2020 J1 第19節 柏レイソル ー 横浜F・マリノス(DAZN観戦)
2020年J1第19節 柏レイソル ー 横浜F・マリノス
2020年9月27日(日)
三協フロンテア柏スタジアム 19:03キックオフ
天気:曇一時雨
主審:上田 益也
柏レイソル 1-3 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エリキ(77分)、オウンゴール(82分)、前田大然(90+2分)
警告:チアゴ(累積1枚)
vs寒暖の差、負けてませんか?
涼しくなりましたね。マリノスの走るサッカーにはもってこいの季節がやってきましたよ。
スタメン
控え:中林、水沼、和田、扇原、仲川、エジガル、前田
ジュニオールサントスは契約の都合出場できないので今節はお休みです。
そして、テル。おかえりなさい。
試合の超ざっくり振り返り
4連勝です!しかも4戦すべて3点取ってるんですよ。
3バックを導入してから初めてのマリノスより現在上位にいるチームとの対戦。
それに勝利できたことはすごく良かったとは思います。
ある程度は上位と戦えるレベルまでになってきたかもしれませんね。
しかも、柏はマリノスの完全コピーといったやり方でしたからね。3バック、前からプレスって。
ミラーゲームに勝てたことは自信になったかもしれません。
ただ、いろんなアクシデントがあり、そしてこの試合が復帰試合かつ、3点すべてに絡んだテルが再度負傷して試合終了したということもあり、少々いやかなりモヤモヤというか後味すっきりしない終わり方となってしまいました。
気になったポイント
今節の気になったポイントはこちら!
・なぜ、ハーフタイムの交代はエジガルではなくテルを選択したのか?
エジガルという選択ができたはずですが、ボスはテルを選んだ。なぜだ?と思ったわけです。
(仮説)
1,エジガルがまだ45分プレーすることは難しいコンディションである
2,オナイウの前からのプレス強度が柏を相手には弱いと見て、これではここ3戦と同じような手段でこじ開けることは難しいと判断した?かつ、エジガルに交代してもプレス強度の点はあまり変わらないとボスは見た?それならテルを入れてみようと判断した可能性。
3,柏の守備ブロックの裏をスピードで突く狙いだった
↓
(仮説検証)
仮説1について,前節仙台戦も78分から出場で12分プレー、今節もアディショナルタイムに出場していることを考えるとコンディションが100%に達していない可能性もあるかもしれません。あと、怪我がちの選手なので慎重にプレーできる時間を伸ばしていく予定なのかもしれません。
仮説2について,プレスには行ってるけどもジュニサンよりかはちょっと回数も少ない気がするし、迫力にかけるかなというあくまで自分の個人的な印象がありますが、個人的印象の話は置いておいて。
この4戦のオナイウとジュニサン(=ジュニオールサントス)をデータで比較してみることにしました。
■前半終了時の平均ポジション(出典:DAZN)
→もし前からプレスをよりかけることができているのであれば、平均ポジションも高いかも?と素人ながら考えたのでこのデータを見てみました。
(画像タップすれば大きく見えます)上段左から清水戦(オナイウ出場)と鳥栖戦(ジュニサン出場)、下段左から仙台戦(ジュニサン出場)、柏戦(オナイウ出場)の順。
鳥栖戦のジュニサンは若干平均ポジションが低めですが、ぶっちゃけあまり変わらないのでよくわかりません。
■ヒートマップ(出典:Sofascore)
→平均ポジション同様、前からプレスをかけていればヒートマップにも変化があるかも?という素人考えで比較してみることに
プレー時間がそれぞれ異なるし、戦況によって立ち位置も変わるので一概に比較するのもなんですが、ジュニサンの方がペナルティエリア内にいることが多いですかね。
■スプリント回数(出典:Jリーグ公式サイト)
→何度も前からプレスをかけていればスプリント回数が増えるのではないかということで見てみました。
柏戦を除いたスプリント回数を比較してもそんなに変わらないですね。
ということで、この仮説についてはよくわからず。
仮説3について,柏の守備は固いけれども、守備の陣形が整う前にマリノスが誇るスピードで柏の守備の裏を突けば点が取れるかもと思ったのではないでしょうか。
この交代の意図としてボスはこのようにコメントしています。
質問:後半の選手交代の意図と、その評価を教えてください。
「交代してくれた選手だけではなく、全員が良いパフォーマンスをしてくれたと思います。
交代の意図としては、まず松原がケガをしたと聞いて、扇原と交代させました。そして喜田を3バックのセンターにしました。
前では、エリキのスピードを生かしながら、前にスペースがあるので、そこに入って行こう、攻めて行こうと話しました。そして前田も、よりスピードをもって相手にプレッシャーを掛けてくれました。
この逆転勝ちは、前半に皆がハードワークしたことが後半に報われたのだと思います。努力がしっかり結果として戻ってくるというところを選手たちは信じてプレーてくれました」
なーんだ、2つめの仮説で時間かけてデータを比較してみたけど、あっさりこう書いてあって無駄だった…。書きながらデータとか探してるからこんな無駄な時間をかけることになるんだよということはさておき…(ここまで読んでくださりありがとうございます)
やはりエリキのスピードを生かし、かつテルのスピードもあれば柏の守備を崩せるとおもったのでしょう。
しかも、柏の三丸選手の試合後のコメントを見ても…
--前半は良い守備からチャンスを作れていたが、全体を通しては何がうまくいかなかった?
ある程度の時間までは良い守備から良い攻撃ができていたけど、少し押し込まれる時間が多くなったときに全員の意思疎通が乱れてしまって、ショートカウンターを受けてしまった。--失い方が悪かった?
相手は負けていることもあって、すごくハイプレッシャーで来ていたので、そこをかいくぐるのか、シンプルにするのかの意識があっていればやられることはなかったと思う。でも、そこで相手が上回っていたので、ショートカウンターでやられてしまったと思う。
出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp
ということなので、やはりスピードでプレッシャーをかけることにしたんでしょうね。
そこで64分にマルコスに替えて大然を投入したことでさらに圧力をかけようとしたのなら納得ですね。
正直、大然投入した時、相手のラインとラインの間でボールを受ける人が減るけどどうするつもりなんだろう???と思ったのですが、ライン間で受けることよりスピードでぶっちぎれ!の方を選択したのかもしれませんね。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
出典:Kashiwa Reysol Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore
※右側がマリノスの数字です。
(AttackMomentum)
ボールポゼッション率としてはマリノスのほうが断然高いのですが、攻撃的な時間を見ると柏にもかなり攻め込まれているんですよね。
前線まで運ぶのに苦戦したと言えるかもしれません。
(シュート数内訳)
出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp
・★槙人:1回(←ごめんなさい…あまり記憶がなく)
・★ケニー:1回
・★ブンちゃん:1回(←この1回は決めたかったねぇ)
・★エリキ:4回
・大然:1回
・★マルコス:1回
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数
出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp
気候も影響してか前節仙台戦の120.715kmを上回る数字。
プレーエリア
出典:J1試合成績:柏レイソルvs横浜F・マリノス 2020年9月27日【スパイア】
その他気になった数字
出典:Kashiwa Reysol Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore
※右側がマリノスの数字です。
・Duel won(デュエル勝利数):52と柏を上回る数字。
・Aerials won(空中戦勝利数):19とオルンガ対応で頑張った証拠ですかね。
出典:J1試合成績:柏レイソルvs横浜F・マリノス 2020年9月27日【スパイア】
SofascoreのCrossesの項目ではクロス成功率が10%とのことですが、このスパイアの集計だと22.7%と大きく異なっています。
個人の試合を見た感覚ではスパイアの数字の方が正しい気がするのですが…
まとめ
・オルンガにセットプレーで決められちゃったけど仕方ない
・後半盛り返せたことが大事!
