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サッカー観戦の記録

2019 J1 第19節 横浜F・マリノス ー 浦和レッズ

2019年J1第19節 横浜F・マリノス浦和レッズ
2019年7月13日(土)
日産スタジアム 19:03キックオフ
天気:雨
主審:松尾 一


横浜F・マリノス 3-1 浦和レッズ
マリノス得点者:遠藤渓太(38分)仲川輝人(59分)、エジガルジュニオ(86分)
警告:マリノスはなし


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天野選手がロケレンに移籍し、その空いたポジションに誰が入るのかと注目されたこの試合。山田選手?大津選手?ケガから復帰したばかりの扇原選手?
というのも気になりましたが、右SBは広瀬選手で行くのか?和田選手で行くのか?という点も注目された試合でした。

 

スタメン


広瀬、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、扇原
マルコス
仲川、エジガル、遠藤

 

控え:飯倉、栗原、和田、大津、山田、三好、李

 

飯倉選手は5月18日のホーム神戸戦以来のベンチ入り。
そして何より、天野選手が抜けたポジションにはケガから復帰した扇原選手がスタメンに!ふたりともおかえりなさいませ〜!

 

試合の振り返り

  • 浦和は3-4-2-1
  • 浦和は中に人を集めてブロックする形
  • マリノスはいつものマルコスシステム

 

えーーーーいっ!今日はね、笹食ってる場合じゃねぇっ!


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じゃなくて、試合をゆっくり振り返っているどころじゃないんだよ。

祭り、いや記念日なんだよぉ!!!!!

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手、スタメンフル出場
そして、みなさんお待たせしましたーーーーー!
待望の今シーズン初ゴール決めました!やっと、やっとです!19節めにしてやっとです!

浦和の橋岡選手が攻撃に転じようとしていた時にコケてしまったところにすかさず詰めたティーラトン選手。即遠藤選手、もういいや敬語面倒くさい。渓太にパス。

渓太はターンをしたけど、ちょっと収め方ミスったというか。でも、そこまで大きなミスではなかったのでなんとかリカバリー。振り抜いた左足で打ったシュートは見事ゴールに吸い込まれたぁ。

実況の野村明弘さんも言ってますが、「欲しかった、欲しかった自身今季J1初ゴール」

どれほど多くの人が待っていたことか。サポーターはもちろんのこと、監督もコーチも控えの選手たちも「やっと渓太が決めたよ!」と言わんばかりの笑顔。自分のことのように喜んでくれていました。

NHKJリーグタイムDAZNの配信ではボスのガッツポーズがしっかりと映っていて、ボスも相当嬉しかったんだと思います。

その頃の自分はというと、「やったー!渓太が決めたよぉ!やっとだよ!」と立ち上がっては叫び、頭が痛くなるほど(笑)涙が溢れそうになるのをカメラを構えることでごまかしていたりしてました。

その後は「渓太のためにも頼むから失点しないでくれ!」とただただ祈るばかり。

渓太、ここまで苦しかったよね。エジガル、マルコス、テルとみんなゴール量産しているのに、自分だけノーゴール。すごく、すごく苦しかったことかと。

web.gekisaka.jp

この記事をぜひ読んでほしいんです。

「彼自身も思うところはあっただろうし、苦しい思い、悔しい思いはあったと思う。前線の選手で一人だけ取っていなかったというのは、彼が一番思っていたと思うので」。

「でも、僕らチームメートは点こそ取っていなくても、渓太の走りで取れた点もあれば、アシストももちろんあったし、そういったところを見逃していない。点はなくてもチームへの貢献度、ハードワーク、スペースを空ける走りは、見えづらいことかもしれないけど、彼の働きを僕らは分かっていた」。

喜田選手のこの言葉がありがたいこと。みんなが信じてくれたことが渓太にとって大きな支えとなって、その気持ちに応えたいと思っていたことでしょう。

ようやく少しはみんなの信頼に応えることができましたかね。でも、まだまだ1ゴール。これからの残りの試合でゴール量産してほしいです。

昨日の試合、本当はその後も2点目のゴール狙ってたのは知ってました。やけに中央に入っていくなぁと思っていたので。なるべく近いうちに今シーズン2ゴールめ、3ゴールめと重ねてくれることに期待!

いやぁ、昨日ほど応援してきて良かったと思った日は無かったかと。これからも応援しますよ!

 

改めて試合のふわっと振り返り

  • 浦和は3-4-2-1
  • 浦和は中に人を集めてブロックする形だったと思う(渓太のゴールで記憶が曖昧)
  • あと西川選手はマリノスのSB、とくにティーラトン選手の裏を狙うようなロングキックを入れてきた(何度か失敗してラインを割っていたけど)
  • マリノスはいつものマルコスシステム
  • マリノスは中央ブロックを崩すためにサイドからのクロスを入れてみたり、中央からでもふわっとした浮玉を入れて浦和の守備をこじ開けようとしていました
  • マリノスは惜しいシーンが何度かあるものの、わずかにゴールからそれたり、浦和GKの西川選手に阻まれたり。
  • マリノス左サイドとくに遠藤選手は橋岡選手やマウリシオ選手とバチバチ
  • 広瀬選手、惜しいミドルシュートがあるも西川選手にギリギリのところでカットされてしまう。THE DAY presented by WIND AND SEA【vol.09】で天野選手とFKの練習をしているシーンがありますが、その成果もあったのか非常に惜しいっ!良いコース突いてました。今度はぜひ、一度試合でFKを蹴ってみてほしいです。

  • THE DAY presented by WIND AND SEA【vol.09】(5分47秒ぐらいから)

このシーンを巡って誰のゴールだ?オウンゴールか?オフサイドでノーゴールじゃなかったのか?とかでもめて試合が数分間に渡って中断。(このゴールのアシストは遠藤選手になりますかね?)

