいと思います!

(理由)

  • これは文句なしでしょう!あのアシスト。
  • 試合の出場時間は昨年より減っていると思います。ただ、それでも腐らずに準備し続けていたことを讃えたいと思います。
  • もちろんスタメンで出たいという気持ちはあるけど、監督を信じているし、こうやってチャンスも与えてくれる。そういった中で自分たちが結果を出してチームを高めていくのが大事だと思うし、誰が出ても強いマリノスでいなきゃいけないと思う。そういった意味で、出られなくても日頃から良い準備をし続けることがチームを押し上げる、チームのレベルを高める意味ですごく大事になってくる。優勝するチームは全員がプレーできる良いチームだと思うし、そういうチームを目指している。(引用元:Jリーグ公式サイト) 

    この言葉聞いたらますます応援したくなりますよね。 

 

おまけ

この試合のDAZNの解説は中田浩二さん。「そうですね」が多くて、実況の倉敷さんと雑談することしばし。やっぱり、解説は柱谷幸一さんが個人的には好みです!

2019 J1 第15節 清水エスパルス ー 横浜F・マリノス

2019年J1第15節 清水エスパルス横浜F・マリノス
2019年6月15日(土)
IAIスタジアム日本平 18:03キックオフ
天気:雨
主審:中村 太


清水エスパルス 3-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(32分)、仲川輝人(81分)
警告:ティーラトン(累積3枚)、マルコス・ジュニオール(累積3枚)、遠藤渓太(累積2枚)

 

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国際Aマッチデーが終了し、リーグ戦が再開。梅雨どきで雨が降ったり、やんだり。梅雨寒で若干寒さも感じる中でのナイトゲーム。ということで、現地行ってきました。

ちなみに、試合結果はご存知の通りなので、DAZNで試合を見直し終わってない状況で書いてます。

スタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、天野

マルコス

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、広瀬、山田、中川、大津、李、山谷

 

前節湘南戦での扇原選手の負傷により、システムを開幕当初のシステムに戻すのか、俗にいうマルコスシステムを継続なのか、マルコスシステムなら扇原選手の位置に誰が入るのかと注目されましたが、多くの方の予想していたであろう天野選手が入りました。

控えにはU-20ワールドカップで活躍して帰国した山田選手がメンバー入り。中川選手もリーグ戦としては初めてのメンバー入りですかね。

 

試合の振り返り

  • 前半だけでカード5枚乱れ飛ぶ状況。「ちょっと、中村主審落ち着いて!」と思うほど。でも、遠藤選手の警告は余計な1枚をもらってしまったなと。短い時間で主審に執拗な抗議(カードの要求)をしてしまいましたからね。実は、スタメン発表と同時に主審が中村主審とわかった時試合が荒れるのではないかとちょっと嫌な予感がしておりました。それは…、
  • 個人的に中村主審はカードを多めに出す印象を持っていたのです。本当はそういう事前の印象論って良くないですよね(反省…)。でも、実際カード乱発傾向があるのかJ1リーグ戦のみ(ルヴァンカップ除く)を比較してみました。以下の表は各主審が過去3年でどれだけカードを出したかを集計したもの。(データ元:Soccer D.B.)すごいですね。こういうデータの集計をしてくださるのはありがたいことです。よくお名前を聞く主要主審とも比較しています。中村主審、1試合平均のカードを出す枚数が多いんですよねぇ。他の主審と比較しても少々多めのようです。

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  • エスパルスは…どんなサッカーだったのかというと、応援に夢中でもうあまりわ゛か゛ん゛ね゛。記憶にございません。とにかくドウグラス選手に合わせろ作戦だったかな。

 

楽しかった前半

「なぜそこに!?和田拓也

 開始15分以内の失点は防げたと安堵しつつも、なかなか得点入らずソワソワしていた頃、和田選手がなぜあのポジションにいたのかは謎なのですが、和田選手にパスを出したのは5月の月間MVPを受賞した喜田選手。喜田選手の体の向き的には右サイド大外にいる仲川選手にパスを出すように見せかけての和田選手へのパス。もうここだけで見ても「さすが月間MVP!」と思いますし、喜田選手成長したなぁとただただ関心するばかり。このシーンだけでごはん3杯は余裕で…いけるわけがない。とりあえず、ここで試合終了してほしかったほど。

パスが面白いようにつながる

エジガル選手の先制ゴール前後あたりからそりゃもう面白いほどにパスが繋がる繋がる。清水の選手にカットされようがすぐに奪い返し再びパスの応酬。本当はこの時点で追加点が取れればベストだったのかもしれません。38分の清水のセットプレーからのカウンター、仲川選手が独走し右サイドを駆け上がったティーラトン選手に出したパス。あのシーンです。あそこで決まっていれば…。

 

しかし後半は…

試合序盤に相手選手との接触により軽い脳震盪を起こしていたと思われるチアゴ選手は試合続行不可能と判断し前半いっぱいで交代。

でも、この日CBの控え選手はゼロ。そもそもDFの控え選手はSBの広瀬選手だけ。まぁ、ドゥシャン選手が現在負傷により一時帰国中なので、本職CBは栗原選手だけなのですが、ベンチ入りすらしていません。で、誰がチアゴ選手の位置に入るんだ?と思ったら、入ったのは身長170センチの和田選手。

清水もそこを突いてくるようになってきたように思います。でも、コンビを組む畠中選手がハイボールの競り合いでは右だ左だと移動して和田選手の分もカバー。和田選手もできる限りの努力をしていました。

私の最推しは遠藤選手なのですが、何度「タクさん頑張って!」「槙之輔頑張れ!」といつもスタジアムで「渓太ぁぁぁぁぁああああ!」と叫ぶより多かったかもしれません。

すると59分に失点。でも、試合終了まで30分はあります。「焦るな!大丈夫、時間はあるから。落ち着いてパスを回そう」と叫ぶ自分。もしかして、このままドローで終わるのか?いやまだ時間はある。今のマリノスなら大丈夫!と言い聞かせるように応援を続けていたら、