・エリキ絶好調!おでこに大きなたんこぶ作りながらもプレー継続。よくがんばりました!
・アウェイ柏+ネルシーニョ=苦手というイメージだけど、頑張った!
・でも、ルヴァンではきっと修正してくるよ。要注意!
・またけが人が増えてきたぞ…
・2点目につながるナベコのエリキへのパス&3点目に繋がるわーぼーのパスが美しい!芸術!
・あれ、次はホームで鳥栖じゃん。この前アウェイで対戦したばかりなのに。次も相手が修正してくるよ。前回勝ったからといって油断大敵!
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はスタメン出場ハーフタイムで交代。
ボスのコメントによると怪我とのことですが、大丈夫でしょうか。
あと、この試合ではいろいろありましたからね。そこまでのパフォーマンスが良かっただけにハーフタイムでの交代は残念ではありますが、ちょっといろいろと心配しています。
待ってますよ!
あと、2番手推しのテルは後半から出場したものの、試合終了直前にスライディングしたときに右太ももを負傷。攣っただけとかなら良いのですが、もし肉離れとなると怪我から復帰したばかりなのにまた負傷…。
今シーズンは怪我が多くて大変。これも昨年得点王+MVPたるがゆえの試練なのでしょうか。どうか、軽傷であってほしいです。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は文句なく3得点に関与した仲川輝人選手にしたいと思います!
ゴールこそなりませんでしたが、素晴らしいパフォーマンスだっただけに怪我が心配。どうか、軽傷でありますように。
あと、東アジア選手権で日本代表に選出されたときに確かシャドーの位置に入り、あまり良いパフォーマンスを見せることができなかったはずです。
でも、マリノスでのシャドーの位置はとてもイキイキとやっていたと思いますよ。
2020 J1 第18節 横浜F・マリノス ー ベガルタ仙台
2020年J1第18節 横浜F・マリノス ー ベガルタ仙台
2020年9月23日(水)
日産スタジアム 19:33キックオフ
天気:雨
主審:清水 勇人
横浜F・マリノス 3-1 ベガルタ仙台
マリノス得点者:マルコスジュニオール(41分)、エリキ(70分)、エリキ(75分)
警告:
急に寒くなりましたね。数試合前まで暑くて扇風機とOS-1が欠かせなかったのですが、この試合は半袖の上にスウェットを着ただけでは寒いぐらいの気温でした。
スタメン
控え:中林、松原、和田、大津、エジガル、前田、オナイウ
CBに鳥栖戦に引き続きケニー(=松原)が再び起用されるかと思いきや、そこはきっちりローテーションするボス。
この試合は喜田さんを真ん中に置く布陣となりました。
喜田さんが1列下がったことによりボランチの位置に起用されたのはナベコ(=渡辺)。
ボスの信頼も厚くなりましたかね。
パギさんはフェイスガードをして練習には参加しているようですが、この試合ではカジ(=梶川)が継続して起用されました。
試合の超ざっくり振り返り
マリノスの完全コピーかのような布陣で挑んできた仙台。
早いうちに先制され、「あれ?これってマリノスのお株では…?」と思ったほど。
でも、マリノスは下を向かなかった。今のマリノスは3バックでも自信を持ってプレーできているような気がします。
マルコスの同点ゴール、エリキの2ゴールで華麗に逆転!3連勝ですよ!
いやぁ、よかった。よかった。
気になったポイント
・マリノスの失点シーン
🎦 ゴール動画
— Jリーグ (@J_League) 2020年9月23日
🏆 明治安田生命J1リーグ 第18節
🆚 横浜FMvs仙台
🔢 0-1
⌚️ 10分
⚽️ アレクサンドレ ゲデス(仙台)#Jリーグ#横浜F・マリノスvsベガルタ仙台
その他の動画はこちら👇https://t.co/JUEMOXumQp pic.twitter.com/RfTNQwJE54
この日の仙台はマリノスが自陣(梶川がいる方)でボールを持っている時、仙台はマンツーマンでマリノスのボールを持つ選手にプレスを掛けてきていました。
さらにカジがボールをペナルティエリア内で持っていると、ビルドアップのコースを塞ぐかのようにペナルティエリアのボックスギリギリ外の所で仙台のFWの選手が立ちはだかっているわけですよ。短いパスを繋がせないように。繋いだら奪いに行ってショートカウンターでシュートまで行っちゃうよと言わんばかりに。
しかも、高野と槙人(=伊藤)はとくに狙われていたような気がします。この2人はビルドアップの際に時間がかかると思われていたのでしょうか。
この失点シーンはそんな高野のミスを突いたかのようなゴールでした。
高野がタカにパスを出したものの、中途半端というかコースが逸れたのを仙台のアレクサンドレゲデス選手は見逃さなかった。そのパスをカットして奪ってはターンしてシュート。
まるでマリノスのここ数試合のお得意のパターン。試合序盤での先制をやられてしまったわけです。お株を奪われたという感じですかね。
これ、今後他のチームもやってくるかもしれないと思うと恐ろしいですよ。たとえば、現在マリノスより上位にいるチームとの対戦でこれをやられたら…逆転するのも大変。
ということで、「マンツーマンディフェンスをされたときでもいかに落ち着いてビルドアップするか」は今後の課題かもしれませんね。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
出典:Yokohama F. Marinos Vegalta Sendai live score, video stream and H2H results - SofaScore
ボールポゼッション70%超えは今シーズン初ですかね?
(AttackMomentum)
前半・後半ともに序盤に仙台にペースを握られていた以外はマリノスが押し込んでいる時間帯が多いですね。(仙台はこの試合の入りにとくに気をつけていたのかもしれません)
(シュート数内訳)
出典:【公式】横浜FMvs仙台のトラッキングデータ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月23日):Jリーグ.jp
シュートが20本を越えたのも今シーズン初かもしれません。
その割に3点しか取れなかったというべきなのでしょうか…まぁ、もう少し取れたかなとは思いますね。
・★高野:2本
・★宏太:4本(←マリノス初ゴールを早く決めたい!って気持ちが溢れてるよ)
・★ナベコ:1本(←これはプレゼントパスだっただけに決めたかったよね)
・★タカ:2本
・大津さん:1本
・★エリキ:3本
・エジガル:1本
・★ジュニサン:5本(←これは1本は確実に決めたいところ…)
・オナイウ:1本
・★マルコス:1本
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数
出典:【公式】横浜FMvs仙台のトラッキングデータ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月23日):Jリーグ.jp
ちなみに、仙台のこの試合を含む直近5試合の走行距離の推移はこんな感じ。
ということで、この試合が最も走っているわけです。まぁ、逆を言えばマリノスが走らせたということになるかもしれません。
1トップ2シャドーのやり方にマリノスが変えてから、前線の選手のスプリント回数も増えたような…???