槙野選手、西川選手による抗議が始まりかけた頃、結論が出ていない中で山中選手の交代が認められます。これはゴールと認定されたということかと思ったら、その後判定がノーゴールになりかけそうな雰囲気がバックスタンド側にいる自分にも伝わってきました。

(ここからはDAZNを見て→)ボスは狼狽え激しく抗議。一方、浦和の組長こと大槻監督はゴール裏を煽る。その後もボスやマリノスの選手たちは抗議を続けます。しかしこの時、ボスは「君たちは下がりなさい」と抗議の最中に選手たちに審判への抗議をするのはやめるよう静止。その姿はとてもかっこよかったです。そうこうして、結論としては仲川選手のゴールに。そしたら今度は浦和側が納得いかないと再抗議。マリノスのボスvs浦和の組長による抗争…いや、抗議合戦は仲川選手のゴールとして終結したのでした。このときばかりは野球や相撲で見られる判定の説明をスタジアム全体にしてほしいと思いました。


【えー球審の白井です】 阪神タイガース ランディ・メッセンジャー 暴言退場 微妙コース集 2018/4/12 阪神 vs. 広島@甲子園 【アアアアイイイッッッ!!!】(3分33秒ぐらいから)

とりあえず、ゴールが認められてよかったです。

  • 長い時間中断したので集中が途切れないと良いなぁと思っていたら…失点。広瀬選手のオウンゴール

マリノスのDFはオウンゴールをしたら立派なマリノスのDFの証だと言われるのでこれで広瀬選手も仲間入りですかね

  • しかしこのあと浦和の流れになりかけようとしていたのでヒヤヒヤ、ドキドキ…。手遅れになる前に誰か交代を!と思っていたのですが、この状況では怪我明け復帰したばかりとはいえ、扇原選手を交代させるのは厳しい。
  • ボスはマルコス選手に替わって三好選手を投入。
  • マリノス右サイドの仲川選手vs山中選手のバチバチとしたマッチアップもあったり。なかなか見ごたえがありましたね。
  • 三好選手が右斜め45度ぐらいの位置からシュート打ったら岩波選手の手に当たってハンド&マリノスへPKの判定。再び浦和の選手の抗議が始まります。
  •  結局PKも無事に決めてマリノス3点目。この追加点は大きいけど、西川選手に止められそうでとても危なかったですね。

  • ようやく87分に扇原選手に替わって大津選手投入。扇原選手ほんとここまでよく頑張りました。復帰したばかりとは思えないプレーでした。
  • 90+4分エジガル選手に替わって李選手を投入。李選手は古巣対戦に。この日のエジガル選手は前節の大分選手の疲労がまだ残っていたのか、ボールの収まり具合が悪かったように見えました。
  • 最後の遠藤選手のシュート惜しかったなぁ!
  • 試合終了直前、朴選手がアンダースローで喜田選手にボールを出した後にアフターで接触してきたマルティノス選手。それに珍しく怒りをあらわにする朴選手。
  • アディショナルタイム7分を耐えしのぎ見事勝利!

 

まとめ

ジャッジを巡っていろいろありましたが、勝ってよかったです。試合終盤にオープンな展開にはなりましたが、それ以外は主導権は握れていたと思います。

これで多摩川クラシコ組に少しはプレッシャーを与えることができましたかね。

さて、次節はアウェイ神戸戦。前半戦で戦った時は4-1で勝利できましたが、監督がかわり新しいチームになっています。前回の対戦とは戦い方も変わっているので気を引き締めていきたいですね。ティーラトン選手も古巣との対戦になるので一層気合いが入るかもしれませんね。

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は遠藤選手にしたいと思います!(えっ、甘い?)

(理由)

  • 今シーズン初ゴール!おめでとう!みんな待ってました。
  • その他も左サイドの攻撃をティーラトン選手とともに牽引。ボールを持ったときの迫力が増しましたね。
  • 今後の期待を込めて。

2019 J1 第18節 横浜F・マリノス ー 大分トリニータ

2019年J1第18節 横浜F・マリノス大分トリニータ
2019年7月6日(土)
ニッパツ三ツ沢球技場 19:03キックオフ
天気:曇
主審:家本 政明


横浜F・マリノス 1-0 大分トリニータ
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(74分)
警告:喜田拓也(累積3枚)

 

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※人を避けながら撮影したら曲がった…

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試合前日の夜遅くに天野選手がベルギーのロケレンに期限付き移籍することが発表され、「もうすぐ28歳になるし海外に行くなら今がラストチャンスだよなぁ。その点は理解はできるし、応援してあげたい。」
でも、「マリノスは今優勝を目指している最中に移籍するのかぁ。今最高のチームになってきているというのに残念だな」という脳内で天使と悪魔が格闘している状態でスタジアムに向かったんですよ。

 

はい。3月に対戦したときには完&敗だった大分戦。

さてはて、マリノスはどれだけ成長したのか。

 

スタメン


広瀬、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、天野
マルコス
仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、栗原、和田、大津、山田、三好、李

 

移籍が決まった選手は試合に出られなかったり、せいぜい途中交代もしくは途中出場というのがよくあるパターンではあるのですがこの日はスタメン。
ボス的には出さざるを得なかったというところなのでしょうか。

 

また今回は右SBが和田選手ではなく、広瀬選手が。
和田選手の連戦起用を心配してなのか、はたまた和田選手の守備強度より広瀬選手の守備強度の方が大分戦には必要との判断だったのでしょうか。

 

試合のふわっと振り返り

(前半)

  • 喜田キャプテン、コイントスに負けたのかエンド交換してスタート
  • マリノスは毎度のマルコスシステム
  • 大分は3-5-2だったかなと。
  • 前半の3分の2ぐらいは大分にほぼ何もやらせないほど。しかしシュートが決まらない。
  • マリノスは前から猛プレス、阻まれても即セカンドボールを拾い、奪われても即奪い返す
  • 一方大分は前からはさほどプレスをかけてこない。
  • マリノスはショートパスだけでなく、時折ロングパスを使ってDFラインの裏を狙う

(後半)

  • 前半の3分の2を過ぎたあたりから大分がボールを持つ時間が徐々に増えてきたが、後半からは3-4-2-1に変えてきた大分(たぶん)
  • 何人コケた?と思うほどピッチに足を取られることがしばしばあるものの、マリノスが支配していたかな
  • 前半からそうだったけど、この日の朴選手は前に飛び出してくること多し。その姿はマンチェスター・シティのエデルソンを彷彿とさせるものが。(勝手に「パギルソン」と呼んでた)
  • 62分に三好選手投入を決断するボス。交代したのはマルコス選手。(ちょっと予想外。交代するのは天野選手かと思ってたよ)
  • この交代によりマルコスシステム終了。天野選手&三好選手がIHに
  • ゴールに迫るもなかなか決められずウズウズし始めた頃

  • 広瀬選手がペナルティエリア内に侵入し、横にいるエジガル選手にパス。エジガル選手の3度に渡るシュート、執念のゴールが決まったー!
  • その後は1点を追う大分の勢いもあり、マリノスも攻撃の姿勢を崩せない
  • 85:47 大分セットプレーからのカウンターで遠藤選手からボールを受けた三好選手、派手に転ぶ
  • しかし、前半から前からのプレスで飛ばしすぎてないか?と思われていたエジガル選手に疲労の色が。「ボス、こんなときは大津を!!!」と思っていたら86分にエジガル選手に替わって大津選手がイン。
  • エジガル選手、足がつりましたかね。担架で運ばれていきました。
  • この試合冒頭から気迫がいつも以上にすごかった喜田選手。毎試合縦横無尽に走り守備に攻撃にと貢献している喜田選手がこの日は珍しく足を伸ばしたりしている。一瞬ハムストリングやったか?と思うシーンもあったがそれは違った模様。だいぶ疲れてたんだね。

ということで、なんとかエジガル選手の1ゴールを守り抜き勝利!連敗しない!

