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サッカー観戦の記録

2019年 第99回天皇杯 2回戦 立命館大学

2019年第99回天皇杯 2回戦 横浜F・マリノス立命館大学
2019年7月3日(水)
ニッパツ三ツ沢球技場 19:00キックオフ
天気:曇り時々雨
主審:岡部 拓人

 


横浜F・マリノス 2-1 立命館大学
マリノス得点者:天野純(42分)、イッペイ・シノヅカ(80分)
警告:大津祐樹(累積1枚)


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いよいよ決勝の地「新国立競技場」への道のりが始まりました。
緒戦は毎年苦戦するんですよねぇ。ということで行ってきました!

 

スタメン


広瀬、栗原、畠中、和田
山田
大津、天野
三好、山谷、遠藤


控え:杉本、チアゴ、中川、マルコス、イッペイ、エジガル、椿


というメンバー。
畠中選手、和田選手、遠藤選手はリーグ戦からずっと出ていますね。
(天野選手も前節途中交代しましたがリーグ戦と続けての出場)
控え選手も超豪華!(そういえば李選手はどうしたのでしょうか…)

 

試合の振り返り

前半

  • 三好選手、マリノスに来てから初めてのWG(たぶん)
  • 立命館は4-4-2の布陣。縦横コンパクトな陣形。
  • 立命館は中盤でボールを奪うとそこから一気にカウンター。マリノスの守備もスコーンと抜かれるほど速い!朴選手に何度か助けられました。
  • そして、立命館は左サイドからの攻撃が多かったですね。左SH(たぶん)15番の藤井選手が速くて広瀬選手も守備で四苦八苦。

 

  • マリノスは左サイドの(和田選手、天野選手、遠藤選手)の攻撃はスムーズなのですが、右サイドの(広瀬選手、大津選手、三好選手)がカブることが多かったように見えました。
  • 膠着状態が続き、見ているこちらがドキドキしながら見守っていると、42分左サイド遠藤選手からの低めのクロス→相手ディフェンスがブロック→その跳ね返ったボールに天野選手がペナルティエリア手前から左足を振り抜いてシュート→ゴール!


後半

  • 前半右サイドの状況が気になったのかボスは後半になってポジションチェンジ。


(後半頭の陣形)

広瀬、栗原、畠中、和田
山田
三好、天野
遠藤、大津、山谷

 

  • こうなってからは右サイドもスムーズに。山谷選手も左サイドから積極的に仕掛けます。
  • でも、相変わらず中盤でボール奪われるとカウンターでスコーンと抜かれることが数回。栗原選手がだんだんついていけなくなってくるし…
  • しかし、序盤は立命館大学もグイグイと来てよく走る。
  • 51分に立命館左サイドからのクロスに中の選手がヘディングで合わせるもマリノスの守備がブロック→そのこぼれ球に詰められ失点…。


(イッペイ選手が交代で入ってからの陣形)

広瀬、栗原、畠中、和田
山田
三好、天野
イッペイ、大津、遠藤

 

  • しかし、さすがの若さあふれる学生さんと言えども後半途中からプロとの体力差が徐々に現れ疲労の色が…。そんな時のイッペイ選手、大津選手のガツガツ感はボディーブローのように効いていたと思います
  • でも惜しいシーンはあるもののゴールが決まらないマリノス。いよいよ延長戦がチラチラと見え始めた頃の80分に左サイド遠藤選手からグラウンダーのクロス→真ん中で大津選手が潰れ役になるも押し込めず→右サイドの方に流れかけたボールにイッペイ選手が詰めてゴール!

 

  • それでも再び追いつこうとする立命館。なので、マリノスも攻撃の手を緩められず。
  • 立命館もその後もシュートがあったのですが、疲労のためか枠に行かず。


こうして試合終了!

 

  • 試合終了したら飄々とした表情のマリノスの選手に対し、立命館の選手たちは何人か倒れこんでました。プロの体力ってすごいよなと。だって、よくよく考えたら山谷選手、山田選手、遠藤選手と同じくらいの年齢なわけですよね。それでこうも違うんだと思いました。

 

この日印象に残った選手

天野選手がとくに印象的でした。ここしばらく見られなかった左足で思い切り振り抜くシュートだったり、ハーフスペースをスルスルスルと走り裏に抜けたり。
リーグ戦でもこんなプレーできていれば…と思うほど。
しかも、何かから解放されたか、吹っ切れたかのようなイキイキとしたプレー。
とても楽しそうに見えました。


そして何より、ゴールを決めた後ボスの元に駆け寄りハグをするなんて珍しいなと。
(最近ベルギーへの移籍が噂されているので、とても意味深な感じに見えましたが)

 

この日の推し選手

私が推している遠藤選手と山田選手ですが、ともにスタメンフル出場
山田選手はアンカーポジションで広い範囲をカバーしなければならず大変だったと思います。
しかし、様子を見ながら行ける!と思ったときには前に飛び出して行ったりしていました。

 


そして、遠藤選手。2ゴールとも絡んでいるんですけど、やはり自分が打ったシュートが決まらなかったのが悔しかったのか、勝ってもどこか喜び切れていない、そんな表情に見えました。シュート本数は天野選手と並んで4本と最も打っていたのですが。
とくに1本非常に惜しいシュートがあったのですが、ポストのわずか右を通り過ぎていきました…。

アシストだって立派な貢献だと思いますよ。もっと自信を持って大丈夫かと。

 

まとめ

やはり緒戦はなかなか難しいですね。でも天皇杯は内容より勝つことだけが大事。
そして、喜田選手がいなくても勝てた。これは大きいかと。
確かにスコーンとあっという間に抜かれることが何度かあってヒヤヒヤしましたけど。
本当は楽に得点を重ねて中川選手や椿選手に出場機会をあげたかったですけど、結構難しい試合になってしまいましたからね。
次の天皇杯では出番がありますように。


そして、昨日はJリーグ勢のチームがいくつか敗退しているので、マリノスは新国立競技場での決勝に向けてしっかりと勝ち上がっていきたいですね。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は天野選手にしたいと思います!
やっと天野選手らしいプレーができていましたよ。
それがリーグ戦で見たい!(さて、今後も見られるのかどうか…)