 よしきた勝ち越しーーーー!しかし、この直後にマルコス選手がこの日2枚めの警告で退場。10人で残り時間を戦うことに。

「あとはとにかく失点するな。タクさん、槙之輔、きついだろうけど頑張れ!」祈るような気持ちで応援。

このまま終わってくれ!というその願いはその後打ちひしがれます。89分、90+1分に立て続けに失点。

せめて追いついてくれ!とアディショナルタイムは手に持つカメラで撮影することをほぼ忘れてひたすら声出して応援。「焦るな、大丈夫。できるよ!」という声は届かず試合終了。

こうして3連勝でストップとなってしまいました。

 

この日の推し選手は

私が推している遠藤選手はスタメンフル出場!この日も残念ながらゴールはありませんでした。

この日は天野選手、マルコス選手、ティーラトン選手とのポジションのバランスを取るのに苦戦しているように見えました。惜しいシュートあったんですけどもね。

でも、

  • 72分マルコス選手からボールを受けて相手選手に囲まれつつもなんとかボールを運びクロスを入れたシーン
  • 78分清水のシュートをブロックしたこぼれ球をドリブルで運びエジガル選手にするどいパスを出したのですが、エジガル選手は残念ながら収められなかったのですが。

など良かったシーンもチラホラ。

判断に迷いがだいぶ無くなりましたし、パスを出すにもメッセージが込められているように見えるそんなパスが出せるようになってきたと思います。

 

まとめ

  • 広瀬選手が後半入りましたが、逆サイドの方まで顔を出したり動きがフリーダム。それに影響されたのか、ティーラトン選手も逆サイドまで行くシーンも見られたり。バランスが崩れるシーンがあったと思います。見ていて結構ドキドキしましたけどもね。
  • 仲川選手が決勝ゴールを決めた時点でボールを回して時間を進めるというずる賢さみたいなものがあってもよかったのかなと。それなのに11人いるかのようにイケイケドンドンで攻めてしまって。88分、広瀬選手が仲川選手をロングランさせる行って来いパスを出したのですが、仲川選手が「前に運んで時間を進めろよ!」と言わんばかりに珍しく怒りをあらわにするシーンがありました。そういう些細なところが若さだったり、アタッキングフットボールを律儀にやってしまったがために出た結果だったのかなと。
  • 仲川選手も試合後のコメントで以下のようなコメントをしていますが、まさにそのとおりだと思います。

「10人になってからのオーガナイズができなかった。11人いるかのような感じで、チーム全体が行ってしまった。(マルコスの退場という)アクシデントがあったとき、リトリートするとか、無理に行かないとか、相手にボールを持たせるとか、勝つために必要な戦いをするべきだったと思います。
前半は相手を圧倒して、理想的な展開だった。チアゴのアクシデントが一つめとして訪れたけど、後半の立ち上がりもやるべきことはやれていた。今日の負けをきっかけに、学ぶしかないと思います」

  • 試合終了後、畠中選手は悔しそうに倒れ込んでしまいました。あれはCB不慣れな和田選手の分も頑張ってカバーしたのに、守りきれなかった悔しさ。そんなものが伝わるシーンでした。あの落胆っぷりをみたらこちらまで泣きたくなるほど。本人には伝わってはいないと思いますが、「槙之輔頑張ったよ!本当に頑張った!次頑張って!」と自然と声が出てしまいました。
  • 次節、チアゴ選手が脳震盪だとすると出場が微妙。となると誰がCBをつとめるのか。栗原選手なのか?それとも怪我から復帰しそうな松原選手をコンバートさせるのか、それとも清水戦同様和田選手に託すのか。もし栗原選手、松原選手が厳しいということであれば、個人的には喜田選手をCBに、ボランチに和田選手を入れても良いのかなとも思います。
  • そして、せっかくマルコスシステムが形になりつつある中、その中心であるマルコス選手が次節出場停止。(もしかしたら1試合で済まないかもという情報もあったり)となると、マルコス選手の位置に入るのはどの選手なのか?その辺も注目です。
  • 幸い、上位勢がドローや敗戦によりマリノスは4位と前節からワンランクダウンですみました。次節がとても大切。首位FC東京との直接対決までに順位が迫れるよう頑張っていきましょう!

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合、残念ながら敗戦とはなりましたが、候補がたくさんいるんです。

朴選手、畠中選手、和田選手、喜田選手と。

で、迷った結果朴選手畠中選手にしたいと思います!

(理由)

  • 朴選手は再三の大ピンチを数本セーブしてくれた点と、チアゴ選手がいなくなった分後方でのビルドアップでは普段より前目に運んだりと、カバーしていた点
  • 畠中選手は前半からドウグラス選手とのバチバチとした競り合いが続いていたのですが、それに加え後半からは和田選手のカバーに入ったり、1本決定機を掻き出したシーンがあったと思います

そんな二人の努力をたたえてこの試合の頑張ったで賞にしたいと思います。

 

おまけ

拝啓:柱谷幸一

この度は5月度の月間MVPに喜田選手を、月間優秀監督賞にポステコグルー監督を選考してくださりありがとうございます。

柱谷幸一様の着眼点すばらしいものです。ぜひ、6月も頑張りますのでご選出のほどよろしくお願いいたします。

 

喜田選手選考理由コメント

柱谷 幸一委員:5ゲームにフルタイムフル出場。中盤のポジションでバランスを取りながら好守に安定したプレーでチームの勝利に貢献した。


ポステコグルー監督選考理由コメント

柱谷 幸一委員:4勝1敗。マンチェスターティーのようなポジッショナルプレーで11ゴール。ハイラインハイプレスで攻撃的守備も評価できる。

 

喜田選手、そして、ボス受賞おめでとうございます!