プレーエリア
出典:J1試合成績:横浜F・マリノスvsベガルタ仙台 2020年9月23日【スパイア】
ペナルティエリア付近でのプレー数が50というマリノス。この数字を見てももう少し点が入っても良かったかもしれません。
その他気になった数字
Duels won(=デュエル勝利数)が46、Aerials won(=空中戦勝利数)が12と仙台より上回っています。球際強く行けてたということでしょう。
まとめ
・早い時間に失点しても慌てず落ち着いて取り返すことができた
→タカのコメントにもそうありますしね。
「試合の入りが、ちょっと良くなかったのですけれど、皆、慌てることなく、ここ最近は得点が取れているので、失点した後も落ち着いて、勝てるという自信を皆が持って試合運びができたと思います。先制されても下を向くことなく、逆転できたました。今、すごく良いチームになってきているのではないかと思います。
出典:2020 明治安田J1 第18節 vsベガルタ仙台 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト
・前からのプレスも昨年の終盤並みに戻ってきている気がする
・3バックハマってきたか?前線の選手はとくにのびのびプレーしている
・エジ、おかえり!さすがのポストプレーでした
・問題は次節の柏戦。この3バックシステムがマリノスより上位にいるチームにどれだけ通用するか
・宏太のクロスの精度は貴重だけど、連戦続きでそろそろ疲労の面が心配。次節の右WBは龍太の可能性もあるかも?
・喜田さんのリベロ安心して見ていられた。チアゴや槙人が止められず、「やばい!」となってもヒョイッとカバーしブロックしたり。とにかくすばらしかった。
・そしてマルコスもすごかった。飄々とした表情でライン際で相手を背負いながらもトラップしてターンするアレ、どうやってるんだ?(結構毎試合やっている気がする)
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はメンバーに入るも出場なし。
まぁ、休むことも大切です。ゴールシーンでは喜び、飲水タイムではプレーする選手をサポートしたりと頑張ってましたよ。
そして、2番手推しのテルの復活も近そう。(軽傷でよかった)ただ、問題は1トップ2シャドーシステムのときにどこに入るのか…?シャドー?トップ?さてどうなる???
【この試合の頑張ったで賞】
2ゴール1アシストのエリキにももちろん頑張ったで賞をあげたいのですが、この試合はなんといってもこの選手でしょう。渡辺皓太選手です!
(理由)
・今シーズン初めての90分フル出場!
・小さい体ながらも相手に果敢にプレスを掛けに行きボールを奪おうとする姿勢は素晴らしかった!(オンラインイベントで見せるようなおっとりとした感じはまったく感じられないほどたくましく、激しく!)
・そして90分通して継続的に相手の間あいだにポジションを取り続けたこと
(あ、でもあのシュートは決めないとね!)
今後の成長がすごく楽しみですね!
2020 J1 第17節 サガン鳥栖 ー 横浜F・マリノス(DAZN観戦)
2020年J1第17節 サガン鳥栖 ー 横浜F・マリノス
2020年9月19日(土)
駅前不動産スタジアム 16:03キックオフ
天気:曇
主審:笠原 寛貴
サガン鳥栖 1-3 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エリキ(1分)、ジュニオール・サントス(13分)、マルコス・ジュニオール(34分)
警告:水沼宏太(累積1枚)、和田拓也(累積1枚)、小池龍太(累積4枚→次節出場停止)
鳥栖遠征も楽しみにしているひとつなのですが、今年は残念ながら行くことはできませんでした…早く遠征がしたい。
(鳥栖が楽しみというよりも鳥栖に行くために立ち寄る福岡空港が好きという理由なのだが)
スタメン
控え:中林、小池、渡辺、扇原、前田、松田、オナイウ
今節も3バックを採用。今後はしばらくこれで行くのかもしれませんね。
清水戦で負傷した槙之輔、そしておそらく負傷したと思われるテルはメンバー外。
強いて驚いたといえば、あまじゅんがメンバー外になったことでしょうか。
ナベコ、ここずっとメンバーには入ってますね。
試合の超ざっくり振り返り
連勝です!3バックで2試合結果が出せた!2試合とも後半得点できなかったけれども…勝てば良し!
3バックを導入して4試合目。そろそろ慣れてきましたかねぇ。
ただ、勝てたのは現在マリノスより下位にいるチーム相手での勝利なので、今後の試合で上位陣と対戦するときにどの程度通用するかですね。
キックオフ時間が16時と早かったため、勝利後に夕食を食べたのですが、気分良く食べられましたし、いつもより味が1.2割増しでおいしかったような気がしました。(実に単純)
気になったポイント
・3バックを導入して何が変わったのか?(あくまでサッカー未経験者が見た素人考え)
マリノスが3バックを導入してこの試合で4試合目。何が変わったのかサッカーは見る専門でやったことがない未経験者の自分が推察してみたいと思います。
1,WGの孤立防止
昨年のWGがサイドからクロスを入れてゴールというパターン。今年4バックでやっていたころはWGへのマークがきつくなったためWGがサイドで困ってしまうということがあったように思います。
WGにボールが渡れば、あとは個人技のドリブルでなんとか突破してくれ!任せた!
そんな感じにも見えました。実はマリノスのWGに当たる選手で個人技で打開できる選手って少ないと思うんですよね(テルと渓太と詠太郎ぐらいかな?)
でも前線は1トップ2シャドーにして、WBが大外のレーンで張って上下動することでそこは解消されたのかなと思います。
2,相手のトップの選手に対して3人と数的優位でビルドアップできる
名古屋は1トップ、セレッソは2トップ、清水は1トップ、鳥栖は2トップ。
その相手のトップに対してマリノスは後ろに3人いるので数的優位になるのでビルドアップが落ち着いて安定したのかなと。
3,SBがWBと1列前に上がることで前線の3人の守備軽減?
WBがいて、そしてマリノスの特徴でもあるハイラインにすることで、攻撃陣の3人がボールを奪われても守備に戻る距離が短くなり、疲労度が軽減。よって攻撃に集中できるということかなと。
ただ、その代わりWBへの運動量がより一層求められてかなりの負担にはなるのかもしれませんが…。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
出典:Sagan Tosu Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore
勝利はしたものの、ボールポゼッションは鳥栖より下回っています。その点についてはボスはこうコメントしています。
質問:今日はボール支配率で鳥栖に上回られましたが、その点については?
「相手がボール支配率で上回った。どこでボールを持っていたかだと思います。ほとんどの場合、鳥栖は自陣でボールを回していたのだと思います。そしてあれだけ後ろでつながれてしまえば、自分たちが奪いに行けななかった部分もあります。
自分たちは、しっかり相手陣内でプレーできたと思いますし、プレスもしっかり掛けられたと思います。その中でチャンスもつくっていました」
出典:2020 明治安田J1 第17節 vsサガン鳥栖 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト
それなら仕方ないというか…。でも、自陣でボールを回しているところを奪いに行ってもよかったのではとかも思ったり。
(AttackMomentum)
後半は鳥栖の攻撃的な時間帯がかなり減りましたね。これについてはボスと喜田さんのコメントでその理由がわかるかと。
<ボスのコメント>
質問:後半、前半に比べて相手にチャンスを与えずゲームが落ち着いたと思うのですが、その点はどうでしたか?