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手ですが、この日もスタメンフル出場!

前半は大分の松本選手(元マリノス所属)とバチバチやってましたね。

この日もノーゴール、ノーアシストでしたが、果敢に攻めていました。

(以下数字はDAZNの時間)

44:42 ティーラトン選手からペナルティエリア内でボールを受け、ターン後大分の選手と並走し競り合いながら前進し、ゴールラインを割るかと思われたが、ライン手前で切り替えしてシュート打つも外れたり

52:47 大分の選手が滑った瞬間にボールを奪って、天野選手にパス、その後左サイドでボールを要求して待っていたら、天野選手からボールが来た。ドリブルで前進し、シュートに向けて右に切り替えしたところでブロックされてしまったり

あと一歩というシーンがいくつか。

どうやったら今シーズン1stゴールが決まるの?まずはご祈願か?それともお百度参りか?

毎試合そろそろか?そろそろか?と思うんですが、入らないんです。神様はどこまで苦しめるのでしょうか。こんなに成長を続けているというのに。

 

まとめ

終わってみれば1-0の辛勝。シーズンダブルは阻止!アウェイで対戦した時は「ザ・完敗」だったのを思えば、成長したなぁ。

そして何よりもイッペイ選手や天野選手を勝って、笑顔で送り出せたのはよかった!

さぁ、これからは1試合1試合がとても大事な試合。次は浦和戦。

天野選手が移籍し、扇原選手がまだ負傷から復帰していない中、喜田選手と相棒を組むのは誰になるのか?山田選手か?はたまた、和田選手を使ってみるか?それとも大津選手を起用するか?マルコスシステムに続く新しいシステムが誕生するのか?

ところで、喜田選手、この試合で累積警告3枚というだいぶ危ない状況になっています。そのへんも頭に入れつつ戦う必要がありそうです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞はティーラトン選手にしたいと思います!

(理由)

  • アシスト等の数字的結果はなかったものの、3月にアウェイで大分と対戦したときとはまるで違うプレー。遠藤選手や天野選手とのコンビネーションも素晴らしかったなぁ。

 

最後に…

イッペイ、大宮で頑張ってね!J1昇格に貢献してまた会いましょう!美しいお顔立ち、昨年の宮崎キャンプでお見かけした時、吸い込まれそうでした。

 

そして、あまじゅん。

大学卒業後マリノスに加入して数年、試合にも出られず正直「そろそろレンタルか、完全移籍かな」と思ったこともある。

でも、努力し続けてようやく試合に出られるようになった。

そして、主力として試合に出るようになった。日本代表にも選ばれた。

今年になって背番号10番をつけ、キャプテンをつとめるようになった。

あんなヒョロヒョロと頼りなさげな体格も、ガッシリしてきてたくましい、そして頼もしい背中になった。ともに苦しい思いをしてきた喜田さんとともにチームを背負う立場になった。

あまじゅんがマリノスが大好きなことをみんな知ってます。だからこそとても悩んだことでしょう。

今回の選択は間違いではなかったと思えるような活躍をして、そしていつかまたマリノスに戻ってくる日を待ってるよ。

ウォーミングアップのときのあまじゅんチャントで泣きそうになったのはここだけの話。

 

あ!挨拶で自分でも言ってたけど、「海外向きじゃない性格」という点、一番心配してます。言葉を覚えて、言葉ができなくてもチームメイトとコミュニケーションをとって、マリノスに帰ってくる頃にはみんなと目を見て話せるようになるといいね(笑)

時々マリノスのことを気にかけてくれるとうれしいです。そして、喜田さんにも連絡してあげてね。頑張れ!

 

2019年 第99回天皇杯 2回戦 立命館大学

2019年第99回天皇杯 2回戦 横浜F・マリノス立命館大学
2019年7月3日(水)
ニッパツ三ツ沢球技場 19:00キックオフ
天気:曇り時々雨
主審:岡部 拓人

 


横浜F・マリノス 2-1 立命館大学
マリノス得点者:天野純(42分)、イッペイ・シノヅカ(80分)
警告:大津祐樹(累積1枚)


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いよいよ決勝の地「新国立競技場」への道のりが始まりました。
緒戦は毎年苦戦するんですよねぇ。ということで行ってきました!

 

スタメン


広瀬、栗原、畠中、和田
山田
大津、天野
三好、山谷、遠藤


控え:杉本、チアゴ、中川、マルコス、イッペイ、エジガル、椿


というメンバー。
畠中選手、和田選手、遠藤選手はリーグ戦からずっと出ていますね。
(天野選手も前節途中交代しましたがリーグ戦と続けての出場)
控え選手も超豪華!(そういえば李選手はどうしたのでしょうか…)

 

試合の振り返り

前半

  • 三好選手、マリノスに来てから初めてのWG(たぶん)
  • 立命館は4-4-2の布陣。縦横コンパクトな陣形。
  • 立命館は中盤でボールを奪うとそこから一気にカウンター。マリノスの守備もスコーンと抜かれるほど速い!朴選手に何度か助けられました。
  • そして、立命館は左サイドからの攻撃が多かったですね。左SH(たぶん)15番の藤井選手が速くて広瀬選手も守備で四苦八苦。

 

  • マリノスは左サイドの(和田選手、天野選手、遠藤選手)の攻撃はスムーズなのですが、右サイドの(広瀬選手、大津選手、三好選手)がカブることが多かったように見えました。
  • 膠着状態が続き、見ているこちらがドキドキしながら見守っていると、42分左サイド遠藤選手からの低めのクロス→相手ディフェンスがブロック→その跳ね返ったボールに天野選手がペナルティエリア手前から左足を振り抜いてシュート→ゴール!


後半

  • 前半右サイドの状況が気になったのかボスは後半になってポジションチェンジ。


(後半頭の陣形)

広瀬、栗原、畠中、和田
山田
三好、天野
遠藤、大津、山谷

 

  • こうなってからは右サイドもスムーズに。山谷選手も左サイドから積極的に仕掛けます。
  • でも、相変わらず中盤でボール奪われるとカウンターでスコーンと抜かれることが数回。栗原選手がだんだんついていけなくなってくるし…
  • しかし、序盤は立命館大学もグイグイと来てよく走る。
  • 51分に立命館左サイドからのクロスに中の選手がヘディングで合わせるもマリノスの守備がブロック→そのこぼれ球に詰められ失点…。


(イッペイ選手が交代で入ってからの陣形)

広瀬、栗原、畠中、和田
山田
三好、天野
イッペイ、大津、遠藤

 

  • しかし、さすがの若さあふれる学生さんと言えども後半途中からプロとの体力差が徐々に現れ疲労の色が…。そんな時のイッペイ選手、大津選手のガツガツ感はボディーブローのように効いていたと思います
  • でも惜しいシーンはあるもののゴールが決まらないマリノス。いよいよ延長戦がチラチラと見え始めた頃の80分に左サイド遠藤選手からグラウンダーのクロス→真ん中で大津選手が潰れ役になるも押し込めず→右サイドの方に流れかけたボールにイッペイ選手が詰めてゴール!