 

おまけ(その2)

ととすけ

食べログ ととすけ

今回の遠征でこちらのお店で海鮮丼を食べてきました。とてもおいしかったですよ!f:id:emdhja6:20190617071553j:image

2019 J1 第14節 湘南ベルマーレ ー 横浜F・マリノス

2019年J1第14節 湘南ベルマーレ横浜F・マリノス
2019年5月31日(金)
Shonan BMW スタジアム平塚 19:03キックオフ
天気:曇
主審:西村 雄一


湘南ベルマーレ 1-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(12分)、仲川輝人(63分)
警告:ティーラトン(累積2枚)

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今年4回目(5/3祝日開催の広島戦を含む)の金J。

ちょっと遠かったですけど、湘南まで行ってきました。湘南のスタグルは豊富で楽しみのひとつなのですが、今年は店の数的にも質的にも日産スタジアムトリコロールランド、西ゲート前広場ともに負けてない、いや勝っているかもしれません。

 

スタメン


和田、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、扇原
マルコス
仲川、エジガル、遠藤


控え:杉本、広瀬、天野、三好、大津、李、椿

 

前節、控えに入っていたイッペイ選手に替わって椿選手が入った以外は前節と同じ。

飯倉選手の負傷長引いてますね。(リリースは出ないですが、翌日のトリフェスに出ていたぐらいなのでそこまでひどくはないとは思いますが)

 

試合の振り返り

  • ウォーミングアップ前に大量にピッチに水撒きをしていたのに、なぜかエンドをチェンジした湘南(CK蹴ろうとすれば水しぶきがあがったりするほど。まるで大雨でも降ったかのよう)
  • 直近2試合とも4得点で勝利しているものの、相手が流れに乗り切れていないチームとの連戦だったため、この試合がマルコスシステムでどれだけできるのかが試される場に。
  • 湘南は4-2-3だったですかね。よく走ると言われているチームなだけにハイプレスをかけてきましたね。チアゴ選手はとくに狙われているようでした。
  • 序盤は少々押される展開に。
  • 「頼む!試合開始15分以内の失点はやめてね。」とドキドキしながら時計をチラチラと見ていたら…
  •  逆に15分以内に先制しちゃいました(笑)チアゴ選手→センターサークルを出たちょい先ぐらいにいたマルコス選手へ→ふわっとハーフスペースを駆け上がる仲川選手へパス→ドリブルしながら前へ進みグラウンダーのクロス→エジガル選手が合わせて先制!1年ぐらい前までこんなグラウンダーのクロスをひょいっと簡単に入れられなかったのが嘘のようなほどスムーズに入りましたね。

  • その後焦ってきたのか湘南はアフターでマリノスの選手に突っ込んできたり、後ろから突っ込んで来たり、マリノスの選手が壊されるのではないかとドキドキしてました。
  • そんな不安を感じていたら扇原選手の足に相手選手が乗ってきて膝を逆方向に伸ばすような形に。重い空気が漂い、これは最悪前十字靭帯などの断裂や半月板損傷とかあるかも…と心配な状況で担架で運ばれていきました。その後天野選手に交代(マリノスからはその後右膝内側側副靭帯損傷 (全治6週の見込)と発表がありました。最悪の事態は逃れられたかと)
  • このまま前半0-1で終えたいところと思っていたら失点…。その後前半終了するまで湘南が押す展開に。しかし、簡単には勝たせてくれない湘南…
  • 後半は行ったり来たりが激しい展開もありましたが、マリノスが押し込む時間帯が多かったかと。

 

この試合のハイライトシーン

※以下DAZNでの表示時間です

  • 29分13秒:湘南左サイドから逆サイドに向かって入ったクロスに飛び込む指宿選手に対し、勇気を持って前に飛び出してブロックした朴選手。その跳ね返ったボールに再度湘南の古林選手がシュート。それはサイドネットに。指宿選手のシュート、朴選手の胸のあたりに当たってるんですよね。かなり痛かったと思うのですが、プレー継続したというその集中力。すばらしい。
  • 33分58秒:湘南のFKを天野選手がクリア。そのボールをマルコス選手がドリブルでスルスルと運ぶ。左側には遠藤選手が、右側には仲川選手が走る展開。マルコス選手どっちに出すの?左のほうが良いと思うよと思っていたら右側の仲川選手に出したボールは湘南の選手がブロック…(ほら。でも左の遠藤選手に出していたらどうなっていたかは誰にもわからない)
  • 35分31秒:チアゴ選手からの浮き玉をマルコス選手がいとも簡単にトラップで収めるシーン。解説の柱谷幸一さんも「おお。うまい!」と思わず声が出てしまうほど。
  • 53分11秒:湘南左サイドからのクロスに指宿選手がダイビングヘッドで合わせたのをブロックした朴選手!
  • 61分20秒:その数分前に指宿選手に対する守備の際に腕が顔面に当たり、鼻から出血していた天野選手。その後鼻に何かを詰めた状態でのプレーとなるのですが、その状態で笑顔でティーラトン選手にサムズアップをする様子をDAZNのカメラにアップで抜かれる(笑ってはいけないと思いつつ…ごめんなさい)
  • 82分09秒:ティーラトン選手からボールを受けた遠藤選手ドリブルで前進→三好選手にパス→三好選手は天野選手が飛び込んでくると思って横にパス→天野選手ゴール正面からシュート打ったもののゴール左にそれる…。うーん、良き流れだったのに。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手はスタメンフル出場!

この日も残念ながらゴールはありませんでしたが…。

特に印象的だったのは、

  • 47分25秒:左サイドタッチラインあたりで張っていたところ、ティーラトン選手からボールを受けてちょっとカットイン。逆サイドの仲川選手に少々長めのパス。奥までよく見えるようになったなぁと思いました。超成長!
  • 53分34秒:喜田選手からボールを受けてタッチライン沿いをスルスルっと前へドリブル。緩急を使って切り返し、今度はカットインからのミドルシュートは入らず…。緩急だけでほぼ毎回1人は抜くことができているかなと。
  • 55分:畠中選手からハーフスペースで受けた時、真後ろに湘南の選手を背負いながらもボールをキープ。その後ターンしてエジガル選手にパス。本当体幹が強くなりました。
  • 57分19秒:マルコス選手からペナルティエリア脇でボールを受けてトゥーキックで右サイドペナルティエリア内にいる仲川選手へのクロス。これもよく見えているシーン。

そして何よりも

  •  このシーン。アシストにはなりませんでしたが、バランスを崩しながらも切り返した上に湘南の守備の狭い隙間にパスを通す。エジガル選手が倒れ込みながらつなぎ、仲川選手が押し込んでゴールとなったわけですが、この踏ん張っての切り返し、そして狭いところにもパスを通したこと。頑張りました!