「前半、DFとFWの距離感をあけすぎた部分がありました。しっかり自分たちがボールを持っている時は、相手にとって危険な局面を出せたと思いますし、ゴールも奪えました。
後半は、その部分をもうちょっと前から行こうというところで、喜田や和田がしっかりとハメてくれたと思います。その中でボールを奪った後、たくさんチャンスをつくりましたし、もう何点か取れた場面がありました」
<喜田さんのコメント>
(前半、相手のダブルボランチのところに、意識的にあまりプレッシャーを掛けていかなかったように見えました。そしてそこを後半に修正したと思うのですが)相手のやり方もあっての守備なので、そこらへんを感じながら、前半はやっていました。そこでプレッシャーの掛け方とか、誰がどこに出るかというところなど微調整しながらプレーしました。
そしてハーフタイムをつかって修正もしました。試合を通して相手の狙いというのは感じ取ることはできていたので、、そこの対処を少し変えていったということです。
修正点については、一つだけを挙げることはできないのですけれど、全体を見ながらどうプレスを掛けていくかという共有のようなものはできていました。追い込みとかも、皆で共通意識はできていたと思います。自分たちの意図する奪い方ができたシーンもありました。もちろん押し込まれたところもあったのですが、そこで我慢できたというのも良かったと思います。
(シュート数内訳)
出典:【公式】鳥栖vs横浜FMのトラッキングデータ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月19日):Jリーグ.jp
・★宏太:3本
・★喜田さん:1本
・★エリキ:3本
・★ジュニサン:4本
・★マルコス:3本
★=スタメン出場した選手
走行距離とスプリント回数
ほぼ同じという結果に。
プレーエリア
出典:J1試合成績:サガン鳥栖vs横浜F・マリノス 2020年9月19日【スパイア】
確かにボスのコメント通りで鳥栖の自陣でプレーする率は高いかもですね。
アタッキングサードでのプレー数はほぼ互角。
その他気になった数字
Crosses(=クロス数)の項目、クロス成功率が38%(ちなみに清水戦25%)。
ブンちゃんと、宏太のクロスの精度の高さによるものですかね。
まとめ
・前半3点とり、失点を最低限の1点にとどめたのがすべて。
・後半はプレスのかけ方を変えたことで守備安定。
・ただ、攻撃に関してはまだ改善の余地がありそう
・次節は龍太が出場停止。3バック継続となると誰がWBに入るのか。それともケニーを右SBにする4バックに戻すのか。
・この連勝を無駄にせず、次節も頑張ろう!
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はスタメンフル出場!
3バックの右として今節もよく頑張りました!WBの宏太のフォローだったり、小谷松選手への対応だったり大変だったと思います。
ただ、一発のパスで刺そうとするのではなく、時にはチアゴみたいにドリブルで持ち上がるということをやってみても良いかもしれません。
ほら、もしその一発のパスが相手に突っかかった時たちまちピンチになりますからね。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は文句無しでこの方でしょう。ティーラトン選手です!
(理由)
この試合の全得点に関与。精度の高いクロスでしたね。
アウェイ鳥栖戦、ブンちゃんのクロス…昨年のアウェイ鳥栖戦での渓太のゴールを思い出しました。あのときも逆サイドをよく見ているなぁと思ったほどです。
しかし、ブンちゃんのサイドでの張り方がラインを割ってて面白かったです。ボールが線を越えなければ良いので、あの立ち位置にいるんでしょうね。
2020 J1 第24節 横浜F・マリノス ー 清水エスパルス
2020年J1第24節 横浜F・マリノス ー 清水エスパルス
2020年9月16日(土)
日産スタジアム 19:33キックオフ
天気:雨のち曇
主審:荒木 友輔
横浜F・マリノス 3-0 清水エスパルス
マリノス得点者:エリキ(9分)、オナイウ阿道(22分)、エリキ(28分)
警告:
10月にACLが集中開催されるとされていたために、日程変更されて行われたこの試合。
約1ヶ月前にアウェイで対戦したばかりなのですが、再びボスとピーターの師弟対決となりました。
スタメン
控え:中林、渡辺、天野、大津、ジュニオールサントス、前田、マルコスジュニオール
前節に引き続き3バックでしたね。清水もマリノスに合わせてなのか3バックを採用。
びっくりした点としては
・マリノスはDFの控えがゼロ。
・前節大変良いパフォーマンスだったわーぼー(=和田)がこの日はメンバー外
→おそらく疲労を考慮してなのでしょうか。
・パギさん、詠太郎今節もメンバー外
というところでしょうか。
試合の超ざっくり振り返り
試合開始早々の30秒ぐらいに左足を気にする槙之輔。
その後少々プレーを続けたのですが、自ら「✗」の印をベンチに伝え交代。
思わぬアクシデントからスタートした試合となりました。
後半頭からテルに替わってあまじゅんを投入。
(こちらもおそらくアクシデントかもしれません。なぜならテルはハーフタイムもメディカルスタッフとともに会話をしながら戻って行ったし、その後もずっとベンチに戻って来ることはありませんでした)
前半早いうちに3点を取り、その後気が緩んだのかはわかりませんが、後半シュートを打てども入らない。
でも、まぁ勝ててよかったよね。勝って反省できるのも久しぶりだし。
3バックが相手の退場もあったとはいえ、ようやく結果も出たので。
気になったポイント
おそらく後半得点できなかった理由についてはマリサポが誇るレビュアーさんたちがきっと書いてくださるでしょうということで、自分はこの点に触れたいと思います。
・槙之輔のアクシデント後、なぜナベコ(=渡辺)を起用したのか?
アクシデントがあった時、4バックに戻すかなとも思いましたが、DFの控えはいません。となると、3バック継続。
タカを下げるか、喜田さんを下げるか。結局喜田さんを下げたわけですが。
となると、空いたボランチの位置に入るのはナベコか、あまじゅんか?
のどちらかになりますよね。
でも、ボスはあまじゅんではなくナベコを起用したわけです。
タイプとしては結構似ているタイプなのかなと素人目には思うのですが。
・どちらかというと活かされるより、他の選手を活かすタイプの選手
・首をよく振って状況をよく見ている
・狭いところに入っていってもプレーできる
と思うのですが、それでもボスはあまじゅんではなくナベコを先に投入したのです。
(自分は槙之輔にアクシデントがあった時、おそらくあまじゅんを起用するかなと思ったのですがね。)
ということで、ボスがナベコを先に投入した理由(仮説)
最初は3バック採用してからのプレー数の違いかなと思ったのですが、3バック制を採用したのはアウェイ名古屋戦以降。
ナベコはセレッソ戦とこの清水戦で出場。あまじゅんは名古屋戦とこの清水戦で出場なので出場している試合数としては同じなのです。
であれば、何が違うんだ?と思ったわけです。
1,ナベコの方がライン間で受けるのがうまい?
