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サッカー観戦の記録

2020 J1 第5節 鹿島アントラーズ ー 横浜F・マリノス(DAZN観戦)

2020年J1第5節 鹿島アントラーズ ー 横浜F・マリノス
2020年7月18日(土)

カシマサッカースタジアム 18:03キックオフ
天気:雨
主審:西村 雄一

 

鹿島アントラーズ 4-2 横浜F・マリノス
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(12分)、マルコス・ジュニオール(70分)
警告:なし

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スタジアムに観客を入れた試合ではありましたが、ビジター席が設けられていないためDAZNでの観戦となりました。

まぁ、マリノスにとっても私にとっても鬼門のカシマサッカースタジアムですが。

鹿島行くと、頭痛とか腹痛とか体調が悪くなることが多いのでDAZN観戦で良かったのかも。

 

試合前にマリノスのスタグルBOXをぺろりと完食し、ユニフォームに着替えてテレビ前で待機。

 

そういえばこの試合、普段はカシマスタジアムではマリノスは1stユニフォームを着ることが多いのですが、なぜか久しぶりに2ndユニフォームを着ていましたね。なぜかな???

 

スタメン

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控え:中林、伊藤、小池、天野、遠藤、水沼、オナイウ

 

前節とはケニー、喜田さん、テル、エリキ、エジガルがスタメンに起用され、5人変更!

 エルゴラマリノス担当大林さんいわく、今日のスタメンが現状のベストメンバーのようですよ。

 

試合の超ざっくり振り返り

霧の濃いカシマスタジアム。ボールは通常のボールではなくカラーボールを使用。

(冬じゃないからね。夏だよ)

カラーボールといえば、正月の高校サッカーのイメージ。

 

今シーズン初勝利を狙う鹿島はキックオフと同時に前からプレスをかけてきた。

開始早々4分にその積極的なプレスからボールを奪い、この試合鹿島の左サイドハーフに入ったエヴェラウドがマリノス右SBを交わして逆サイドペナルティエリア内にいる上田綺世に向かってクロスを入れると、そのボールをうまく収めてシュート。これが先制点となる。

(昨年のアウェイ鹿島戦のことが一瞬頭をよぎったよね。あのときも先制早かったし)

 

しかし、速く短いパスを繋いで繋いで迫り、マルコスのゴールで同点に!

 このゴールまでの一連の流れは素晴らしかった!

 

しかし、危ないシーンもありながらも鹿島のミスにも助けられたりして、追加点を決められずこのまま前半終了。

 

後半頭からボスは選手を交代します。チアゴ→槙人、エジガル→渓太に。

アゴは試合後のボスのコメントによるとまだコンディションが万全ではないためとのことらしいですが。まぁ、前節フル出場してますからね。仕方がないのかも。

しかし、エジガルの交代は前半でのボールの収めどころだっただけに、交代の意図はわからなかったかな。

 

そして後半開始してまもなくの51分にボスは早くもまた動く。エリキ→オナイウに。

 

しかし、マリノスは追加点を入れるどころか58分と67分に失点をしてしまう。

58分のゴールも67分のゴールももう何度目だい?という形の失点。

(58分のは最後にクロスを入れたのは鹿島の22番、要するにマリノスの弱点をよく知る選手だったわけでして…)

 

その後疲労が見えていたタカに替えて69分にあまじゅんを投入。

 

時間はあるし、あまじゅん流れを変えてくれ!と思っていたところにマルコスの技ありゴラッソにて1点差に。

まるでマルコスの怒りの一発かのよう。

20分もあるから同点に追いつけば…と祈るように見守るもまぁ、入らない。

 

80分マルコス→宏太と最後の交代で同点に追いつこうと試みるも、82分に前に出ていたGK梶川を見てループシュート、要するに「梶川チャレンジ」を決められたわけです。

 

そのまま4-2で試合終了。残念ながら連敗となってしまいました。

 

マリノスの攻撃をデータで振り返る

ボールポゼッション(=ボールを握れていたのか)

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出典:JSTATS

マリノスのポゼッション率は64%。まぁ、最近はこんな感じの数字。

 

(考えられること)

1,まぁ、いつもどおり。ポゼッションサッカーだしね

2,鹿島にボールを持たされている可能性

 

チーム走行距離

走行距離がマリノスが鹿島より上回っていればボールを回し、相手を動かすことができたのでは?

という仮説のもと公式スタッツを見に行ったら、な、なんと!

「本日行われました鹿島vs横浜FMは濃霧のためトラッキングデータを取得できておりません。ご了承いただけますようお願い申し上げます。」

www.jleague.jp

 とのことでわからない…。そんなことってあるのかよ。

これって、今後も公式記録なしということですか???

 

どこまで攻撃できたのか?

■プレイエリア

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プレーエリアを見ると中央が47%ということは、中盤での奪い合いが多かったとも言える。

 

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出典:J1試合成績:鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス 2020年7月18日【スパイア】

 (考えられること)

アタッキングサードプレー数や敵陣30メートル以内プレー数、ペナルティエリア付近でのプレー数を比べると鹿島より上回っているので、相手ゴールに迫るチャンスは作れている

 

でもですね、こんな便利な図があることを前節レビュアーさんから教えてもらったのですが、

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出典:Kashima Antlers Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore

左側の図の右半分のところに鹿島が攻撃的な時間帯があるんですよね。たぶん、アタッキングフットボールマリノスが掲げている以上、ずっと青い線が下に飛び出ているのが理想なんでしょうね。こういう相手が押している時間を減らさないと。


シュート数

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DAZN上ではマリノスは総シュート数15、枠内11。前節よりかはシュートは打てているが…。

枠内シュートもわずか1本といえども鹿島より上回っている。

 