 

まとめ

  • 扇原選手の負傷交代もありましたが、おそらく扇原選手に替わって入った天野選手、扇原選手の相棒である喜田選手、もちろん他の選手も彼のためにも勝ちたいという強い気持ちを持って戦ったことでしょう。
  • よく走る、そして荒めのプレーをする湘南相手にも冷静に対応し勝利。湘南には苦戦しがちな印象があるので、この勝利は自信につながると良いなと思います。
  • これで今シーズンはじめての3連勝!代表ウィークに入るため次のアウェイ清水戦まで中断期間に入ります。中断期間終了後も良い流れをキープしていきましょうう!

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は難しいですね。エジガル選手にしたいと思います!

(理由)

  • 1ゴール、そして決勝ゴールにも関与した点ですかね

 

おまけ

2019 J1 第13節 横浜F・マリノス ー ジュビロ磐田

2019年J1第13節 横浜F・マリノスジュビロ磐田
2019年5月26日(日)
日産スタジアム 13:03キックオフ
天気:晴
主審:飯田 淳平


横浜F・マリノス 4-0 ジュビロ磐田
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(40分)、仲川輝人(60分)、エジガル・ジュニオ(65分)、エジガル・ジュニオ(74分)
警告:扇原貴宏(累積1枚)

 

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5月下旬だというのに、梅雨入りもまだなのに気温が30度を超えるという暑さの中で迎えたこの試合。座って見ているだけとはいえ、なかなかハードな試合となりました。

 

スタメン


和田、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、扇原
マルコス
仲川、エジガル、遠藤


控え:杉本、広瀬、天野、三好、大津、李、イッペイ


飯倉選手、ルヴァンカップ長崎戦に続きこの試合も欠場。首の状況が心配です。
スタメンに関しては前節と同じ。控えの選手にCBの選手がいなかったのが不安ではあります。

 

試合の振り返り

  • コイントスの結果エンドチェンジをする磐田。たぶん、マリノスがホームだったのでいつもと違うことをすることで惑わすのが狙いだったとか?
  • 磐田は3-4-2-1でしたかね?前線の3人が前からプレスを掛けてきていたと思いますが、途中で2人が前からプレスをかけ、あとは後ろに重心を置いているように見えました。
  • でも、前からプレスを掛けるものの、最後列のDF陣は連動して前に圧縮しないためか真ん中が空いている感じだったかと。
  • マルコス選手はこの日も前節神戸戦に続いてのトップ下。時折両ボランチのところまで下がって逆三角形のような形になったり。縦横無尽に自由にプレーしていました。
  • とくにマルコス選手は以下の図の赤く囲った部分に何度もパスを出しエジガル選手に合わせようとチャレンジしていました

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この日のハイライトシーン

※以下DAZNでの表示時間です

  • 1分45秒:喜田選手のテル使い
  • 8分ごろ:磐田のアダイウトン選手だと思いますがヘディングでの競り合いで腕が和田選手の左まぶたor眉尻のあたりに接触して流血→しばらく治療のためピッチから出る
  • 8分54秒:和田選手がピッチを出ている間にマリノス右サイドを攻め上がってくるアダイウトン選手を体を張って喜田選手が止める(ファウルなし)
  • 14分32秒:チアゴ選手、アダイウトン選手のロングカウンターを並走してブロック!速い!お見事。
  • 飲水タイム前半・後半で設けられるほどの暑さ。選手たち熱中症にならずに無事に終えられてよかった。
  • ボールを握る時間が多いのはマリノスながらも最後のところで精度が悪かったり、カミンスキー選手に止められたりしてなかなか先制できず…

  • ↑このままスコアレスで前半終わるか?と思われた時、和田選手→仲川選手→マルコス選手→マルコス選手が磐田DFの頭上を狙うパス→ヘディングで跳ね返される→マルコス選手ペナルティエリア内に持ち込みファー側を狙うシュートがお見事!

  • 45分43秒:ボールがほしいと要求した遠藤選手。その要求通りティーラトン選手がパスを出すもののタイミングが合わずにつながらず。その時のティーラトン選手は「お前がこっちによこせと言ったんだろ!」と言わんばかりのアクションでイラついている感じ…

  • 57分14秒:チアゴ選手速い!(再び)小川航基選手のカウンター、スタートは出遅れたのに、後ろから追いついた上にポジション入れ替えてまでブロックするという余裕の対応

  • ↑マルコス選手、磐田の選手にスライディングでブロックされる寸前のところで仲川選手にパスしたのはすばらしい!

  • ティーラトン選手のクロスが磐田の大井選手の右腕にあたりPKの判定に。エジガル選手落ち着いて決めた!

  • ↑このゴールは前節の李選手のゴールになった遠藤選手のクロスを彷彿とさせるものがありましたね。扇原選手、今季初アシストですかね?

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手はスタメンフル出場!