ナベコはいつも相手のラインとラインの間にスペースを探してポツンといるイメージがします。あまじゅんはどちらかというとハーフスペースを縦に突っ込んで行くタイプに感じます。
ボスはこの試合ではハーフスペースに入っていくよりもライン間で受ける選手の方を使ってみたかったのでは?と思いました。(マルコスも出ていなかったからというのもあるかも。知らんけど)
2,2人の今シーズン通してののヒートマップを比較してみると
出典:
Kota Watanabe Yokohama F. Marinos videos, transfer history and stats - SofaScore
Jun Amano Yokohama F. Marinos videos, transfer history and stats - SofaScore
ナベコはどちらかというとペナルティエリア幅で動いていることが多い。
一方あまじゅんはサイドに寄る傾向が。この点の違いもボスの起用の違いなのかなと思いました。だから、テルに替えてあまじゅんを投入したのもあるのかなと。
ちなみにこの試合に限ってのヒートマップもまさにそんな感じ
マリノスの攻撃をデータで振り返る
今節も各種スタッツをペタペタと貼り付けるだけで失礼します。
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッション)
(AttackMomentum)
出典:Shimizu S-Pulse Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore
マリノスがほぼ圧倒していますね。
(シュート数内訳)
・★高野:1本
・★宏太:4本(←そんなにシュート打ってたっけ?)
・あまじゅん:2本
・★タカ:1本
・大津さん:1本
・★エリキ:2本
・★テル:3本
・★オナイウ:4本
★=スタメン出場した選手
出典:【公式】横浜FMvs清水のトラッキングデータ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月16日):Jリーグ.jp
走行距離とスプリント回数
普段は10キロ超えの常連の喜田さん、CBに入ったことで10キロ未満になってますね。珍しい。
プレーエリア
その他気になった数字
(方向別パス)
セレッソ戦の前方向パス成功率(76.2%)よりさらに高まった84.7%。
ケニーやナベコ、宏太の効果でしょうか。
(クロス成功率)
Crossesの項目を見てください。クロス成功率が25%と久しぶりに高めの数値が。
高野&宏太の両WBのクロスの精度が高かったんでしょうね。
まとめ
・師弟対決はボスの2勝
・勝ったは良いが、もっと圧倒できたはず。後半の攻撃は反省点多そう…
・槙之輔(もしかしてテルも)怪我で、次節は3バック継続なのか、それとも4バックに戻すのか?
・喜田さん、不慣れなCBのポジション(マリノスタウンでの練習試合でCBやってるのを見た気もするが)で頑張った!
・タカ、体が重そうだったけど大丈夫でしょうか?しっかりケアしてね。
・怪我人増えて、いよいよ本当に総力戦
・この勝利を無駄にせず、次の試合に向かおう!
・タイダービーはこの試合も成立せず…(タイのファンの皆さん残念がってるだろうな)
・啓矢くん元気ですか?詠太郎も元気かい?
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はスタメンフル出場!
3バックの右としてよく頑張りました!時々、SB的役割もして前に上がっていくこともあったけどもね。
そして、試合後の長い美脚!素敵でした。
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は2ゴールのエリキと思うでしょ?残念!
渡辺皓太選手にしたいと思います!
(理由)
急な交代出場だったにも関わらず落ち着いてプレー。
気配を消すようにいつのまにか相手選手の隙間、隙間に顔を出したり、オナイウのゴールにも関与してましたし。
本当この試合は、相手にとってはすごく嫌な選手だったと思いますよ。
2020 J1 第16節 横浜F・マリノス ー セレッソ大阪
2020年J1第16節 横浜F・マリノス ー セレッソ大阪
2020年9月13日(日)
日産スタジアム 19:03キックオフ
天気:曇
主審:今村 義朗
横浜F・マリノス 1-2 セレッソ大阪
マリノス得点者:エリキ(52分)
警告:ティーラトン(累積2枚)、伊藤槙人(累積3枚+退場)
スタメン
控え:中林、水沼、扇原、喜田、仲川、前田、オナイウ
わーぼー(=和田)の試合後のコメントによると、
(4バックと3バックでのプレーの違いについて)3枚後ろにいるので、自分たちが降りるよりはワンラインはがしたところでピックアップして、シャドーが2枚・エリキとマルコス ジュニオールがいたので、そこにいい形で前を向かせられるかというのは意識しました。
コメント出典:2020 明治安田J1 第16節 vsセレッソ大阪 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト
ということなので上の図のような配置のはずなのですが、自分の席(バックサイド)側から見ていたときはこんなふうに見えました。(下の図参照)
やっぱり名古屋戦に引き続き3バックを再び試してきましたね。
サネ(=實藤)が負傷となり、もしかしてケニー(=松原)が入るかと思われましたが槙人(=伊藤)を起用。
そして、この試合で一番驚いたのはわーぼー&ナベコ(=渡辺)のボランチコンビではないでしょうか。ナベコ、初スタメンですかね。
次に驚いたのはパギさんではなくカジ(=梶川)がスタメンだったこと。推測ですが、前節の名古屋戦で鼻から出血して試合が中断したシーンがありましたが、その影響かなと思っています。
そして、控えにはあまじゅんがおらず、宏太が入りました。
いやぁ、いろいろ驚いた。
試合の超ざっくり振り返り
いやぁ、3試合連続逆転負け…。
悔しいですよ、ドローで終わった神戸戦も含めると4戦連続勝てていないわけですから。
でも、この試合、苦手とするセレッソ相手にあと少しで勝てそうな、そんな可能性が十分にあった試合だったと思いました。
ここのところ前半の早いうちに先制し、前半の飲水タイムあたりから相手に流れが変わったりすることが多かったのに、この試合飲水タイム後もしのぎ、前半はスコアレス。
辛抱強く前半は我慢したのですがねぇ…。
前からプレスかけてきたり、マンツーマンで守備してくるチームなど様々な相手と戦ってきましたが、動かずとも強固なブロックを固めていたセレッソ。
後半になってからセレッソは清武選手を1列上げたんですかね。それをきっかけに前半省エネしていた分を消費するかのように攻撃のギアを上げたように感じました。
槙人の退場があり、いつもの4バックに変更したけど結局得点できず。
はぁ…そろそろトリパラ回したいよねぇ。
気になったポイント
・ボランチをわーぼー&ナベコのコンビにした狙い(仮説)
まずはそれぞれの選手コメントを振り返ってみましょう。
(わーぼーコメント)
(4バックと3バックでのプレーの違いについて)3枚後ろにいるので、自分たちが降りるよりはワンラインはがしたところでピックアップして、シャドーが2枚・エリキとマルコス ジュニオールがいたので、そこにいい形で前を向かせられるかというのは意識しました。3トップじゃなかったので、中のボランチ2枚とシャドー2枚で、いかにボールを前に進めるかというのも意識しました。そこで前を向けるかで、かなり攻撃の形は変わってくると思いましたので。
相手に対して自分たちが4ラインみたいな形をつくって、間・間に顔を出していたので、それがボールが良く回った要因かなと思いますし、皆、うまくポジションを取れていたので、プレスにつかまらずに相手のゴール前まで進めたと思います。
(ナベココメント)
(新システムでのプレーの違いは?)フォーメーションは違ってもF・マリノスのサッカーというのは変わらないので、ポジション関係なく流動的に動いて、チーム全員で攻め切る・守るというのは変わりません。フォーメーションによって変わったということはありません。
サイドバックが内側に入ってこないぶん自分たちの周りにスペースがあるので、センターで止まらずに外に出たり、真ん中で受けたり、あまりポジションにこだわらず、いろいろなところに顔を出すというのは意識しました。
(和田選手とコンビを組んだボランチのプレーでの成果や課題については?)2人のバランスのところで試合中に話していたのは、2人とも流れすぎず一人は必ず真ん中にいること。課題としては、今日のような流れだったら、ボランチの選手が最後のところでパスやシュートの精度を出せれば崩し切れたシーンもありました。ですからゴール前で落ち着いて良い判断ができれば、もっと良かったと思います。
前半はすごく良くて、そこで決め切れればこの試合は終わっていたと思います。後半は、先制した後、自分たちからペースが落ちて相手のペースに持っていかれたので、ゲームコントロールのところで、もう少し落ち着かせたりする場面も必要かなと思いました
出典:2020 明治安田J1 第16節 vsセレッソ大阪 | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト
(仮説)
1,マルコス+わーぼー+ナベコが頻繁に相手のラインとラインの間に手を変え品を変えではないですが、かわるがわる顔を出し、ボールを受けることで固いブロックを固める相手を引き出そうとした。
2,この試合に限らず、ビルドアップに課題を抱えるマリノス。スピードでサイドを突破しWGからの低いクロスを押し込んでシュートという昨年の得意のパターンが封じられている今年。それならばと今後ライン間でボールを受ける回数、人数を増やしたいと思っている。
→もっと前線をアグレッシブにしたい意図があるのかなと…。これまで相手の最終ラインとその1列前といったラインとラインの間で受ける選手ってマルコスがほぼその役割をひとりで担っていたと思うんです(たぶん)。それを複数人でやったら相手もどうしたらよいか混乱しますよね。相手の崩し方を変えようとしているのかなと思いました。
偉そうなこと言ってますけど、あくまでサッカー未経験者の妄想ですが。
もしそうならば、
・今後、サイドだけでなく真ん中から崩すパターンも増える?