 

シュートを打った選手

出典:【公式】鹿島vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年7月18日):Jリーグ.jp の各選手名のリンク先に各選手が打ったシュート数が書かれています。

・★マルコス:3本

・★エリキ:2本

・宏太:2本

・あまじゅん:2本

・★タカ:1本

・★喜田さん:1本

・★テル:1本

・オナイウ:1本

★=スタメン出場した選手

DAZNで言ってた合計15本にならないけど…?と思ったのですが公式記録では総シュート数は13本らしいです)

 

クロス成功率

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出典:J1試合成績:鹿島アントラーズvs横浜F・マリノス 2020年7月18日【スパイア】

前節はクロス26本も入れて成功率7.7%ということでしたが、今節はクロス16本で成功率31.3%ということで成功率も上がっています。

(考えられること)

・身長175センチのエジガルがスタメンだったことで、低いクロスを入れることを意識していた可能性。ちなみに前節スタメンのオナイウは身長180センチなので、ワントップが誰が入るかによってクロスの入れ方が変わる可能性がありそうですね。

 

攻撃の偏り

(前半終了時)

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ひと目でわかる右偏重

 

(後半)

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試合終了時点では左右バランスよくなっています。

これは渓太が後半頭から入ったことによる変化かもしれません。

とすると、エジガルを交代させて渓太を投入したのは左右バランス良く圧力をかけるためだったのでしょうか? 

 

【ここまでのまとめ】

・鹿島相手に攻撃の圧力はある程度掛けられているものの、シュートが入らないということは最後のフィニッシュの精度に課題があり。

・理想としてはマルコス1点目。はやく、ワンタッチツータッチでパスを繋いで相手を揺さぶりながら低いクロスを入れてゴールしたいよね

 

シュート成功率

気になったので調べました。今年、去年よりシュートが決まってないような…と思いまして。そしたらですね。

昨年平均のシュート成功率は12.7%でリーグ1位、今年は7月13日時点の平均で8.9%でリーグ12位とやっぱり落ちてる…。

出典:

横浜F・マリノス 2019 シーズンサマリー | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

リーグサマリー:2020 J1 チャンス構築率 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB

 

 気になったポイント

ボールが走らない

芝が長そうだったのと、雨を含んだせいなのかパスの際にボールが走らず重そうでした。

ピッチコンディションが影響しているのか、コンディションの問題なのかトラップやパスもそれてしまうことも多かったように見受けられました。

 

WGの良さが出ないというか…孤立?

クロス数が少ないところを見ても、WGがうまく絡めていないのかなと思ったりもします。

 

やっぱり守備がハマらない?

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出典:Kashima Antlers Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore

ボールロスト数も鹿島より多いし、競り合いでも負け、インターセプト数も下回り、カウンターも2回食らい…。

どうしちゃったのでしょうか…?

 

ビルドアップ時間かけすぎ?

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試合終了時点でのパス数ですが、この上位勢ボランチより後ろの選手ばかり。

もしかするとビルドアップに時間をかけすぎているのかもしれませんね。 

 

エリキの交代の意図は何だったのか?

エジガルが前半で交代となり、ワントップにエリキかぁと思った数分後に交代。

疲労を考慮するにしても51分は早かったですよね。この日はエリキの誕生日だったのでバースデーゴールを決めさせてあげたかったところ。

ケガとかでなければよいのですが、この交代の意図がわかりませんでした。

 

 ・タカと槙之輔がだいぶ疲れていたように見えた

後半早いうちからだいぶ疲れているなぁとはうすうす感じていたのですが、とくに槙之輔は終盤もうヘロヘロという感じでしたね。よくよく考えてみたら、リーグ戦再開してからずっと90分出ずっぱりの状況。

そりゃ、疲労もたまるよね…。次節はもしかするとベンチスタートの可能性もあるかもしれませんね。(個人的にはそろそろノリ(=山本義道)も見たいところ) 

 

 

まとめ

・やはり課題は最後のシュート精度

・細かく早いパスで相手を揺さぶろう!

・ミスはしてもよいが、数は減らそう。とくにボールロストは減らしたい

・総力戦だと思っているのだが、ボスはいまのところベンチメンバーを入れたメンバーがレギュラーメンバーと言った感じ。

ノリ、前ちゃん、啓矢くん、杉本、大津さん、わーぼー、ナベコウタとか、特別指定の選手とかとか…あまり試合に絡めてない選手頑張ってほしい!アピール、アピール!

・さて、次節はいろいろ面倒そうだなぁ…

 

 

この日の推し選手

渓太は後半頭からエジガルに替わって出場。

サイドからクロスは何本か入れたのですが、中の選手と合わずアシストならず…。

なぜ後半頭から出場となったのか、ボスの意図がわかりませんが。

(ボスの頭の中をのぞいてみたい…)

 

そういえば、J1出場100試合記念グッズが出るらしいですけど、どんなグッズが出ることやら。フォトフレームも良いですが、個人的には「遠藤渓太写真集(それも私服とかセクシー写真多め)」を希望します。

後々振り返って「渓太、あんな写真集出してたよねぇ」と笑って振り返られるようなのが良いなぁ…なんて。

 

あっ、このご時世だし、100試合記念セレモニーにサポーターからの花束贈呈ってできないですね。

(昨年末時点では「渓太が100試合になったらセレモニー応募するんだ」と意気込んでたんですが)

 

 

この日の頑張ったで賞

敗戦したこともあり、誰にするか難しいところですが、2回ほど好セーブした梶川も候補には入りましたが、やはりこの試合2ゴールのマルコス選手にしたいと思います!

 

(理由)

この試合2ゴール!2点目はゴラッソながらも、怒りの一発という感じでしたね。

お見事でした。