神戸戦で何かきっかけを掴んだのか、この試合も迷いが少なく、周りや先の展開(選手がここに入ってきそう)というのを読んでるかのようなプレーがたくさんありました。


アシスト未遂になったプレーが何回あったことか。シュートも積極的に打っていましたがカミンスキー選手に止められてしまったり…。


特に印象的だったのは、

  • 13分13秒:マルコス選手からボールを受けてドリブルで中へ中へと。ペナルティエリア内で逆サイドにパスを出して「おいおい、誰もいないじゃん!」と思ったらちょうど和田選手が飛び込んできて。「そこまで見えて計算したパスだったのか!」と感心、感心。
  • 29分50秒:ボールをキープしてパスを出そうとしていた磐田の選手の背後から迫り、ボールを奪った守備
  • 89分:天野選手からのパスを受けドリブルで前進→切り替えして相手を交わしてシュートしたものの残念ながらサイドネット…。思わずボスもにやけてしまうほど。
  • 92分22秒:ティーラトン選手からパスをもらい縦に長いドリブル。緩急を付けて相手を交わし李選手にクロスを入れたところ

とかとか。

ドリブルするときの姿勢がとても良くなり、視界がだいぶ広がりいろんな選択肢を持てるようになったようですね。あとはそれがゴールにつながれば。あともう少しですよ!

 

まとめ

  • 正直、磐田のGKがカミンスキー選手じゃなければもう少し点が入ったと思います。何本決定機阻止されたことか。
  • 畠中選手、扇原選手、ティーラトン選手の時折繰り出す何列もすっ飛ばすロングボール。今後、これが武器になっていくと良いですね。特に、46分52秒あたりだったでしょうか。センターサークルあたりにいたティーラトン選手が右サイドハーフスペースを走っていた仲川選手に合わせたロングボールあれは素晴らしかった!
  • マルコス選手、このシステムになってとてもいきいき楽しそう。守備もサボらず、どれだけ走るんだ?と思うほど。さすがに終盤は膝に手をつくほど疲れていたので交代となりましたが。
  • ティーラトン選手も気温が高くなりコンディションが上がってきたのか高パフォーマンス。遠藤選手とのコンビネーションも良くなってきています。
  • 交代で出てくるのが天野選手、三好選手とまるでトドメを指すかのごとく相手に脅威を与えるような交代。磐田もきっと「ヒーっ!そんなのずるい!」と思っていたかもしれません。
  • 今後は従来のIHを置くパターンと、マルコス選手をトップ下に置くダブルボランチ制のパターンと使い分けていくのかもしれませんね。
  • 終わってみれば快勝。神戸戦に続いての連勝!暑い時期になっていくので体力勝負となりますが、ルヴァンカップを逃してしまった分、リーグ戦でタイトルを狙って行きたいですね。もちろん天皇杯も。

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞はマルコス選手にしたいと思います!

(理由)

  • 1G1A文句なしの大活躍ではないでしょうか。
  • そして、常に献身的なプレーが素晴らしいです

 

2019年 ルヴァンカップ グループステージ 第6節 V・ファーレン長崎(スカパーというかHUB観戦)

2019年ルヴァンカップ グループステージ第6節 V・ファーレン長崎ー横浜F・マリノス
2019年5月22日(水)
トランスコスモススタジアム長崎 19:03キックオフ
天気:晴
主審:家本 政明
 
 

V・ファーレン長崎 3-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:天野純(72分)
警告:栗原勇蔵(累積2枚)
 

 

昨日はHUB原宿店でスカパー観戦でした。店内に人が入れなくなるほどのマリノスサポーターにより大変大盛況。
まだ試合自体は見直しておりませんが、昨日の感想を。
 

スタメン


松原、ドゥシャン、畠中、広瀬
大津
イッペイ、李、椿

 

控え:杉本、和田、栗原、中川、喜田、遠藤、山谷

 

扇原選手が累積警告による出場停止とのことでアンカーポジションに誰が入るのか注目されましたが、大津選手が入りました。そして、椿選手プロ入り後公式戦初スタメン。
飯倉選手は番記者さんメルマガ情報によると20日の練習で首を痛めたとのことで大事をとっての欠場となりました。
 

試合の振り返り

またしても試合序盤の失点

リーグ戦含めて何回目の試合開始15分以内の失点なのかとさすがに思いたくなります。気持ちがまだ集中しきれていないというのもあるかもしれませんが、それだけではないようにも思います。


失点はすべてリスタートからの失点

  • 1失点目は長崎FKでのリスタートからマリノス右SB裏を狙われるロングボールのフィードから
  • 2失点目も長崎のFKでのリスタートからペナルティエリアに侵入してきた長崎の選手がクロスで折り返したのを長谷川選手に頭で押し込まれて失点
  • 3失点目も早いリスタートからのマリノスDF陣裏を突かれてしまい失点

とすべてリスタートからの失点ともったいない。修正するとかなんとかできなかったのか。

 

大津選手のアンカー

守備面で相手からボールを奪うという点では十分できていたと思いますが、攻撃面というか組み立てという面ではだいぶ苦戦しているように見えました。それなら天野選手をアンカーにするか、はたまた控えに喜田選手もいたので喜田選手をスタメンもしくは途中から使っても良かったのかなとも今となっては思います。ただ、ドゥシャン選手の負傷交代でゲームプランが崩れたという可能性もあるのかもしれません。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手ですが、67分松原選手と替わって途中出場。
交代を待つ間のタッチラインで立っている姿、そしてピッチに入ってからのプレーに頼もしい感じが垣間見えた気がしました。まるで昨年の天皇杯2回戦FC大阪戦でしたでしょうか?天野選手が途中出場する時の心強い選手が入ってくるぞ!という空気感と同じようなものがそこにはありました。
タメを作ったり、パスを出すにも迷いがだいぶなくなりましたし。神戸戦で何かを掴みましたかね。
個人的には椿選手が交代の時点で遠藤選手を入れても良かったのかなと思いました。

 

まとめ

  • 前半、後半開始早々の失点はなんとか防ごう!
  • 椿選手、プロ初スタメンで緊張してしまいましたかね?もっとガンガン思い切って行っても良かったと思いますよ。あと、プロの洗礼と言いましょうか、体を当てられると簡単に吹っ飛んでいたシーンがあったので身体づくりが必要かもしれません。あとポジション取りもだいぶ迷っていた感じ。今後の成長に期待!
  • 松原選手、試合勘のせいなのか本来のプレーとはちょっとパフォーマンスが落ちているのかなというように見受けられたので心配です。もっとできるはず!
  • 本当は前半のうちに複数点を取ってCBの畠中選手を栗原選手に交代してほしかったのですが、ドゥシャン選手の負傷交代によりそのプランはできず、畠中選手への負担が大きかったと思います。あと、連戦で疲労感が蓄積されたかもしれませんね。
  • 天野選手はあまり下がりすぎず、前へ前への意識とギラギラした感じが戻ってきたように思いました。そして何より今シーズン初のFKが直接ゴールとなったこと。復調の兆しが見えてきているかもしれません。ただ、試合後のコメントに