→もしそうなら、ペナルティエリア内で相手のプレスを背負ったりなどして耐えながらも受けれるエジガルみたいな選手が超重要かも(シティでいうアグエロみたいな選手ね)
・何度も前へ後ろへと動き直しつつ、狭いところに顔を出せる選手の出場機会が増える?
→たとえば、この試合でのわーぼーやナベコ。もしくはあまじゅん。
タカも喜田さんもうかうかしてられないかも…。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
試合をまだ見直していないので今節も各種スタッツをペタペタと貼り付ける感じで失礼します。(この試合はあとでちょっと見直そうかなと思っている)
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボゼッション)
(AttackMomentum)
出典:Yokohama F. Marinos Cerezo Osaka live score, video stream and H2H results - SofaScore
シュート数も昨年並みに打てているし、ビッグチャンスも作れているし、相手を押し込んでいる時間帯はマリノスのほうが多いのですが…。
(シュート数内訳)
・★チアゴ:1本
・宏太:1本
・★ナベコ:4本
・★ブンちゃん:1本
・★エリキ:4本
・★ジュニさん(=ジュニオールサントス):3本
・大然:2本
・★マルコス:3本
★=スタメン出場した選手
出典:【公式】横浜FMvsC大阪の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月13日):Jリーグ.jp
走行距離とスプリント回数
出典:【公式】横浜FMvsC大阪の試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月13日):Jリーグ.jp
プレーエリア
出典:J1試合成績:横浜F・マリノスvsセレッソ大阪 2020年9月13日【スパイア】
その他気になった数値
(直近5試合の前方向へのパス成功率)
※画像をタップすれば拡大してみることができます。
表にするとこんな感じ。
出典:J1試合成績:横浜F・マリノスvsセレッソ大阪 2020年9月13日【スパイア】
前方向へのパス成功率が上がってるんですよね。これもおそらくわーぼー&ナベコボランチ効果もあるのかなと思いました。
(その他)
出典:Yokohama F. Marinos Cerezo Osaka live score, video stream and H2H results - SofaScore
※左側がマリノスの数値です。
・Crosses(クロス本数と成功率):30本中5本の17%
→アーリークロスが多かったからですかね。個人的にはジュニさんと若干タイミングが合わないのが気になっています。
・Duels won(デュエル勝利数):29回に対してセレッソ59回。球際に弱いというか…
・Aerials won(空中戦勝利数):まぁ、これは身長の低い選手が多いだけに仕方ないのかも
・Interceptions(インターセプト数):14回と久しぶりに相手より上回ったかも。
→そういえば、この試合を見ていてセカンドボールとか拾えていたような。
まとめ
・わーぼー&ナベコのコンビは新たなオプションか?
・CBの3人、上がる上がる!ハーフウェーライン何回越えたことか。
・エリキ、楽しそうだったなぁ。走りに迷いがないというか、WGの時よりも戸惑っている感はなかったかも
・わーぼー、ナベコ、槙人、梶川の4人は「この試合でなんとか結果を出してやる」という気概を感じた。
・槙人、退場するまでは素晴らしいパフォーマンス。都倉選手をよく抑えていた。
→槙人の退場はどうやらDOGSO(Denying Obviously Goal Scoring Opportunity:得点機会阻止)とのこと。
DOGSOとは…
・梶川、シュートストップに関しては素晴らしい!(ペナルティエリアを飛び出して行くのはまだ本人もおっかなびっくりやってる気がするが)
・31分ぐらいの龍太(=小池)、スライディングが成功してガッツポーズかっこよかった!
・3バックは今後も続くと思うけど、次節清水戦は4バックに戻すかも
→サネの負傷、槙人も出場停止となるとCBの位置に入れるのがケニーぐらいしかいないので(タカを入れるという策もあるが)
・ゴール裏からだけでなく、バックスタンド側の観客からも自然発生的に手拍子応援が起きたことは良かった!
・エジ、元気ですか?
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はメンバー外…。
おそらく次節は出番があるかと…。
次に推しているテルもここのところゴールが遠いのが気がかり…
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は…あああ難しいっ!でも、決めなきゃですね。
ということで、今回は和田拓也選手にしたいと思います!
(理由)
・33分ぐらいでしたかね。「はぁ?何このオシャレプレーは」としびれた
・この試合もあっちこっちにしれーっとすーっといつの間にか姿を現して、2手3手先を読んだプレーが素晴らしかった。
・勝てたら最高だったのにね。
2020 J1 第15節 名古屋グランパス ー 横浜F・マリノス(DAZN観戦)
2020年J1第15節 名古屋グランパス ー 横浜F・マリノス
2020年9月9日(水)
パロマ瑞穂スタジアム 19:33キックオフ
天気:曇
主審:山本 雄大
名古屋グランパス 2-1 横浜F・マリノス
マリノス得点者:ジュニオール・サントス(1分)
警告:ジュニオール・サントス(累積1枚)、マルコス・ジュニオール(累積1枚)、喜田拓也(累積3枚)
スタメン
控え:梶川、ティーラトン、水沼、天野、扇原、エリキ、松田
スタメンが発表されてビックリしましたよね。
サネはどこで起用するんだ?ボランチか?3バックやるのか?
もしくは高野がボランチやるのか?とかとか試合開始前はtwitterのタイムラインもザワザワしていました。
蓋を開けてみれば、3-3-1-3的な感じでしょうか。
攻撃時は3バック、守備時はWB(=ウイングバック)の片方が下りてきての4バックもしくは両WBが下りてきて5バック的な感じになっているように見えました。
試合の超ざっくり振り返り
今までのマリノスには無い3バックということもあり、まだ名古屋が慣れきっていないうちにジュニオール・サントスのゴールで試合開始早々に先制ゴール!
