【観戦記】2021 J1 第2節 横浜F・マリノス ー サンフレッチェ広島
2021年J1第2節 横浜F・マリノス ー サンフレッチェ広島
2021年3月7日(日)
日産スタジアム 13:03キックオフ
天気:曇
主審:今村 義朗
横浜F・マリノス 3-3 サンフレッチェ広島
マリノス得点者:前田大然(34分)、オナイウ阿道(54分)、前田大然(67分)
警告:チアゴマルティンス(累積1枚)、松原健(累積1枚)、マルコスジュニオール(累積1枚)
3月。しかし真冬の寒さの中で迎えたリーグ戦のホーム開幕戦。
広島には昨年マリノスで活躍したジュニオールサントスがいました。
スタメン
控え:高丘、伊藤、小池、渡辺、水沼、樺山、エウベル
ついに、新加入のエウベルがキャンプ中の負傷から復帰!
どんな選手なのかすごく楽しみです。
そして、ボランチポジションに入ったのは岩田。
川崎戦で和田さんが負傷したとのことでルヴァンに続いてボランチに入ることになりました。
試合の超ざっくり振り返り
この試合も試合を見ながらメモを取っていましたので、そのメモを記しつつ、見直して気づいたことも併せて書きたいと思います。
(前半)
・開始早々大然左足クロス練習しようなと思ったが、見直したらシュートだった
・この試合もマリノスはリスタート早めか?
・マリノスのセットプレーの守備はゾーン
・大然ヘディングシュート
→松原クロス、ニアに入れても良かったのでは?
→見直したらオナイウが相手守備に挟まれて厳しいな
・テル前後運動で裏狙い、オナイウ左右運動がメインで時々裏狙う
・今日は偽SBあり(ただし左サイドのみ。右はそこまで入らない)
・ティーラトンから大然へのパス、今年も合わずか?
→動くであろう大然に合わせてパスを出したいブンちゃん、ボール受けてから走り出したい大然という感じは今年も健在
・08:03大然ナイスプレスバック
・この試合もマリノスは追い込み漁か?
→広島のボールサイド側に集まりプレスをかけて奪うという感じ
・マリノスはイケイケドンドンと攻め急ぐ感はない
・21:49ケニー、パス一発で通そうという意識強すぎかも
・大然1点返す。岩田ナイスアシスト!大然もよく走った&諦めなかった
・やっぱり大然はWGではないか?2トップっぽいほうがやりやすそう。
→WGに入るならできれば、左足のクロスを習得してほしい。
・対角線フィードそういえば無かったような。
・岩田経由でパスを回すのがあまりできなかったと思う
→ジュニさんがついてたからか?
(後半)
・岩田→ナベコ(=渡辺)交代。ナベコがいろんなところに顔を出すことでボールが活性化
・前半と異なりロングボールを使うようになった
・前半タカが前に出て岩田が後ろで守る、後半はタカが後ろで守るっぽい
・アドゴール!ゴール見てない状態から反転してよくシュート打った
→でも、ポストプレーは改善の余地ありそう?
・62分オビ、ビッグセーブ!
・66分ナベコ、ハーフスペース突いてクロスから大然ヘディングゴール!
→こういうハーフスペースの飛び出しがほしかった。
・タカもハーフスペース飛び出したり
→ボランチが前に飛び出すようになると更に良い
・樺山、宏太(=水沼)IN。樺山がトップ下か?
・エウベルもマリノスデビュー
→守備もまじめにやる感じ。
以上こんな感じ。
マリノスの攻撃をデータで振り返る
ボールポゼッションとAttackMomentumとシュート数
(ボールポゼッションとシュート数)
70%超えとは高いですね。
(AttackMomentum)
後半の中間あたりで広島に攻め込まれるシーンがありましたが、それ以外は基本的にはマリノスが試合の主導権を握っている状態。
それだけにもう少し点を取りたかったな。
(公式記録によるシュート数)
内訳
1本:★畠中、★扇原、★岩田、エウベル
2本:樺山
3本:★オナイウ
4本:★前田
★=スタメン出場した選手
まさに打ち合いといった感じの両チームほぼ同じぐらいのシュート数。
気になるのはマルコス、テル(=仲川)がシュートゼロというのが…。
走行距離とスプリント回数
川崎戦の121.347kmを上回る、129.125キロ。
おそらくかなり走った方に入る試合だったかもしれません。
そういえば、飯倉(現神戸)やパギさん(現鳥栖)がいたころよりかはかなりGKの走行距離が少なくなりましたね。平均的なGKの走行距離といったところでしょうか。
確かに試合中もあまりペナルティエリアから飛び出すということが無くなりましたしね。
そして、相変わらず前田大然のスプリント回数が桁違い。
もちろん守備で戻るときの回数も含まれているのでしょうが、それにしても43回はすごいです。
(その他気になった数字)
※左側がマリノスの数字
・オフサイドが1回:今シーズン少し最終ラインが下がっているせいか、ハイラインからのオフサイドトラップが少ないというか…(まだ2節なのでなんとも言えませんが)
・デュエル勝利数や空中戦勝利数が広島より多い。まだ2試合ですが、今年のCBの2人の集中力はすごいと思います。
・クロス40本も入れて9本成功。もう少しピンポイントで前線の選手に合わせられたり、オナイウや前田が低いクロスにも詰められるようになるとさらに得点のチャンスが増えそうですね
まとめ
・オビがGKの1stチョイスなのはいまだ不明。(良い意味で)
→個人的には守備と、長距離フィードが評価されているのかなと。
・ブンちゃんの逆サイドまで中に入るのはあれで良いのか?
→偽サイドバックをやるのは良いのですが、さすがに自分の持ち場を離れて逆サイドまで行くのは大丈夫なのだろうかと思ったりします。
・流れの中では失点しなかった。広島の縦への攻撃についてはチアゴ、槙之輔がよく対応していた
・ペナルティエリア内でのファウルやハンドは気をつけよう!
→さすがにPK2本与えるのはダメ。
・2-0からよくぞ持ち直した!でも、後半の勢いがあれば逆転すらできたかも。
・ただ、押し込んでも残り3分の1のところで、どうゴールさせるかは課題が。
→クロスにあわせるだけでなく、真ん中をうまく使えるようになると良いかなと。
・岩田、負傷とのことだけどどの程度なのか?心配…
・ボス、珍しく試合中ほとんど座っていた気がする
と思ったら、勝利はできずとも試合内容には結構満足している感じでしょうか。
「素晴らしいサッカーができていましたし、試合も支配していました。ただ、あのような形で自分たちが点を与えてしまうとすごく難しい状況になってきますが、選手たちは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたと思います。」
この日の推し選手
・最推し:ケニーこと松原健、スタメンフル出場!
・2推し:テルこと仲川輝人、スタメン出場73分までプレー
・3推し:槙之輔こと畠中槙之輔:スタメンフル出場!
・4推し:喜田さんこと喜田拓也:ケガにより欠場
【この試合の頑張ったで賞】
この試合の頑張ったで賞は2ゴールを決めた前田大然と言いたいところですが、渡辺皓太選手にしたいと思います!
(理由)
ナベコが投入してから明らかに流れが変わり、前へ後ろへ右へ左へといたるところに顔を出し、大然のゴールをアシストするなど、彼のおかげで同点まで行けたため。
今回の記事を書くにあたって参考にしたサイト
・Jリーグ公式サイト
・Sofascore
・マリノス公式サイト