「こういう展開では誰が違いを作るかって言ったら、僕がやらなきゃならないという責任感があります。」

とやや気負いすぎる感が否めないコメントが気になります。キャプテン、そして10番と重圧がかかっているのかもしれませんが、そこまで重圧を感じずもう少し肩の力を抜いたらどうだろうかと心配にもなりました。

  • 李選手のPK、残念ながら決まらず…。相手のGK、この日当たってましたね。PK以外にも何本のシュートを止められたことか。
  • シュート20本、CK15本なのに1ゴールって…。本当、決めきれない。


こうして長崎との直接対決の結果が1分け1敗ということから得失点差では上回るも残念ながらグループステージでの敗退が決定してしまいました。昨年のリベンジならず。すごく悔しいです。あああ、悔しいいいいっ!

 

その他

昨日はHUB原宿店でたくさんのマリノスサポーターのみなさんと観戦しました。その時の様子はというと、

  • 元々予約してた方と、観戦会メンバーとでマリサポ大盛況(満員電車のようで店から溢れそう)
  • 前半は椿くんの保護者たくさんで「バッキー頑張れ!」
  • 後半始まる前に誰がともなく「世界の果てまで俺たちは共に」チャントを歌い出し盛り上がる
  • 天野選手がFK蹴る前にチャントを歌ったらゴール決まった!
  • ゴール後にはSeven Nation Army「オー オッオッオ オーオー」の大合唱
  • PKのシーンでは忠成コール
  • 試合終了後はあっという間に撤収

とこんな状況でした。久しぶりの参加でしたが楽しかったです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

負けても選出する頑張ったで賞は天野選手にしようと思います!

(理由)

  • ようやく待ってたFK直接決めたこと
  • 試合終盤の気迫はすごかった

これから復調してくれるよう期待も込めて天野選手にしました。

 

2019 J1 第12節 横浜F・マリノス ー ヴィッセル神戸

2019年J1第12節 横浜F・マリノスヴィッセル神戸
2019年5月18日(土)
日産スタジアム 14:03キックオフ
天気:晴
主審:荒木 友輔

横浜F・マリノス 4-1 ヴィッセル神戸 
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(31分)、李忠成(67分)、三好康児(83分)、三好康児(90分)
警告:

 

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昨日は今シーズン初となる44,210人のご来場者がありました。もちろんみなさんのお目当ては相手チームのイニエスタ選手、ビジャ選手、ポドルスキ選手だったのかもしれませんが。

でもそんなみなさんに今のマリノスのサッカーを見ていただけて楽しんでもらえていたのであれば幸いなのですが。

 

この日のスタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、扇原

マルコス

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:飯倉、ドゥシャン、広瀬、大津、三好、天野、李

 

前節セレッソに惨敗をしたためなのか、ボスはテコ入れをしてきました。それとも休ませる意味合いだったのかはわかりませんが。そして、この日は扇原選手がスタメンに入り、ダブルボランチという形式をとります。さて、今後もこのやり方は続くのかどうか。

 

ちなみに注目されていた神戸の方はというと、ポドルスキ選手は体調不良による欠場、イニエスタ選手は遠征に帯同はしていたようですが欠場となり、みなさんご期待の選手はビジャ選手とサンペール選手のみとなりました。

 

試合の振り返り

  • 正直なことを申しますと、スタメンをテコ入れしたことでアウェイ札幌戦のことを思い出し、不安に感じていました。うまくいくのだろうかと。
  • また、天野選手や三好選手がスタメンにいないとなると誰がキーとなるパスを出すのか、ゲームを作るのか。そしてボスはなぜスタメンをいじったのか。その意図は?(私の力じゃそこまで理解できませんでした)
  • 最後方から畠中選手が1列すっ飛ばすようなパスを出したり、扇原選手が右へ左へと振り分けたり、喜田選手が縦にパスを出してみたり、マルコス選手がIH(インサイドハーフ)2人分の役割を果たすような形なのか?と思うほどのパフォーマンスでなんとか組み立てできていたのかなというように見えました。
  • そして左サイドはティーラトン選手と遠藤選手に扇原選手やマルコス選手が絡んだりしたコンビネーションで組み立て、右サイドは仲川選手の個の力とそれをフォローする形で和田選手が絡んでいたような印象。

 

ええいっ、この試合はもうぶっちゃっけると神戸のやり方とかよくわかんなかったし、マリノスもどういう意図でスタメンいじったのかよくわからないし、難しいこと語るのやーめた!

 

ということで、今日はどうしてもこの話がしたいので話を変えると

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手のことをこの試合に関してはたくさん語りたいことがあるんです。ちなみにこの試合はスタメンフル出場!

実はこの試合前、背番号11番を着ているサポーターが集まり、「渓太の会」というのを開催したんです。といっても、みんなで集まり記念撮影をしたというものですが。その遠藤選手推しのみなさんのパワーが通じたのかはわかりませんが、この日のパフォーマンスは今季最高の出来でした。

(以下、映像が貼れませんがご了承を)

  • 11分28秒 遠藤選手が神戸ダンクレー選手のパスを読んでカットで守備で貢献
  • 12分18秒 畠中選手がハーフスペースにいる遠藤選手に出したパスをスルー(?)して左サイドタッチライン沿いを駆け上がる喜田選手につなげたり
  • 15分42秒 西選手から後ろからタックルを受けカードを出すようにアピールしたもののカードが出ず怒ってみたり。(最近こういう時に自分の思いを主審に主張するようになったと思うんです)
  • 27分05秒 ティーラトン選手からボールを受けて一気にドリブルで前進したのちクロスを入れるも相手選手に当たってイレギュラーな方向にボールが飛び、ゴール寸前のところでGKにクリアされたけど惜しかったシュート(?)
  • 遠藤選手、これまで下を向きがちなドリブルだったのが顔を上げるようになって周りを見る余裕もでき、かつ迷うことなく冷静にマルコス選手にパスを出しそれがアシストに!