ここまでは前節川崎戦と同じ展開。
このときの起点となった大然、オ・ジェソク選手の体当たりにも負けず、左足でグラウンダーのクロスを入れ、テルが落とし、ジュニさんがゴールという流れだったわけですが、これは素晴らしかった。
何が素晴らしいって、大然、前節だったか、その前の試合だったか、左足でグラウンダーのクロスを入れようにもできなくて必ず一旦ストップしてからクロスを入れていたのがわずか数日で止まらずにクロスを入れていたこと。
守備面もそうですが、試合を重ねるごとにマリノスのやり方を素早く吸収しようとする姿勢が素晴らしく、成長していく姿が見ていると楽しいです。
ということはさておき、前半の飲水タイムあたりから名古屋は攻勢を仕掛けてきたわけですよ。(またこのパターン。飲水タイムで流れが変わるって…)
飲水タイム後に同点ゴールを決められる。
そして、前半終了少し前、相手選手との接触も無い所で倒れ込んだサネ(=實藤)。おそらく右足ふくらはぎをブチっと肉離れした感じでしょうか。
ここまで完璧と言わずともまあまあな感じで3バックが上手く行ってたので負傷は残念。しかも、まだ前回の肉離れから復帰して間もないのに再び怪我となると本人もつらいでしょうね。
そこで、ボスはサネに替えタカを投入。これでボスはきっといつもの4バックに戻すだろうと思いきや、槙之輔を右側に移動させ、タカが普段槙之輔がいる位置に入り、3バック続行。
このまま前半終了したものの、内容は良くはない。
63分ボスは動く。ケニー→あまじゅん、大然→エリキを投入。
「は?ケニーを替える?」と頭の上にハテナがいくつも浮かびましたよ。
だって、この日はいつものケニー→テルのホットラインは回数は少なくともうまく行ってたし、ケニー自らシュート3本打ってたりしたわけですから。
これで選手の並びはどうなる?と思ったら喜田さんが右WBに入る形に。
ボスはこのとき何を企んでいたのかさっぱり想像もつきません。
「ボス、いつまでこの3バックを続けるつもりだ?」と思っていたのですが、いつからかはっきりとは気づかないうちにいつもの4バックに戻ってましたけどもね。
名古屋に逆転ゴールを決められ、しかもそのゴールを決めたのは昨年マリノスの優勝に貢献してくれたマテウス。昨年の活躍には感謝していますが、この試合のゴール後に思いっきり喜んでいたのを見たときにイラッとしてしまった心の狭い自分です。
88分に高野→ティーラトン、テル→詠太郎を投入するも結局同点にもできず試合終了。
またしても逆転負けという辛い結果となってしまいました。
気になったポイント
試合を見直している暇が無いし、またも悔しい負け方をしたので見直すのもしんどいのでこの試合をリアルタイムで見ていて気になったことを。
(あと、渓太のドイツでの活躍を見守るためにドイツ語の勉強とかで忙しくて…渓太怪我の調子はどうですか?毎日ドイツのニュースチェックしてるからね)
・この試合で3バックを導入した意図(仮説)
1、前への攻撃の圧力を増したかった
→正直最近はジュニオール・サントスと大然の個人打開力に頼る傾向が強い気がするんですよね。となると、相手はそこをおさえに来る。おさえられると攻撃の圧力が弱くなりますよね?
それならば3バックにすることで、普段SBの位置にいる2人は自然といつもより高い位置を取ることになります。それを利用したかったのではないでしょうか。
2,上記1とつながるのですが、パスを回して走力で走り勝つことで相手の疲弊してきたところを突いて点を決めるこれまでのマリノスのやり方が5人交代制となったことにより相手もあまりバテないということから、3バックで攻撃の圧力を増すことで勢いで押したかった。
→でも、もしこれならもっと早くに追加点を取らないと意味がないのですが。
この点についてはボスは以下のようにコメントしています。
質問:今日の試合で、初めて3バックを使った狙いについて教えてください。
「いつも言っているのですが、特にサッカーを変えたというわけではありません。ただ、もうちょっとアグレッシブにサッカーを繰り広げられたらと考えていました。その中で一人ケガをしてしまい、またシステムを変えてやっていかなくてはならなくなり、難しい状況になってしまったと思います」
そして、ケニーのコメントには
「最初のところで、相手がすごく迷っているのが僕らから見て分かりました。
そして幸先よく先制点が取れたのですが、相手がまだ迷っている段階で追加点を奪わなければいけなかったと思います。自分自身も前半に3本シュートを打ったのですが、しっかりワクに飛ばさなければいけないと思いました。
(今日の3バックについて)間で受ける部分に関しては、従来の4バックでやっている時のサイドバックが中に入って行く動きと変わるわけではないので、アタックのときはそんなに違和感はありませんでした。
守備で5バック気味になるところで、切り替えの部分など、まだ慣れていない部分が出てしまいました。その点は、今日の経験を含めて今後の試合に生かしていきたいと考えています。
前半に何度かチャンスをつくれていたのに、そこでしっかり決め切らないとこういう結果を招いてしまうので、そういうところを追求していきたいと思います」
出典:2020 明治安田J1 第15節 vs名古屋グランパス | 2020 | 試合 | 横浜F・マリノス 公式サイト
2人のコメントを総合すると攻撃面を意識しての3バック導入だったのかなと思いました。
ただ、おそらくこれまでのボスの思考的に相手への対策としてシステムを変えるということはしないはずなので、自分たちのおそらく攻撃面(しかもビルドアップの面)に課題を感じての3バックだったのではないでしょうか。
この試合はローテーション的に左WBの位置に高野がスタメンとなりましたが、ボールを保持するというかビルドアップの面ではブンちゃんでも良かった気がします。ただ、マテウス対策としては高野で良かったのかも?
(できればブンちゃんはもう少し早くに投入してほしかったかなと)
さて、この3バック、次も継続するのかは注目です。
(個人的にはなんとなくあと数試合継続するような気がしています)
マリノスの攻撃をデータで振り返る
今節も各種スタッツをペタペタと貼り付ける感じで失礼します。たぶんしばらくはこのスタイルになるかも?
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
【AttackMomentum】
出典:Nagoya Grampus Eight Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore
マリノスは継続的に圧力は掛けられているものの、一時的に名古屋に流れが変わったときに失点しているという感じでしょうか。
【シュート内訳数】
シュート8本。少ないですねぇ。昨年の半分ぐらいですよ。
シュートが打てていないのも気になりますが、そこまでボールを運べていない気がするんですよね。
(内訳)
・★ケニー:3本
・★マルコス:1本
・エリキ:1本
・★テル:2本
・★ジュニオール・サントス:1本
★=スタメン出場した選手
出典:【公式】名古屋vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月9日):Jリーグ.jp
走行距離とスプリント回数
なんと、走行距離でもスプリント回数でも名古屋に負けてます。
試合で負けても走行距離では相手を上回ったりしていたのはずなのですが…
プレーエリア
川崎戦よりアタッキングサードでのプレー比率が下がってます。
その他気になった数値
赤線を引いた項目が気になりました。(左側が名古屋の数値です)
・Big Chances:ビッグチャンスを作ったのが1回のみ(おそらく得点シーンのみ)
・Crosses:クロスが9本しか入れられていない。(昨年の得意な形はどこに?)