 

  • それでも再び追いつこうとする立命館。なので、マリノスも攻撃の手を緩められず。
  • 立命館もその後もシュートがあったのですが、疲労のためか枠に行かず。


こうして試合終了!

 

  • 試合終了したら飄々とした表情のマリノスの選手に対し、立命館の選手たちは何人か倒れこんでました。プロの体力ってすごいよなと。だって、よくよく考えたら山谷選手、山田選手、遠藤選手と同じくらいの年齢なわけですよね。それでこうも違うんだと思いました。

 

この日印象に残った選手

天野選手がとくに印象的でした。ここしばらく見られなかった左足で思い切り振り抜くシュートだったり、ハーフスペースをスルスルスルと走り裏に抜けたり。
リーグ戦でもこんなプレーできていれば…と思うほど。
しかも、何かから解放されたか、吹っ切れたかのようなイキイキとしたプレー。
とても楽しそうに見えました。


そして何より、ゴールを決めた後ボスの元に駆け寄りハグをするなんて珍しいなと。
(最近ベルギーへの移籍が噂されているので、とても意味深な感じに見えましたが)

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手と山田選手ですが、ともにスタメンフル出場
山田選手はアンカーポジションで広い範囲をカバーしなければならず大変だったと思います。
しかし、様子を見ながら行ける!と思ったときには前に飛び出して行ったりしていました。

 


そして、遠藤選手。2ゴールとも絡んでいるんですけど、やはり自分が打ったシュートが決まらなかったのが悔しかったのか、勝ってもどこか喜び切れていない、そんな表情に見えました。シュート本数は天野選手と並んで4本と最も打っていたのですが。
とくに1本非常に惜しいシュートがあったのですが、ポストのわずか右を通り過ぎていきました…。

アシストだって立派な貢献だと思いますよ。もっと自信を持って大丈夫かと。

 

まとめ

やはり緒戦はなかなか難しいですね。でも天皇杯は内容より勝つことだけが大事。
そして、喜田選手がいなくても勝てた。これは大きいかと。
確かにスコーンとあっという間に抜かれることが何度かあってヒヤヒヤしましたけど。
本当は楽に得点を重ねて中川選手や椿選手に出場機会をあげたかったですけど、結構難しい試合になってしまいましたからね。
次の天皇杯では出番がありますように。


そして、昨日はJリーグ勢のチームがいくつか敗退しているので、マリノスは新国立競技場での決勝に向けてしっかりと勝ち上がっていきたいですね。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は天野選手にしたいと思います!
やっと天野選手らしいプレーができていましたよ。
それがリーグ戦で見たい!(さて、今後も見られるのかどうか…)

2019 J1 第17節 FC東京 ー 横浜F・マリノス

2019年J1第17節 FC東京横浜F・マリノス
2019年6月29日(土)
味の素スタジアム 19:03キックオフ
天気:雨
主審:荒木 友輔


FC東京 4-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(15分)、仲川輝人(83分)
警告:畠中槙之輔(累積1枚)

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前節の結果を受けて暫定2位となったマリノスは首位に立つFC東京との対戦となりました。

 

スタメン


和田、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、天野
マルコス
仲川、エジガル、遠藤


控え:杉本、広瀬、栗原、山田、三好、大津、山谷

 

前節出場停止から明けたマルコス選手が復帰、控えには李選手ではなく山谷選手が。

コパ・アメリカから木曜夕方?夜?に帰国した三好選手が早くもメンバー入りしました。

 

試合のプチ振り返り

  • FC東京は4-4-2。
  • マリノスは中盤正三角形になる「マルコスシステム」
  • ボックス内がっつり固められてしまい、こじあけるのに苦戦?
  • マリノスが打つシュートはことごとく外れるか、GK正面。
  • 前節のエジガル選手の決勝ゴールに繋がった大津選手のようなハーフスペースを使って裏に抜けるのが少なめ?
  • マリノスがほぼボールを保持し攻め込む。マリノスの課題は最後の精度。
  • あちらはカウンター攻撃とマリノスのSB裏を突く形
  • 気になったのはマルコスシステムを採用してから数試合経過。試合を重ねるごとにマルコス選手がボールを受けたいがためにかなり後ろまで下がってくることが増え、バランスが崩れていないか心配だけど、自分の素人目にはよくわからない。

 

マリノスの得点シーン

 喜田選手からのロングの縦パス。バックスピンをかけていたのか、はたまた雨によるピッチの影響なのかラインを割ることなく仲川選手が追いつく。

そして、ドリブルからのグラウンダーのクロスというか、パス。相手GKが完全に止めきれずこぼれていったボールをマルコス選手が押し込む!

マリノスの得意な形ですかね。

 こちらは遠藤選手からのハイボールクロスを仲川選手がシュート。相手GKの肩あたりに当たったもののゴールに吸い込まれてのゴール。

 

試合全体的にはマリノスが押し込んでいるように見えたのですが、2点めが入るまでに時間がかかりすぎましたかね。素人考えですがミドルシュートをもっと打ってもよかったのかなと。なので、山谷選手が交代で入った直後のミドルシュートは残念ながらゴールにはなりませんでしたが、あのぐらいのチャレンジはあっても良かったと思います。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手ですが、スタメンフル出場!

試合序盤(DAZNで1分16秒ぐらい)に室屋選手から不意打ちでタックルを食らい、バランスを崩して倒されたのがきっかけとなり火がついたのか、はたまた泉澤選手の加入に触発されてこの試合で頑張らないと!と気合いが入ったのか、積極的にドリブルで仕掛けて行ってはグラウンダーのクロスを入れたり、何本かシュートを打ったのですがこの日もノーゴール。

仲川選手のゴールに繋がるクロスや、91分46秒にドリブルから逆サイドを上がる仲川選手への渾身のクロスだったり、視野が広くなって判断が良くなったなと伝わりにくいですが成長が見られるのですが、いかんせんゴールにはつながらないんですよねぇ…。

自分がお百度参りとかすれば、ゴールできるようになりますでしょうか。

 

まとめ

  • 終わってみれば4-2の惨敗。今シーズン最多失点。これまで何度もピンチを救ってくれた朴選手が止めきれず同点ゴールを決められてから運が変わってしまったのでしょうか…。この敗戦により勝ち点差は6に広がり、「ここぞ」という大事な試合で勝てなかったのはまだまだということなのでしょうか。
  • 75分まで最初の交代カードを切らなかったのはなるべくコパ・アメリカから帰国したばかりの三好選手に頼らずにやってほしいという監督からのメッセージだったのかなと勝手に推測しています。
  • ただ、これまでの敗戦での反省点を必ず次の試合では糧にしてきています。次戦は大分戦。アウェイで戦った時は思うようにマリノスのサッカーができず負けてしまいましたが、ホームで勝利できるよう後押ししたいですね。

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は該当者なしにしようかとも思ったのですが、喜田選手にしたいと思います!