  • 40分32秒 ティーラトン選手からのクロスにヘディングでシュートしたり。ついさっきまでサイドでドリブルしていたのに、なぜそこにいる!と神出鬼没なプレー
  • 48分42秒 マリノスのCKでチアゴ選手が頭で落としたのをさらに頭で押し込もうとして、結局オフサイドになってしまったけど、これも惜しかった!
  • 59分56秒 喜田選手からハーフライン少し手前でボールを受けたと思ったら、そこから迷うことなく一気にドリブルで前進。ペナルティエリア少し手前で迷わずに周りを見て仲川選手にパス(ゴールにならなかったのは残念)
  •  センターサークルにいたティーラトン選手からサイドに張っていた遠藤選手はボールを受けると一気にドリブル(このボールをトラップする瞬間腕がTの字になるのがかわいい)。相手GKとDFの選手の狭い隙間を通すマイナスのクロス。これも最後までよく見て判断できた完璧なパス! 本人も試合後のコメントで「あれは完璧でしたね(笑)」と自画自賛していたほど。(李選手と照れくさそうにやってた弓矢パフォーマンスかわいかったな)

  •  これも扇原選手がスライディングでパスカットして遠藤選手に繋げたボールを相手選手を背中で背負いながらもなんとかティーラトン選手に繋いだことでゴールにつながったわけですし。(体幹強くなったなぁ…としみじみ)

  • 87分19秒 サイドに張っていた遠藤選手、天野選手からボールを受けると一気にドリブル。ペナルティエリア手前でミドルシュート打つも惜しくも入らず。でも迷わず思い切ったプレーが良かった!

とまぁ、良いところを挙げるとこんなにたくさん(笑)甘いですよね。いつもだとドリブルしながらパスの出し先を迷っていることが多いのですが、昨日は迷わず自信を持ってプレーできていたと思います。2アシストですからね!本当は1本でもゴールが決まっていれば最高だったのですが。

前節は前半いっぱいで交代となり、だいぶ凹んでいるように見えたのですが何がきっかけでこうも変わったのか。謎は深まるばかり。

これまで結果がなかなか出ず、SNSなどでいろいろ応援している身としては辛くなるようなものを目にすることが何度もあり、凹むことも正直ありました。でも、昨日のパフォーマンスはここ数試合、苦しそうにもがいている遠藤選手を応援してきてよかったと少し報われたような気がしました。(勝手にこちらが応援しているだけなのですが)

この試合のようなプレーを継続してくれることを「 #遠藤渓太保護者会 」会員としては祈るばかりです。

 

まとめ

終わってみれば4-1の快勝。1失点はちょっと余計でしたがね。とりあえず、今シーズンホーム無敗継続です!

 

【この試合の頑張ったで賞】

好セーブ連発の朴選手だと思うでしょ?それとも2アシストの遠藤選手だと思うでしょ?それとも2ゴールの三好選手?

今節の頑張ったで賞はティーラトン選手にしたいと思います!

(理由)

失点時の守備は、クロスを入れた選手にもう少し寄せても良いのかなと思ったのですが、それ以外はだいぶマリノスの戦術に慣れてきたのかパスセンスが素晴らしかった。

しかも、実は4ゴールとも絡んでいますからね。気温が上がってきたのも影響してたりして?

2019 J1 第11節 セレッソ大阪 ー 横浜F・マリノス

2019年J1第11節 セレッソ大阪横浜F・マリノス
2019年5月11日(土)
ヤンマースタジアム長居 15:04キックオフ
天気:晴
主審:東城 穣

セレッソ大阪 3-0 横浜F・マリノス
マリノス得点者:
警告:喜田拓也(累積2枚)

 

スタジアムのある長居駅を出てすぐに思わず口から出た言葉が「暑い」でした。

そのぐらい暑かったです。昨年、アウェイFC東京戦で軽い熱中症になった経験があり、「この暑さはヤバイ。熱中症になるかも」とあの時のことが頭をよぎり慌ててコンビニでミネラル麦茶670ml×2本、キリンソルティライチを1本、サントリー天然水を1本を購入したほどです。

ということで、鹿島戦以来の生観戦。行ってきました。


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スタメン

広瀬、チアゴ、畠中、和田

喜田

三好、天野

仲川、マルコス、遠藤

 

控え:飯倉、ドゥシャン、ティーラトン、扇原、大津、李、エジガル

 

左ハムストリング肉離れによる全治4週間の離脱からエジガル選手がベンチに復帰!ルヴァンカップ札幌戦でフル出場した松原選手はこの日はメンバー外でした。(ちょっと寂しい)

 

走る、滑る、見事に転ぶ

どっかのアニメの主題歌のようですが。(若い人にはわかるかな?)昨日は5月上旬だというのに27度という夏日。ウォーミングアップ終了後からピッチには大量の水を撒きました。ウォーミングアップで掴んだ芝の感触がわからなくなるほどではないでしょうか。序盤何人の選手が走って、滑って、転倒していたことか。おそらく滑るピッチを気にしたのでしょう。畠中選手は試合途中でスパイクを履き替えるほどでした。

 

この日も早い時間に失点

今年のマリノス、とにかく失点が早い。

第1節(ガンバ):1分(3分に追いついて最終的には逆転勝利)

第3節(川崎):4分(24分に追いついて最終的にはドロー)

第7節(名古屋):8分(20分に追いついてその後ドロー)

第8節(札幌):4分(負け)