・Duels won:デュエルの争いで負けてますね
・Interceptions:ボールを名古屋に奪われる形が多いです。
→そういえば、今シーズンセカンドボールをうまく拾えてないような…
まとめ
・3バック導入!今後もチャレンジする可能性もあるかも?
・オナイウやエジガルといったトップの位置に入る選手が控えに入っていない
→この辺も何か理由があるような気がします
・ケニーが浮いたり、マルコスが浮いたりするシーンもあったと思うので、3バックを導入して悪い点ばかりでもない気がする
・大然、クロスが急成長!
・山本主審、もう少し試合をコントロールしてほしかったかも。一応、ファウルの時コミュニケーションは取ってはいるのですが、選手が納得するところまで落ち着かせていたかと思うとどうなのでしょうか。
→だって、あの喜田さんがファウルを食らい相馬選手に激昂して報復するほどですよ?
・この試合、選手や主審の声がすごく聞こえた。見直す勇気のある方、イヤホンつけて観戦してみてください。
・サネの怪我、どうか軽傷であってほしい。お大事に。
・次節からは手拍子応援OKになるから選手を手拍子で後押ししよう!
・正直リーグ戦厳しくなってきたけど、今はとにかく応援するのみ。
この日の推し選手
ケニーこと松原健、スタメン出場63分までプレー。
シュート3本と積極的にチャレンジするも1本も枠に収まらず…。
でも、テルとのホットラインは相変わらずすばらしい!
【この試合の頑張ったで賞】
この試合は選ぶのが難しいですねぇ。それでも選ぶのがこのブログなので、
前田大然選手にしたいと思います!
(理由)
試合の振り返りのところでも触れましたが、クロスがうまくなったと思われるところと、先制ゴールのシーンは大然は相手との競り合いに負けずに頑張ったからこそゴールにつながったのでとても素晴らしかったです。
2020 J1 第14節 横浜F・マリノス ー 川崎フロンターレ
2020年J1第14節 横浜F・マリノス ー 川崎フロンターレ
2020年9月5日(土)
日産スタジアム 18:03キックオフ
天気:晴時々雨
主審:家本 政明
横浜F・マリノス 1-3 川崎フロンターレ
マリノス得点者:マルコス・ジュニオール(2分)
警告:
スタメン
控え:梶川、實藤、渡辺、喜田、仲川、前田、オナイウ
(一応)神奈川ダービーという大一番!スタメンを見て驚いたのは詠太郎のスタメン起用。
スタメンが発表されたときに「マジか、この大一番で詠太郎をスタメンで起用するのかボス!」と思ったほど。
試合の超ざっくり振り返り
試合開始早々に先制したのはマリノス。
マルコスの今シーズン9ゴール目のゴールが早々に決まり幸先良いスタートを切ったにも関わらず、33分にこの試合の最も要注意とも言える三笘選手に決められ同点。
まぁ、後半で追加点を決められればまだマリノスには勝てるチャンスがある。
そう思って後半を迎えたにもかかわらず、後半開始早々2点立て続けに失点。
しかもその2点のうち1点は再び三笘選手のゴール。
「なんでや、どうして三笘を止められんのや!」
その後突然のものすごい豪雨が降ってきて、雷の光が見えたような気がしました。
ボールが見えなくなりそうなほどの大雨だったので
「もしかして中断もありうるか?中断したら流れを変えられるかも…」
と少し期待もしましたが、家本主審はそのまま試合を続行。
結局、その後1点も返すこともできず試合終了…すっごい悔しい。超悔しい(一晩明けても悔しい。)
気になったポイント
この試合も前節同様もう攻撃のデータなんてそっちのけにして、気になったポイントを先に。
しかも、こんな悔しい試合、まだDAZNでも見直してないし、見直したくもないわっ!
このブログを書いてもこの試合は見直さないと思います。
(正直、見直してからブログを書くと見直しで90分、ブログ書くのにデータを見ながら書くと2時間ぐらいかかるので、この連戦で余裕が無いのもあります)
・スタメンがこのメンバーになった意図(仮説)
1,ルヴァンカップが想定より出場時間が長くなってしまったため、変えざるを得なかった。
→たぶんテルに関しては90分起用するつもりはなかったんだと思います。ですが、思ったより札幌戦で苦戦してしまい90分出場したことによりコンディションを考え詠太郎に変えた
2,左WGも大然ではなくエリキを起用したところをみると、エリキと詠太郎の縦への推進力で相手の家長と三笘を押さえ込みたかった(知らんけど)
→この辺はきっとマリサポのフォロワーさんたちが分析してくれることでしょう。
でも、守備の圧力という面を考えると左が大然、右がテルの方が効果はあったのかもしれませんが。
3,右SBはいつものローテーションなのでルヴァンでケニー(松原健)を起用したので順番的にそうなった
4,2列めをマルコスとあまじゅんを並べることでビルドアップのパターンを変えたかった(適当)
→喜田さんのルヴァンでの右腕負傷の影響もあった可能性もあって、あまじゅんを喜田さんの代わりに起用するのであればマルコスと並べたほうが良いと判断した可能性もあるかもしれません。
こんなところでしょうか。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
今節もデータを並べるだけにします。
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
出典:Yokohama F. Marinos Kawasaki Frontale live score, video stream and H2H results - SofaScore
Sofascoreのポゼッション率は若干マリノスのほうが上回るも、実際は攻撃で押されている時間は川崎のほうが多いので、持たされていたという感じかもしれません。
【シュート内訳数】
公式記録によるとシュート数は9本
(内訳)
・★マルコス:3本
・★あまじゅん:2本
・★ジュニオールサントス:1本
・テル:1本
・大然:1本
・オナイウ:1本
★=スタメン出場した選手
出典:【公式】横浜FMvs川崎Fのトラッキングデータ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月5日):Jリーグ.jp
走行距離とスプリント回数
走行距離的には普段よりかは走れていないかもしれませんね。
プレーエリア
出典:J1試合成績:横浜F・マリノスvs川崎フロンターレ 2020年9月5日【スパイア】
その他気になった数値
デュエルに負け、インターセプト数でも負け…。
球際で勝ててないのは心配です。
まとめ
・詠太郎初(?)アシスト!でも、守備はちょっと課題かな。パギさんからだいぶ指示出てたからね。頑張ろう!
・後半あたまに川崎が2人選手交代したのに対応しきれていないうちに2点決められた
・でも、マリノスの選手は諦めてはいなかった。選手からも「まだ時間はあるよ」などいろんな声かけがあった
・だが、やりたいことはできなかったというより、やらせてもらえなかった
・頭も体も疲労困憊のようだった。おかげでプレスかけてもハマらない
・次だ、次!切り替えるしかない(と言い聞かせる)
・まだまだ諦めずに、しんどいだろうけど頑張ってほしい!
・(上限5000人、声も出せないということもあって、あの選手にブーイングは無かったけども、審判のジャッジや選手のパフォーマンスについ声が出てしまっている方がいたように思いました)
この日の推し選手
ケニーこと松原健、この試合はメンバー外…。
控えにも入りませんでした。この試合でケニーが出ていたら、何か変わっていただろうか…???
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞はマルコス選手にしたいと思います。
(理由)
・ゴールを決めた
・ルヴァンで何度かファウルを食らいどこかを痛めていてもおかしくないのに、この試合もフル出場