(理由)

  • いつもながらに尊いプレー。相手選手がボールをもった瞬間に立ちはだかる姿の頼もしさ
  • そして先制ゴールに繋がったあのパス。しびれました。

 

最後に

建英、昨年、半年という短い間だったけど、マリノスに来てくれて本当にありがとう!プレーに魅了され、ユニフォームを勢いで買ったことは後悔していません。

アウェイ神戸戦で決めたあのゴールとボスのもとに駆け寄ったシーンは絶対に忘れないよ。あのゴールでマリノスがどれだけ救われたことか。

レアル・マドリードでも頑張ってね!時々、マリノスのことを思い出したり、そして仲良くしていた康太のことを気にかけてくれるとうれしいな。

(敬称略ご了承ください)

 

 

2019 J1 第16節 横浜F・マリノス ー 松本山雅FC

2019年J1第16節 横浜F・マリノス松本山雅FC
2019年6月23日(土)
日産スタジアム 18:03キックオフ
天気:曇
主審:木村 博之


横浜F・マリノス 1-0 松本山雅FC
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(80分)
警告:和田拓也(累積1枚)

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約1ヶ月ぶりのホームゲームなんですね。雨が降ったりやんだりと不安定な中行われたこの試合。前節の悔しい敗戦から何を学んだのか注目される一戦となりました。

 

スタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田

山田、天野

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、広瀬、栗原、中川、大津、李、山谷

 

前節相手選手との頭部の接触により途中交代となったチアゴ選手、出場が危ぶまれていましたが無事に出場。

そして、マルコス選手が出場停止により、山田選手が出場しました。

 

試合の振り返り

  • マリノスはここ数試合のマルコスシステムではなく、開幕当初の1アンカー2IH(インサイドハーフ)からスタート
  • 松本は3-5-2で、2人のFWがマリノスのCBのビルドアップに対してプレスを掛けてくる感じ。でも、11番の永井選手は速いスピードでプレスをかけてくるものの、もうひとりのFW(誰だっけ?)はプレスはかけてくるけど、そこまでガッツリかけては来なかったかと。
  • マリノス、後半からはトップ下に山田選手が入るマルコスシステムに。
  • マルコスシステムに戻したのはこんな理由から
  • 「監督に怒られて(苦笑)。『お前、もっとボールに絡め!』『ボランチに入れ!!』と。前半は少し前目な位置で、相手のギャップのところに残って縦パスを引き出そうとしましたけれど、相手も元気だったこともあり上手く行きませんでした。後半は指示を出されたので、しっかりと後ろからビルドアップを助けながらゲームコントロールする役割に重点を置き、そうすることで勝利に持ち込めました」((中略))「相手が3ボランチ気味で来て、前半は俺と(山田)康太のシャドーで並んでいても上手くボールが回らず、俺とキー坊(喜田)が横並びになることで、3ボランチを引き出してギャップを突くことができました」(引用元:サカノワ
  • ボールポゼッション率としては70%(データ元:DAZNの配信)と高いものの、裏を狙う動きが少なくパスを回して攻めあぐねるという状況かなぁと。
  • でも、松本が攻める時はなぜかスルスルっと抜かれて大ピンチになることしばしば。
  • スプリント回数も直近5試合の中では少なめ(神戸戦:245回、磐田戦:176回、湘南戦:171回、清水戦:191回、松本戦:176回)
  • 後半は左サイドからの攻撃多めに
  • 後半は65分ぐらいまでシュートなしの状況

 

ゴールシーン

 64分に山田選手と交代で入った大津選手。とにかくとにかく走る、走る!ボランチと前線をつなぐべくとにかく走る。その努力は報われます。

畠中選手→遠藤選手受ける→遠藤選手左足でスルーパス→大津選手、相手のプレッシャーにも負けずに倒れながらも折り返す→そのボールはエジガル選手に→エジガル選手がクルッとターンしてシュート→ゴール!

この試合でずっと足りないなと思っていた裏を狙う動きを体現してくれたすばらしいアシストでした。あれ、でもこれ結局いつものマリノスの得点パターンかな?

 

試合のハイライト

  • 右SBの和田選手、攻撃のとき内側に入ってくるのは構わないのですが、ちょっとではなくほぼ逆サイド近くまで来るので、右サイドの本来いるべきポジションに誰もいなく結構ヒヤヒヤすることが。左SBのティーラトン選手も同様。
  • 10分48秒:山田選手のシュートはポストに直撃。ポストがあと1センチ細ければ…。
  • 17分19秒:マリノスFKのシーン。壁側に立つ遠藤選手に対して指示を出す天野選手。すると、遠藤選手は「気をつけ!」のポーズをするかのようにピシッと立ち壁の隙間を埋める。残念ながらそこまで調整したのにFKはポストにあたり残念ながら入らず。
  • 27分29秒:松本の3番の選手が遠藤選手に対して足を引っ掛けて倒れた遠藤選手。ほどけたスパイクの紐を直していると松本の3番の選手が遠藤選手の頭を小突く。(推しの頭を小突くなんて…)この試合で遠藤選手vs松本の3番のバチバチが何度かありましたが。
  • 実況の倉敷さんエジガル選手のことを「マルコス・ジュニオ」と言うこと数回
  • 35分35秒:遠藤選手が左ハーフスペースでためてためて前にパスを出したところに仲川選手へ。そのボールを仲川選手が折り返したのを和田選手がシュート!清水戦に続く、「なぜそこにいる!?」案件
  • マリノス先制ゴール後から清水戦の逆転負けを繰り返さぬよう時間を進めるプレーを覚えた!無理せず回したり、行けそうだなという時だけ狙いに行ったり、コーナーフラッグ付近で時間を稼いだり。
  • 92分28秒:天野選手自ら得たFKのチャンス。壁に指示を与えたりしていたのに、突然口元に手を当て、まるで「静かにして!」というような仕草。FKに集中したいから静かにしてだったのか、はたまた何かの合図だったのか…???
  • 93分54秒:ショートコーナーから天野選手がゴールライン沿いをスルスルスルっとドリブルで前進

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手と山田選手ですが、遠藤選手はスタメンフル出場!