第9節(鹿島):11分(69分に追いついて最終的には逆転勝利)

第11節(セレッソ):2分(負け)←イマココ

11試合リーグ戦を戦ってそのうちの6試合が試合開始15分以内での失点。そろそろもう早い失点はある程度は仕方ないと戦う選手も見る私達も割り切るしかないのかもしれません。

ただ!そこで切り替えるべきなのに、失点→「早く取り返さないと」と焦る→焦ってミス増える→うまくいかなくてまた焦るという流れでズルズルと行ってしまうと負けてしまうという状況。15分以内で失点しても残り75分あるんですよ。全然取り返せます。焦らず90分のうちで追いついて取り返す!という気概を見せてほしいんです。

 

連戦のせいなのか、気温差のせいなのか

ルヴァンカップ札幌戦から中2日、札幌は8.5度→昨日の大阪は27度という気温差のせいなのか、はたまたアウェイでの連戦のせいなのか。ルヴァンカップに出ていた両CBに加え、ルヴァンカップに出てなかった選手も体が重そうで。球際で負けてしまったり、攻守の切り替えが遅れたり。とくに守備から攻撃に切り替える時が鈍かったんですよねぇ…。スプリント数も走行距離も前節より少ないですし。パスもズレる、長めのパスを出せばカットされたり。

 

その他気になる点

月曜から夜ふかし」の番組風に

  • 天野選手、CK・FKなぜか蹴らない問題:マルコス選手が蹴りたがるためなのでしょうか?それとも足の状態が良くない?スパイクの感覚がまだ合わない?昨日の試合ではCKやFKはほとんど蹴らず、マルコス選手に任せる状況。試合前のウォーミングアップ中に鳥かごをやってる時に他の選手と接触し、倒れるというシーンがあったのですがそれも影響していたのか…。そろそろ虹をかけてほしいっ!
  • 三好選手、マークがきつくて大変そう問題:天野選手が守備に重心を置いて後ろに下がりすぎる問題もあって三好選手が攻撃のタクトを振っていて負担が大きくなっているわけですが、その三好選手へのマークがきつくてボールを失ったり、うまく収められなかったり、パスミスが多くなってきたり。三好選手、重要なキーマンとして目をつけられて大変だとは思いますが頑張ってほしい。
  • 李選手・エジガル選手とFW2人入るもそこまでボールが行かない問題:後半頭から李選手が、66分からエジガル選手が交代出場。エジガル選手が入った時点で3失点している状況だったので得点がほしいという意図なのはわかりますが、その2人にほとんどボールが入らないという残念な状況に…。打開策にはなりませんでした。
  • 喜田選手、なぜ右SBをやっていたのか問題:70分広瀬選手に替えて扇原選手が入ったことにより喜田選手は右SBの位置に入ります。しかし、あの交代の意図は何だったのか?少々疑問でした。

 

この日の推し選手

私が推してる遠藤選手ですが、スタメン出場前半いっぱいで交代…。非常に残念。とっても残念。後半頭に李選手と交代と知った時の私の落胆ぶりときたら半端なかった。かなり凹みました。

DAZNで36分12秒ぐらいのところ。ドリブルでハーフスペースを前進していた時にシュートか、左を並走する和田選手にパスをするかで考えながらペナルティエリア手前まで来たところで、和田選手にパスを出すという選択をした時は「中に切り返してシュート打っても良かったんじゃないの?」とさすがに思いましたが…。

でも43分奥埜選手のクロスにスライディングでブロックに入ったシーンは良かったですよ。(あの時「渓太今の守備よかったよ!」とスタジアムで叫んだら周りの人から注目されてしまいましたが(ーー;))

 

試合後の本人のコメントによると、

ビルドアップのときのポジショニングなどで自分もハッキリしなかったし、周りの選手ともうまく合わなかった場面がありました。

とのこと。実は広島戦後のコメントでも

個人的にはなかなかボールの受け方も最後まではっきりしなかったし、ポジショニングも少し迷いながらプレーしていました。

とコメントしているんですよね。2試合続けて似たようなコメント。

左SBが広瀬選手だったり、ティーラトン選手だったり、和田選手だったりと試合によって後ろの選手が変わるのでバランスを取るのに苦戦しているのでしょうか。

結果を出したい、でも出せない、焦る。けが人も復帰してきた、余計に焦る。椿選手など若い子たちの突き上げもある。苦しんでるなぁ…とそんな雰囲気が表情を見ていて伝わってきます。(実際は違うかもしれませんが)どうか、乗り越えてほしい。頑張れ!とただただ祈り、願い、応援しています。あぁ、もどかしいっ!毎試合、もう母のような心境で見守ってますよ。

 

まとめ

昨日はパスがそれる、パスが奪われるなどのミスがチーム全体で多かったです。そしてうまく行かないストレスからファウルが多くなったり。自分たちで試合を難しくしてしまったかなと。

早めに失点すると、試合後のコメントに「早い時間に失点して慌ててしまった」というコメントが選手から出てくることが見られますが、早い失点をしてしまった時こそ冷静になり、基本に立ち返り焦らずにそして相手のことを見ながらゲームを進めてほしいんです。先程も言ったとおり15分以内に失点しても75分あるので十分挽回できますから。

そして、うまくいっていない時こそコミュニケーションを取りすり合わせをしてほしいんです。たとえば、昨日は都倉選手が負傷で座り込んだ時もタッチライン付近で水を飲んでいるだけで会話している様子が見られなかったのは残念でした。話そうと思えばできたとおもうんですよね。

ハーフタイムに入った直後、飯倉選手がダッシュで喜田選手に駆け寄り声をかけに行ったシーンがあったのですが、そういうのがもっと増えるといいなと思います。

 

【この試合の頑張ったで賞】

惨敗するとなかなか選ぶのが難しいのですが、この試合の頑張ったで賞は朴選手にしたいと思います。

(理由)

  • 本当はもっと失点をしていたかもしれません。それでも何度か危ないシーンを阻止してくれたおかげで3失点ですんだと思います。