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サッカー観戦の記録

2020 J1 第19節 柏レイソル ー 横浜F・マリノス(DAZN観戦)

2020年J1第19節 柏レイソル ー 横浜F・マリノス
2020年9月27日(日)

三協フロンテア柏スタジアム 19:03キックオフ
天気:曇一時雨
主審:上田 益也

 

柏レイソル 1-3 横浜F・マリノス
マリノス得点者:エリキ(77分)、オウンゴール(82分)、前田大然(90+2分)
警告:チアゴ(累積1枚)

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vs寒暖の差、負けてませんか?

涼しくなりましたね。マリノスの走るサッカーにはもってこいの季節がやってきましたよ。

 

スタメン

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控え:中林、水沼、和田、扇原、仲川、エジガル、前田

 

ジュニオールサントスは契約の都合出場できないので今節はお休みです。

そして、テル。おかえりなさい。

 

試合の超ざっくり振り返り


ハイライト|J1リーグ第19節|vs柏レイソル

4連勝です!しかも4戦すべて3点取ってるんですよ。

 

3バックを導入してから初めてのマリノスより現在上位にいるチームとの対戦。

それに勝利できたことはすごく良かったとは思います。

ある程度は上位と戦えるレベルまでになってきたかもしれませんね。

 

しかも、柏はマリノスの完全コピーといったやり方でしたからね。3バック、前からプレスって。

ミラーゲームに勝てたことは自信になったかもしれません。

 

ただ、いろんなアクシデントがあり、そしてこの試合が復帰試合かつ、3点すべてに絡んだテルが再度負傷して試合終了したということもあり、少々いやかなりモヤモヤというか後味すっきりしない終わり方となってしまいました。

 

気になったポイント

今節の気になったポイントはこちら!

なぜ、ハーフタイムの交代はエジガルではなくテルを選択したのか?

エジガルという選択ができたはずですが、ボスはテルを選んだ。なぜだ?と思ったわけです。

 

(仮説)

1,エジガルがまだ45分プレーすることは難しいコンディションである

 

2,オナイウの前からのプレス強度が柏を相手には弱いと見て、これではここ3戦と同じような手段でこじ開けることは難しいと判断した?かつ、エジガルに交代してもプレス強度の点はあまり変わらないとボスは見た?それならテルを入れてみようと判断した可能性。

 

3,柏の守備ブロックの裏をスピードで突く狙いだった

(仮説検証)

仮説1について,前節仙台戦も78分から出場で12分プレー、今節もアディショナルタイムに出場していることを考えるとコンディションが100%に達していない可能性もあるかもしれません。あと、怪我がちの選手なので慎重にプレーできる時間を伸ばしていく予定なのかもしれません。

 

仮説2について,プレスには行ってるけどもジュニサンよりかはちょっと回数も少ない気がするし、迫力にかけるかなというあくまで自分の個人的な印象がありますが、個人的印象の話は置いておいて。

 

この4戦のオナイウとジュニサン(=ジュニオールサントス)をデータで比較してみることにしました。

 

■前半終了時の平均ポジション(出典:DAZN

→もし前からプレスをよりかけることができているのであれば、平均ポジションも高いかも?と素人ながら考えたのでこのデータを見てみました。


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 (画像タップすれば大きく見えます)上段左から清水戦(オナイウ出場)と鳥栖戦(ジュニサン出場)、下段左から仙台戦(ジュニサン出場)、柏戦(オナイウ出場)の順。

 

鳥栖戦のジュニサンは若干平均ポジションが低めですが、ぶっちゃけあまり変わらないのでよくわかりません。

 

■ヒートマップ(出典:Sofascore)

→平均ポジション同様、前からプレスをかけていればヒートマップにも変化があるかも?という素人考えで比較してみることに

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プレー時間がそれぞれ異なるし、戦況によって立ち位置も変わるので一概に比較するのもなんですが、ジュニサンの方がペナルティエリア内にいることが多いですかね。

 

■スプリント回数(出典:Jリーグ公式サイト)

→何度も前からプレスをかけていればスプリント回数が増えるのではないかということで見てみました。

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柏戦を除いたスプリント回数を比較してもそんなに変わらないですね。

 

ということで、この仮説についてはよくわからず。

 

仮説3について,柏の守備は固いけれども、守備の陣形が整う前にマリノスが誇るスピードで柏の守備の裏を突けば点が取れるかもと思ったのではないでしょうか。

この交代の意図としてボスはこのようにコメントしています。

質問:後半の選手交代の意図と、その評価を教えてください。
「交代してくれた選手だけではなく、全員が良いパフォーマンスをしてくれたと思います。
交代の意図としては、まず松原がケガをしたと聞いて、扇原と交代させました。そして喜田を3バックのセンターにしました。
前では、エリキのスピードを生かしながら、前にスペースがあるので、そこに入って行こう、攻めて行こうと話しました。そして前田も、よりスピードをもって相手にプレッシャーを掛けてくれました。
この逆転勝ちは、前半に皆がハードワークしたことが後半に報われたのだと思います。努力がしっかり結果として戻ってくるというところを選手たちは信じてプレーてくれました」 