山田選手はスタメン出場61分までプレー。

  • 遠藤選手は2本惜しいシュートがありましたが、エジガル選手の先制ゴールの起点となったりもしました。大津選手に出したパスは遠藤選手なんですよ!!!でも、前節ぐらいから遠藤選手がドリブルしている時の相手選手のマークがきつくなってきたような気がするような…。
  • 山田選手はポストに当たる惜しいシュートがありましたね。今シーズンリーグ戦初スタメンでしたが良かったと思いますよ。ただ、U-20ワールドカップで見せてくれたガツガツとした迫力のあるプレーをもっと見せてくれてもよかったかなと思いました。

 

まとめ

終わってみれば1-0の辛勝。相手のシュートミスが多かったのも助かりましたね。でも、マルコス選手が出場停止でも、三好選手がいなくても勝てたこと。マリノス対策をしてきた松本に対して我慢して我慢して得た勝利は大きな収穫になったと思います。

この試合を終えて暫定2位となったマリノス。しかし、ここで油断せず一つ一つ勝利を積み重ねていきましょう!次は現在首位を走るFC東京戦。絶対に負けられない試合です!

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は大津選手にしたいと思います!

(理由)

  • これは文句なしでしょう!あのアシスト。
  • 試合の出場時間は昨年より減っていると思います。ただ、それでも腐らずに準備し続けていたことを讃えたいと思います。
  • もちろんスタメンで出たいという気持ちはあるけど、監督を信じているし、こうやってチャンスも与えてくれる。そういった中で自分たちが結果を出してチームを高めていくのが大事だと思うし、誰が出ても強いマリノスでいなきゃいけないと思う。そういった意味で、出られなくても日頃から良い準備をし続けることがチームを押し上げる、チームのレベルを高める意味ですごく大事になってくる。優勝するチームは全員がプレーできる良いチームだと思うし、そういうチームを目指している。(引用元:Jリーグ公式サイト) 

    この言葉聞いたらますます応援したくなりますよね。 

 

おまけ

この試合のDAZNの解説は中田浩二さん。「そうですね」が多くて、実況の倉敷さんと雑談することしばし。やっぱり、解説は柱谷幸一さんが個人的には好みです!

2019 J1 第15節 清水エスパルス ー 横浜F・マリノス

2019年J1第15節 清水エスパルス横浜F・マリノス
2019年6月15日(土)
IAIスタジアム日本平 18:03キックオフ
天気:雨
主審:中村 太


清水エスパルス 3-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(32分)、仲川輝人(81分)
警告:ティーラトン(累積3枚)、マルコス・ジュニオール(累積3枚)、遠藤渓太(累積2枚)

 

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国際Aマッチデーが終了し、リーグ戦が再開。梅雨どきで雨が降ったり、やんだり。梅雨寒で若干寒さも感じる中でのナイトゲーム。ということで、現地行ってきました。

ちなみに、試合結果はご存知の通りなので、DAZNで試合を見直し終わってない状況で書いてます。

スタメン

和田、チアゴ、畠中、ティーラトン

喜田、天野

マルコス

仲川、エジガル、遠藤

 

控え:杉本、広瀬、山田、中川、大津、李、山谷

 

前節湘南戦での扇原選手の負傷により、システムを開幕当初のシステムに戻すのか、俗にいうマルコスシステムを継続なのか、マルコスシステムなら扇原選手の位置に誰が入るのかと注目されましたが、多くの方の予想していたであろう天野選手が入りました。

控えにはU-20ワールドカップで活躍して帰国した山田選手がメンバー入り。中川選手もリーグ戦としては初めてのメンバー入りですかね。

 

試合の振り返り

  • 前半だけでカード5枚乱れ飛ぶ状況。「ちょっと、中村主審落ち着いて!」と思うほど。でも、遠藤選手の警告は余計な1枚をもらってしまったなと。短い時間で主審に執拗な抗議(カードの要求)をしてしまいましたからね。実は、スタメン発表と同時に主審が中村主審とわかった時試合が荒れるのではないかとちょっと嫌な予感がしておりました。それは…、
  • 個人的に中村主審はカードを多めに出す印象を持っていたのです。本当はそういう事前の印象論って良くないですよね(反省…)。でも、実際カード乱発傾向があるのかJ1リーグ戦のみ(ルヴァンカップ除く)を比較してみました。以下の表は各主審が過去3年でどれだけカードを出したかを集計したもの。(データ元:Soccer D.B.)すごいですね。こういうデータの集計をしてくださるのはありがたいことです。よくお名前を聞く主要主審とも比較しています。中村主審、1試合平均のカードを出す枚数が多いんですよねぇ。他の主審と比較しても少々多めのようです。

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  • エスパルスは…どんなサッカーだったのかというと、応援に夢中でもうあまりわ゛か゛ん゛ね゛。記憶にございません。とにかくドウグラス選手に合わせろ作戦だったかな。

 

楽しかった前半

「なぜそこに!?和田拓也

 開始15分以内の失点は防げたと安堵しつつも、なかなか得点入らずソワソワしていた頃、和田選手がなぜあのポジションにいたのかは謎なのですが、和田選手にパスを出したのは5月の月間MVPを受賞した喜田選手。喜田選手の体の向き的には右サイド大外にいる仲川選手にパスを出すように見せかけての和田選手へのパス。もうここだけで見ても「さすが月間MVP!」と思いますし、喜田選手成長したなぁとただただ関心するばかり。このシーンだけでごはん3杯は余裕で…いけるわけがない。とりあえず、ここで試合終了してほしかったほど。

パスが面白いようにつながる

エジガル選手の先制ゴール前後あたりからそりゃもう面白いほどにパスが繋がる繋がる。清水の選手にカットされようがすぐに奪い返し再びパスの応酬。本当はこの時点で追加点が取れればベストだったのかもしれません。38分の清水のセットプレーからのカウンター、仲川選手が独走し右サイドを駆け上がったティーラトン選手に出したパス。あのシーンです。あそこで決まっていれば…。

 

しかし後半は…

試合序盤に相手選手との接触により軽い脳震盪を起こしていたと思われるチアゴ選手は試合続行不可能と判断し前半いっぱいで交代。

でも、この日CBの控え選手はゼロ。そもそもDFの控え選手はSBの広瀬選手だけ。まぁ、ドゥシャン選手が現在負傷により一時帰国中なので、本職CBは栗原選手だけなのですが、ベンチ入りすらしていません。で、誰がチアゴ選手の位置に入るんだ?と思ったら、入ったのは身長170センチの和田選手。

清水もそこを突いてくるようになってきたように思います。でも、コンビを組む畠中選手がハイボールの競り合いでは右だ左だと移動して和田選手の分もカバー。和田選手もできる限りの努力をしていました。

私の最推しは遠藤選手なのですが、何度「タクさん頑張って!」「槙之輔頑張れ!」といつもスタジアムで「渓太ぁぁぁぁぁああああ!」と叫ぶより多かったかもしれません。

すると59分に失点。でも、試合終了まで30分はあります。「焦るな!大丈夫、時間はあるから。落ち着いてパスを回そう」と叫ぶ自分。もしかして、このままドローで終わるのか?いやまだ時間はある。今のマリノスなら大丈夫!と言い聞かせるように応援を続けていたら、

 よしきた勝ち越しーーーー!しかし、この直後にマルコス選手がこの日2枚めの警告で退場。10人で残り時間を戦うことに。

「あとはとにかく失点するな。タクさん、槙之輔、きついだろうけど頑張れ!」祈るような気持ちで応援。

このまま終わってくれ!というその願いはその後打ちひしがれます。89分、90+1分に立て続けに失点。

せめて追いついてくれ!とアディショナルタイムは手に持つカメラで撮影することをほぼ忘れてひたすら声出して応援。「焦るな、大丈夫。できるよ!」という声は届かず試合終了。

こうして3連勝でストップとなってしまいました。

 

この日の推し選手は

私が推している遠藤選手はスタメンフル出場!この日も残念ながらゴールはありませんでした。

この日は天野選手、マルコス選手、ティーラトン選手とのポジションのバランスを取るのに苦戦しているように見えました。惜しいシュートあったんですけどもね。

でも、

  • 72分マルコス選手からボールを受けて相手選手に囲まれつつもなんとかボールを運びクロスを入れたシーン
  • 78分清水のシュートをブロックしたこぼれ球をドリブルで運びエジガル選手にするどいパスを出したのですが、エジガル選手は残念ながら収められなかったのですが。

など良かったシーンもチラホラ。

判断に迷いがだいぶ無くなりましたし、パスを出すにもメッセージが込められているように見えるそんなパスが出せるようになってきたと思います。

 

まとめ

  • 広瀬選手が後半入りましたが、逆サイドの方まで顔を出したり動きがフリーダム。それに影響されたのか、ティーラトン選手も逆サイドまで行くシーンも見られたり。バランスが崩れるシーンがあったと思います。見ていて結構ドキドキしましたけどもね。
  • 仲川選手が決勝ゴールを決めた時点でボールを回して時間を進めるというずる賢さみたいなものがあってもよかったのかなと。それなのに11人いるかのようにイケイケドンドンで攻めてしまって。88分、広瀬選手が仲川選手をロングランさせる行って来いパスを出したのですが、仲川選手が「前に運んで時間を進めろよ!」と言わんばかりに珍しく怒りをあらわにするシーンがありました。そういう些細なところが若さだったり、アタッキングフットボールを律儀にやってしまったがために出た結果だったのかなと。
  • 仲川選手も試合後のコメントで以下のようなコメントをしていますが、まさにそのとおりだと思います。

「10人になってからのオーガナイズができなかった。11人いるかのような感じで、チーム全体が行ってしまった。(マルコスの退場という)アクシデントがあったとき、リトリートするとか、無理に行かないとか、相手にボールを持たせるとか、勝つために必要な戦いをするべきだったと思います。
前半は相手を圧倒して、理想的な展開だった。チアゴのアクシデントが一つめとして訪れたけど、後半の立ち上がりもやるべきことはやれていた。今日の負けをきっかけに、学ぶしかないと思います」

  • 試合終了後、畠中選手は悔しそうに倒れ込んでしまいました。あれはCB不慣れな和田選手の分も頑張ってカバーしたのに、守りきれなかった悔しさ。そんなものが伝わるシーンでした。あの落胆っぷりをみたらこちらまで泣きたくなるほど。本人には伝わってはいないと思いますが、「槙之輔頑張ったよ!本当に頑張った!次頑張って!」と自然と声が出てしまいました。
  • 次節、チアゴ選手が脳震盪だとすると出場が微妙。となると誰がCBをつとめるのか。栗原選手なのか?それとも怪我から復帰しそうな松原選手をコンバートさせるのか、それとも清水戦同様和田選手に託すのか。もし栗原選手、松原選手が厳しいということであれば、個人的には喜田選手をCBに、ボランチに和田選手を入れても良いのかなとも思います。
  • そして、せっかくマルコスシステムが形になりつつある中、その中心であるマルコス選手が次節出場停止。(もしかしたら1試合で済まないかもという情報もあったり)となると、マルコス選手の位置に入るのはどの選手なのか?その辺も注目です。
  • 幸い、上位勢がドローや敗戦によりマリノスは4位と前節からワンランクダウンですみました。次節がとても大切。首位FC東京との直接対決までに順位が迫れるよう頑張っていきましょう!

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合、残念ながら敗戦とはなりましたが、候補がたくさんいるんです。

朴選手、畠中選手、和田選手、喜田選手と。

で、迷った結果朴選手畠中選手にしたいと思います!

(理由)

  • 朴選手は再三の大ピンチを数本セーブしてくれた点と、チアゴ選手がいなくなった分後方でのビルドアップでは普段より前目に運んだりと、カバーしていた点
  • 畠中選手は前半からドウグラス選手とのバチバチとした競り合いが続いていたのですが、それに加え後半からは和田選手のカバーに入ったり、1本決定機を掻き出したシーンがあったと思います

そんな二人の努力をたたえてこの試合の頑張ったで賞にしたいと思います。

 

おまけ

拝啓:柱谷幸一

この度は5月度の月間MVPに喜田選手を、月間優秀監督賞にポステコグルー監督を選考してくださりありがとうございます。

柱谷幸一様の着眼点すばらしいものです。ぜひ、6月も頑張りますのでご選出のほどよろしくお願いいたします。

 

喜田選手選考理由コメント

柱谷 幸一委員:5ゲームにフルタイムフル出場。中盤のポジションでバランスを取りながら好守に安定したプレーでチームの勝利に貢献した。


ポステコグルー監督選考理由コメント

柱谷 幸一委員:4勝1敗。マンチェスターティーのようなポジッショナルプレーで11ゴール。ハイラインハイプレスで攻撃的守備も評価できる。

 

喜田選手、そして、ボス受賞おめでとうございます!