なーんだ、2つめの仮説で時間かけてデータを比較してみたけど、あっさりこう書いてあって無駄だった…。書きながらデータとか探してるからこんな無駄な時間をかけることになるんだよということはさておき…(ここまで読んでくださりありがとうございます)

 

やはりエリキのスピードを生かし、かつテルのスピードもあれば柏の守備を崩せるとおもったのでしょう。

 

しかも、柏の三丸選手の試合後のコメントを見ても…

--前半は良い守備からチャンスを作れていたが、全体を通しては何がうまくいかなかった?
ある程度の時間までは良い守備から良い攻撃ができていたけど、少し押し込まれる時間が多くなったときに全員の意思疎通が乱れてしまって、ショートカウンターを受けてしまった。

--失い方が悪かった?
相手は負けていることもあって、すごくハイプレッシャーで来ていたので、そこをかいくぐるのか、シンプルにするのかの意識があっていればやられることはなかったと思う。でも、そこで相手が上回っていたので、ショートカウンターでやられてしまったと思う。

 

出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp

ということなので、やはりスピードでプレッシャーをかけることにしたんでしょうね。

 

そこで64分にマルコスに替えて大然を投入したことでさらに圧力をかけようとしたのなら納得ですね。

正直、大然投入した時、相手のラインとラインの間でボールを受ける人が減るけどどうするつもりなんだろう???と思ったのですが、ライン間で受けることよりスピードでぶっちぎれ!の方を選択したのかもしれませんね。

 

マリノスの攻撃をデータで振り返る

ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数 

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出典:Kashiwa Reysol Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore

※右側がマリノスの数字です。

 

(AttackMomentum)


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ボールポゼッション率としてはマリノスのほうが断然高いのですが、攻撃的な時間を見ると柏にもかなり攻め込まれているんですよね。

前線まで運ぶのに苦戦したと言えるかもしれません。

 

(シュート数内訳)

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出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp

・★槙人:1回(←ごめんなさい…あまり記憶がなく)

・★ケニー:1回

・★ブンちゃん:1回(←この1回は決めたかったねぇ)

・★エリキ:4回

・大然:1回

・★マルコス:1回

★=スタメン出場した選手

 

走行距離とスプリント回数

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出典:【公式】柏vs横浜FMの試合結果・データ(明治安田生命J1リーグ:2020年9月27日):Jリーグ.jp

気候も影響してか前節仙台戦の120.715kmを上回る数字。

 

プレーエリア

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出典:J1試合成績:柏レイソルvs横浜F・マリノス 2020年9月27日【スパイア】

 

その他気になった数字

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出典:Kashiwa Reysol Yokohama F. Marinos live score, video stream and H2H results - SofaScore

※右側がマリノスの数字です。

 

・Duel won(デュエル勝利数):52と柏を上回る数字。

・Aerials won(空中戦勝利数):19とオルンガ対応で頑張った証拠ですかね。

 

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出典:J1試合成績:柏レイソルvs横浜F・マリノス 2020年9月27日【スパイア】

SofascoreのCrossesの項目ではクロス成功率が10%とのことですが、このスパイアの集計だと22.7%と大きく異なっています。

個人の試合を見た感覚ではスパイアの数字の方が正しい気がするのですが…

 

まとめ

・オルンガにセットプレーで決められちゃったけど仕方ない

・後半盛り返せたことが大事!

・エリキ絶好調!おでこに大きなたんこぶ作りながらもプレー継続。よくがんばりました!

・アウェイ柏+ネルシーニョ=苦手というイメージだけど、頑張った!

・でも、ルヴァンではきっと修正してくるよ。要注意!

・またけが人が増えてきたぞ…

・2点目につながるナベコのエリキへのパス&3点目に繋がるわーぼーのパスが美しい!芸術!

・あれ、次はホームで鳥栖じゃん。この前アウェイで対戦したばかりなのに。次も相手が修正してくるよ。前回勝ったからといって油断大敵!

 

この日の推し選手

ケニーこと松原健、この試合はスタメン出場ハーフタイムで交代

ボスのコメントによると怪我とのことですが、大丈夫でしょうか。

あと、この試合ではいろいろありましたからね。そこまでのパフォーマンスが良かっただけにハーフタイムでの交代は残念ではありますが、ちょっといろいろと心配しています。

待ってますよ!

 

あと、2番手推しのテルは後半から出場したものの、試合終了直前にスライディングしたときに右太ももを負傷。攣っただけとかなら良いのですが、もし肉離れとなると怪我から復帰したばかりなのにまた負傷…。

今シーズンは怪我が多くて大変。これも昨年得点王+MVPたるがゆえの試練なのでしょうか。どうか、軽傷であってほしいです。

 

【この試合の頑張ったで賞】

この試合の頑張ったで賞は文句なく3得点に関与した仲川輝人選手にしたいと思います!

ゴールこそなりませんでしたが、素晴らしいパフォーマンスだっただけに怪我が心配。どうか、軽傷でありますように。

あと、東アジア選手権で日本代表に選出されたときに確かシャドーの位置に入り、あまり良いパフォーマンスを見せることができなかったはずです。

でも、マリノスでのシャドーの位置はとてもイキイキとやっていたと思いますよ。