 

おまけ(その2)

ととすけ

食べログ ととすけ

今回の遠征でこちらのお店で海鮮丼を食べてきました。とてもおいしかったですよ!f:id:emdhja6:20190617071553j:image

2019 J1 第14節 湘南ベルマーレ ー 横浜F・マリノス

2019年J1第14節 湘南ベルマーレ横浜F・マリノス
2019年5月31日(金)
Shonan BMW スタジアム平塚 19:03キックオフ
天気:曇
主審:西村 雄一


湘南ベルマーレ 1-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エジガル・ジュニオ(12分)、仲川輝人(63分)
警告:ティーラトン(累積2枚)

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今年4回目(5/3祝日開催の広島戦を含む)の金J。

ちょっと遠かったですけど、湘南まで行ってきました。湘南のスタグルは豊富で楽しみのひとつなのですが、今年は店の数的にも質的にも日産スタジアムトリコロールランド、西ゲート前広場ともに負けてない、いや勝っているかもしれません。

 

スタメン


和田、チアゴ、畠中、ティーラトン
喜田、扇原
マルコス
仲川、エジガル、遠藤


控え:杉本、広瀬、天野、三好、大津、李、椿

 

前節、控えに入っていたイッペイ選手に替わって椿選手が入った以外は前節と同じ。

飯倉選手の負傷長引いてますね。(リリースは出ないですが、翌日のトリフェスに出ていたぐらいなのでそこまでひどくはないとは思いますが)

 

試合の振り返り

  • ウォーミングアップ前に大量にピッチに水撒きをしていたのに、なぜかエンドをチェンジした湘南(CK蹴ろうとすれば水しぶきがあがったりするほど。まるで大雨でも降ったかのよう)
  • 直近2試合とも4得点で勝利しているものの、相手が流れに乗り切れていないチームとの連戦だったため、この試合がマルコスシステムでどれだけできるのかが試される場に。
  • 湘南は4-2-3だったですかね。よく走ると言われているチームなだけにハイプレスをかけてきましたね。チアゴ選手はとくに狙われているようでした。
  • 序盤は少々押される展開に。
  • 「頼む!試合開始15分以内の失点はやめてね。」とドキドキしながら時計をチラチラと見ていたら…
  •  逆に15分以内に先制しちゃいました(笑)チアゴ選手→センターサークルを出たちょい先ぐらいにいたマルコス選手へ→ふわっとハーフスペースを駆け上がる仲川選手へパス→ドリブルしながら前へ進みグラウンダーのクロス→エジガル選手が合わせて先制!1年ぐらい前までこんなグラウンダーのクロスをひょいっと簡単に入れられなかったのが嘘のようなほどスムーズに入りましたね。

  • その後焦ってきたのか湘南はアフターでマリノスの選手に突っ込んできたり、後ろから突っ込んで来たり、マリノスの選手が壊されるのではないかとドキドキしてました。
  • そんな不安を感じていたら扇原選手の足に相手選手が乗ってきて膝を逆方向に伸ばすような形に。重い空気が漂い、これは最悪前十字靭帯などの断裂や半月板損傷とかあるかも…と心配な状況で担架で運ばれていきました。その後天野選手に交代(マリノスからはその後右膝内側側副靭帯損傷 (全治6週の見込)と発表がありました。最悪の事態は逃れられたかと)
  • このまま前半0-1で終えたいところと思っていたら失点…。その後前半終了するまで湘南が押す展開に。しかし、簡単には勝たせてくれない湘南…
  • 後半は行ったり来たりが激しい展開もありましたが、マリノスが押し込む時間帯が多かったかと。

 

この試合のハイライトシーン

※以下DAZNでの表示時間です

  • 29分13秒:湘南左サイドから逆サイドに向かって入ったクロスに飛び込む指宿選手に対し、勇気を持って前に飛び出してブロックした朴選手。その跳ね返ったボールに再度湘南の古林選手がシュート。それはサイドネットに。指宿選手のシュート、朴選手の胸のあたりに当たってるんですよね。かなり痛かったと思うのですが、プレー継続したというその集中力。すばらしい。
  • 33分58秒:湘南のFKを天野選手がクリア。そのボールをマルコス選手がドリブルでスルスルと運ぶ。左側には遠藤選手が、右側には仲川選手が走る展開。マルコス選手どっちに出すの?左のほうが良いと思うよと思っていたら右側の仲川選手に出したボールは湘南の選手がブロック…(ほら。でも左の遠藤選手に出していたらどうなっていたかは誰にもわからない)
  • 35分31秒:チアゴ選手からの浮き玉をマルコス選手がいとも簡単にトラップで収めるシーン。解説の柱谷幸一さんも「おお。うまい!」と思わず声が出てしまうほど。
  • 53分11秒:湘南左サイドからのクロスに指宿選手がダイビングヘッドで合わせたのをブロックした朴選手!
  • 61分20秒:その数分前に指宿選手に対する守備の際に腕が顔面に当たり、鼻から出血していた天野選手。その後鼻に何かを詰めた状態でのプレーとなるのですが、その状態で笑顔でティーラトン選手にサムズアップをする様子をDAZNのカメラにアップで抜かれる(笑ってはいけないと思いつつ…ごめんなさい)
  • 82分09秒:ティーラトン選手からボールを受けた遠藤選手ドリブルで前進→三好選手にパス→三好選手は天野選手が飛び込んでくると思って横にパス→天野選手ゴール正面からシュート打ったもののゴール左にそれる…。うーん、良き流れだったのに。

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手はスタメンフル出場!

この日も残念ながらゴールはありませんでしたが…。

特に印象的だったのは、

  • 47分25秒:左サイドタッチラインあたりで張っていたところ、ティーラトン選手からボールを受けてちょっとカットイン。逆サイドの仲川選手に少々長めのパス。奥までよく見えるようになったなぁと思いました。超成長!
  • 53分34秒:喜田選手からボールを受けてタッチライン沿いをスルスルっと前へドリブル。緩急を使って切り返し、今度はカットインからのミドルシュートは入らず…。緩急だけでほぼ毎回1人は抜くことができているかなと。
  • 55分:畠中選手からハーフスペースで受けた時、真後ろに湘南の選手を背負いながらもボールをキープ。その後ターンしてエジガル選手にパス。本当体幹が強くなりました。
  • 57分19秒:マルコス選手からペナルティエリア脇でボールを受けてトゥーキックで右サイドペナルティエリア内にいる仲川選手へのクロス。これもよく見えているシーン。

そして何よりも

  •  このシーン。アシストにはなりませんでしたが、バランスを崩しながらも切り返した上に湘南の守備の狭い隙間にパスを通す。エジガル選手が倒れ込みながらつなぎ、仲川選手が押し込んでゴールとなったわけですが、この踏ん張っての切り返し、そして狭いところにもパスを通したこと。頑張りました!

 

まとめ

  • 扇原選手の負傷交代もありましたが、おそらく扇原選手に替わって入った天野選手、扇原選手の相棒である喜田選手、もちろん他の選手も彼のためにも勝ちたいという強い気持ちを持って戦ったことでしょう。
  • よく走る、そして荒めのプレーをする湘南相手にも冷静に対応し勝利。湘南には苦戦しがちな印象があるので、この勝利は自信につながると良いなと思います。
  • これで今シーズンはじめての3連勝!代表ウィークに入るため次のアウェイ清水戦まで中断期間に入ります。中断期間終了後も良い流れをキープしていきましょうう!

 

【この試合の頑張ったで賞】

今節の頑張ったで賞は難しいですね。エジガル選手にしたいと思います!

(理由)

  • 1ゴール、そして決勝ゴールにも関与した点ですかね

 

おまけ